緑を容れる箱がたくさん
職人が
余った焼杉板を使って、
休み時間にプランター作り。
焼杉板と緑は、
相性がいいので、
端材活用としては、
ちょうどよいです。
いろいろなカタチがあって、
賑やかなことになっています。
職人が
余った焼杉板を使って、
休み時間にプランター作り。
焼杉板と緑は、
相性がいいので、
端材活用としては、
ちょうどよいです。
いろいろなカタチがあって、
賑やかなことになっています。
今日現場に、
建具屋の新井さん登場。
今日は、
外部建具を取り付けに来ました。
まずは、
こちらも大いに
できあがりを楽しみにしていた
玄関の格子戸。
私は、
カマクラというと、
どういうわけか、
武骨な井桁格子
という印象があって、
また建て主も
ゴツイので(笑)、
その井桁格子を
彼風に、仕立ててみました。
昔の家は、
格子で家の
職と風格を
表しましたからね。
しばらくじっと、
その格子を眺めていると、
目の錯覚で
格子の交点が沈んで見え、
玄関へと吸い込まれそうな
感じがします。
そして近くで見ると、
陰影が幻想的な印象。
重厚で奥ゆかしい、とは、
まさに彼らしい玄関といえそうです。
(誉め過ぎ?)
今使っている
接着剤の名前です。
昔から、
木と木をくっつけるのに使ったり、
あるいは絵描きの世界などで使われている
膠(ニカワ)が主成分。
膠は、
暑い時はサラサラの液体ですが、
寒くなると固めのゼリーのようになり、
この時期は
保温庫に保管しておく必要があります。
また使う際に
木にすりつけると
アロアルファもびっくり、
あっという間に
固まってしまいます。
ですのでちょうど今日、
9尺の長い天板をはぎ合わせる
作業をしていたのですが、
固まる前にはめ込まなければ、
と、大工は大わらわ。
確かにある意味、
使うにあたり、
「匠」の技が必要かも(笑)。
というように、
何かと‘クセ’の多い接着剤ですが、
成分が天然由来、
安全には替えられませんからね、
大工さんはたいへんですが、
その趣旨をご理解をいただき、
使ってもらっております。
私がいつも建具をお願いしている
杢正 新井さんのところへ
建主のKたちと訪れました。
新井さんは、
技術もさることながら、
細かいことも含めて、
確認の連絡をいただいたり、
あるいは提案をいただいたり、
仕事をお願いして、
実に楽しい方です。
また、どんな素朴な建具でも、
空間の雰囲気を読み取り、
木の表情を上手に見せてくれます。
建具は通常、
狂いが少ないように、
木の‘トロ’のような部分を使って
作るのですが、
しかしそれでも、
木目、色味などの見せ方で、
だいぶ印象が違います。
とくに表情が様々な
スギを使う場合はそうですね。
そうしたセンスも含めて、
建具屋さんの「腕」といえます。
ということで今日は、
木取りの打ち合せと、
内部建具に使う、
和紙の色を決めました。