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2009年10月27日

小舞洩陽

カテゴリー: 鎌倉か邸


台風一過。

空は深く青く、
竹小舞から洩れる陽が
とても美しい日でした。

2009年10月24日

竹小舞かき隊、盛大に

カテゴリー: 鎌倉か邸

鎌倉か邸ではほぼ全て、
竹小舞を建主さんが行うことに
なっているのですが、

それだけでは
手が足りないということで、
有志を募って進めることになりました。

名付けて「竹小舞かき隊」。

今日はその初日。

初日だけあって、
なんとなんと、
建主さんを加えて、
総勢30名以上の方に
お集まりいただきました。

ありがとうございます!

また今日は初日ということもあり、
本職の左官職人、湯田工業から
お二人来ていただいて、
ご指導いただきました。

大勢の参加者と、
湯田さんたちの丁寧な指導で、
今日はだいぶ進みました。

本来1ヵ月くらい
かかりそうな仕事ですが、
今日の調子で仕事できたら、
あと3回で終わりそうです(笑)。

それと現場がにぎやかだと、
何だか楽しいですよね。

というわけで今後も皆さん、
何卒よろしくお願いいたします。

遠方の方も含め、
大勢集まってくださった方々。

呑み込みも早く、
作業はみるみると進みました。

上棟時に見学に来てくれた
はじめ塾の子どもたちも、
大勢駆けつけてくれました。

自ら率先して役割を見つけ、
てきぱきと行う彼らの仕事ぶりは
本当に見事で、
見ていて気持ちがいいです。

約30人分のお昼ごはんは、
建主さんが用意。

まるで上棟祝いのようです(笑)

というわけで、
たくさんの竹小舞が
完成しました。

2009年10月12日

瓦の下

カテゴリー: 鎌倉か邸


現在、瓦の下地となる
瓦桟が打たれているところです。

万が一瓦の下に
水が入ったとき、
それが流れ落ちるように、
瓦を留める役割の
横に渡す瓦桟は、
野地板から数mm浮かして
取り付けます。

数mm浮かすために
下に打っているのは、
本来壁などの下地で
木ずりとして使う、
厚さ7mmの薄い板。

一般的にこの部分は、
堅いスポンジのようなものを
使っていることが多いのですが、

瓦が水を吸い、風が流れ、
瓦の下が蒸れるという危険性が少ないので、
ここは敢えて、木を選択。

すると一時、
木格子屋根となります。

2009年10月5日

瓦到着

カテゴリー: 鎌倉か邸


今朝、群馬藤岡から、
達磨窯で焼いた
いぶし瓦が届きました。

運び手は、
五十嵐さん直々に。

焼いて、運んで、
しかも一人。

本当に頭が下がります。

2009年9月24日

文化の種蒔き

カテゴリー: 鎌倉か邸

鎌倉か邸は、
子どもたちと作る家。

一昨日昨日の上棟では、
大勢の子どもたちが参加し、
柿渋塗りや楔打ちを手伝い、

その「ごほうび」として、
餅まきを受けて大喜び。

そして今後は、
竹小舞かき、泥塗りと、
お手伝いの機会が
たくさんあります。

子どもたちにとって
かけがえのない思い出となり、
伝統的な建築文化を
後世に伝える機会の一つになれば、
と思います。

‘か’さん、
こうした場を提供してくださり、
ありがとうございます!