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2007年12月4日

側桁取り付く

カテゴリー: 鎌倉く邸


てっぽう階段の側桁が
取り付きました。

これで何となく、
階段の形状が
見えてきました。

23cm×17.8cmと、
勾配が緩やかなので、
約4.3mの長い側桁。

普通材木屋さんでは、
こういった幅広の板は
4mで在庫しているので、
それより30cm長いだけで、
この板を2枚調達するのに
苦労したものです。

といって、緩い勾配は、
譲れませんからなあ。

2007年11月30日

階段墨付け始まる

カテゴリー: 鎌倉く邸


めっきり、
冬ですなあ。

お日さまが見えないことが
多いから、
余計に寒く感じます。

さて現場のほうは、
大工の造作工事が佳境。

今週から、
階段の墨付けが
始まりました。

2007年11月27日

案外、

カテゴリー: 鎌倉く邸


小壁の下地の
木ずりから漏れる光。

案外、下地の状態に、
はっとさせられることが
あります。

願わくば、
そのままにしておきたい。

って、竹小舞のときも、
そう書いたな。

2007年11月22日

玄関造作進行中

カテゴリー: 鎌倉く邸


左手に見えるのは、
傘収納および光の飾り棚、

右手に見えるのは、
せいたかのっぽの靴箱、

足元に見えるのは、
五十嵐さんの達磨窯で焼いた敷瓦、
深草洗い出し仕上げの土間に、
一部はめ込む予定です。

しかし右手の靴箱、
底板を土間から30cmほど浮かしているので、
腰掛けのよう。
実際座ってみて、
ちょうどいい感じ、です。

2007年11月19日

寒空

カテゴリー: 鎌倉く邸


寒い日が続き、
ようやく年の瀬を
意識するようになりました。

見上げると、
今日の空は、
寒そうです。

今晩は(も)鍋だ。

さて、現場のほうですが、
玄関の庇は、
野地板が貼られ、
あとは瓦が載るのを
待つのみです。

2007年11月17日

玄関庇を組み上げる

カテゴリー: 鎌倉く邸


お昼、アツいモツ鍋を食べたあと、
大工三人衆は、玄関庇を組み上げる作業。

木材という線が立体になる、
棟上作業の縮小版みたいなもので、
やはりこういう作業は、
見ていてワクワクしますね。

この庇は、
3寸5分間隔の垂木が、
1尺間隔と密に並んでいます。
私がこの辺りのとある場所で、
同じ材寸の柱が同じ間隔で並んでいる
古い板塀を見かけたことがあるのですが、
非常に美しかったので、
ここの垂木に応用してみました。

実際組み上がってみて、
下から見上げても、
遠くから望んでも、
また玄関框のあたりから
眺めても、
私はやはり、
連続した垂木の意匠に
心惹かれます。

来週ここに、
五十嵐さんが達磨窯で焼いた、
燻し瓦が載ります。
それも楽しみ!です。

ぷち上棟前祝い?

カテゴリー: 鎌倉く邸


今日は午後、
玄関庇の棟上作業、
その前祝い?としてお昼、
建て主、職人、それと私の家族とで、
現場の庭先でモツ鍋大会。

昨日の昼、
Yさんがモツ炒めを
現場にあるカセットコンロで炒め、
うまそうに食べていたので、
「じゃあ明日の昼は、鍋にすっか」
という話になりました。

しかし私は、
てっきり今日の昼前から
仕込むのかと思っていたのですが、
昨日その話を職人に持ちかけた後、
さっそく職人たちが昼休みの間に、
近くの肉屋でモツを買いこんで仕込むという、
気合の入れよう。

やはり一晩寝かしたので、
味が具に十分しみ込み、うまい!
さすが、気合を入れただけのことはあります。

そして今日は
急にグッと冷え込んだ日だったのですが、
アツアツのモツ鍋と、
にぎやかな雰囲気で、
身も心もあたたかくなったのでした。

2007年11月16日

下地窓の下地

カテゴリー: 鎌倉く邸


居間と和室を結ぶ、
フスマの上の垂壁にある
下地窓の下地。

竹小舞を仕込み、
中塗りを塗った状態です。

2007年11月14日

りんとした壁 ほわとした壁

カテゴリー: 鎌倉く邸

土佐漆喰の押さえ塗。
少し黄味がかった光沢が、
部屋を明るく照らし、
そして背筋を真っ直ぐに
伸ばしたくなるような壁。

ほんのり赤みを帯びた土壁。
赤色ゆえの存在感を示しつつも、
居る人をやさしく包み込み、
そして光の具合によって見せる違う表情が、
玄奥な雰囲気を醸し出してます。

それぞれの部屋は、
背中合わせ、
光の射しかたは、
ほぼ同じであるはずなのに、
一歩踏み入れると
全く違う表情の部屋であることに、
驚かされます。

2007年11月8日

外壁の焼杉板貼り進行中

カテゴリー: 鎌倉く邸


秋に建て主たちと焼いた杉板が、
貼られ始めています。

いい色だなあ。
この深みのある色は、
炎の力ならではですね。

早く全貌が見たい。