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2013年4月18日

つぶつぶが連なる軒先

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

化粧野地板が貼り終わり、
野地板上を通気するための
穴の開いたステンレス板も
取り付けられました。

するとステンレスの穴が、
影になって垂木に転写。

つぶつぶが連なる
軒先となっています。

2013年4月15日

宴のあと

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

先週金曜日、
約20名いた現場は、
今日大工2名。

あの日賑やかだっただけに、
より静かに感じます。

今朝、野地板が届き、
今日から本格的に、
現場仕事が始まります。

2013年4月12日

鎌倉みや邸上棟

カテゴリー: 鎌倉みや邸

4月の大安吉日の今日、
鎌倉みや邸は
無事上棟しました。

建主さんが、
自分は雨男、と、
謙遜されていましたが、

青空が広がる
とてもよいお天気!

日なたにいると、
太陽が熱い!
と感じるほどでした。

さて、今日の建前は、
敷地の都合で
手興しでした。

敷地に余裕がある場合は、
クレーンが付いた車で、
材木を吊り上げるのですが、
今回は全て人力。

大きな材料もあるので、
大工さんたちは
たいへんだったかと思いますが、

しかし手興しの場合は、
クレーンが吊り上げている時間を
待つことがなく、

人数がいれば、
同時に複数の場所を
仕込むことができるので、

思いのほか順調に
仕事が進みます。

現に今回は、
13時半過ぎには、
棟木を納めることが
できました。

また何といっても、
カケヤで叩く音と
掛け声(時に笑い声)だけが響くさまが
私は好きです。

棟木を納めた後、
垂木も全て納めて、
それでも夕方まで
時間が余ったので、

ゆっくり身体を休めて、
ゆとりある心持ちで、
上棟祝の宴に
臨むことができました。

またその宴では、
建主さんのご手配で大ごちそう。

この家づくりを
大事にされている気持ちが
ひしひしと伝わってきました。

これから本格的に
現場で仕事が始まりますが、
安全第一!

手興しなので、
一つの通りに、
八人がかり。

重い尺梁は、
六人がかり。

梁の合間を縫って、
2階床梁を持ち上げます。

上げきって、
安堵と達成感の
空気が流れます。

2階床梁、
完成の図。

小屋梁にも、
大きな梁があるので、
大工さんたちには、
ご苦労をかけました。

最後の棟木は、
建主さんと、
刻んだ大工たちが
力を合わせて叩きました。

きらくなたてものやの
恒例行事です。

引き続き、
垂木取付。

まだ空が
広く感じます。

まだ日が高いうちに、
垂木も完成を迎えました。

ほぼ完成!

祝上棟!

広い場所に
紅白の幕を掲げて、
上棟祝いの準備を行う
きらくなたてものやの所員たち。

建主さんには、
たいへんなごちそうを
用意していただきました。

なお、直営方式で現場を進めると、
関わる職人みんなから
上棟祝いのお酒を奉納していただくので、
お酒がいっぱい
立ち並ぶことになります。

酒好きには、
たまりません(笑)。

2013年4月11日

2013版お知らせ看板

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸に登場した、
大工の提案・製作による、
2013きらくなたてものや版の
建築確認済を証する
「お知らせ看板」。

チラシなどを
置いておくことができます。

上棟前夜

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

明日の建前に向け、
足場が架かりました。

お天気もよさそうだし、

いよいよ明日、上棟です。

2013年4月9日

材木搬入

カテゴリー: 鎌倉みや邸

今日現場に行くと
材木屋と大工がいて、

ちょうど刻んだ材木を
現場に搬入するところでした。

私も、
また現場に居合わせた水道屋も、
手伝って材木運搬。

実はこの直前に
ホーロー製の重い重い浴槽を、
大工たちの力を借りて運びました。

職人みんな顔なじみなので、
こういう時はお互い助け合う
きらくなたてものやです。

大工+材木屋+水道屋。

ホーロー製の浴槽も、
所定の位置に納まりました。

2013年4月6日

鎌倉みや邸のカキシブ隊(最終回)

カテゴリー: 鎌倉みや邸

今日は「爆弾低気圧」という
物騒なお天気が
近づいてくる天気予報でしたが、
予定どおりカキシブ隊。

鎌倉みや邸にとって、
最後のカキシブ隊です。

参加者は、
建主さんご夫婦、
建主さんのお母さま、
建主さんの奥さんのお父さま、

きらくなたてものやから所員2名、
(私は夕方合流)
という顔ぶれ。

予報どおり
午後から雨が降り出し、
夕方になると
激しく降ってきましたが、

今日は屋根の下で
作業だったので、
問題なし。

多少作業効率は
落ちましたが、

建前に必要な材木は
全て塗り終わることができました。

あとは
お天気がよいことを祈りながら、
来週12日の建前を待つのみです。

今日は雨でもよいから、
空の水が全て落ち切って、

来週はずっと、
晴れてほしいと思います。

と思って、
週間天気予報を見てみたら、
来週は概ねお天気がよさそうで、
よかった!

今日の成果品。

先週まで塗った材木は、
梱包されて、
搬出を出荷を待ちます。

2013年4月5日

建前前に浴槽搬入

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

来週の建前に向け、
大工のほうの準備も、
現場のほうの準備も、
順調に進んています。

しかし今回は、
これまでと一つ違うことが。

そう、ご覧のとおり、
ホーロー製の浴槽が
建前の前に
搬入されてきました。

いつもだったら、
造作工事の頃に
浴槽がやってくるのですが、

今回は高基礎の間
いっぱいいっぱいの長さの
浴槽のため、

造作工事が進んでいる頃だと
約140kgほどある超重量級の
浴槽を搬入することは
困難を極めると判断し、

いっそのこと建前の前に
納めることにしました。

ということで今日は、
運送屋さんと水道屋さんと、
タイル屋さんと私の4名で搬入。

運べないことはないけど、
こりゃ確かに重い…(笑)

週末浴槽の下地をととのえて、
来週火曜日、
所定の位置に納める予定です。

その時はまた、
みんな現場に集合!

2013年3月31日

過程の美

カテゴリー: 鎌倉みや邸

先日書いたとおり、
カキシブ隊では
文字どおり1本1本の材木を
つぶさに観察することが
できるわけですが、

とくに昨日のような
2階の床梁を塗ると、

たくさんの種類の継手・仕口に
出会うことができます。

これらの大工仕事は、
実用としての結果ですが、

造形としても
心惹かれるものがあり、

また想像力をかき立てられて、

眺めていて楽しいです。

私たちがめざしていることの一つは、
「伝統工法」というよりも、

過程が楽しいこと、美しいこと

その成果として、
味わい深い空間を作ること
なのかもしれません。

こうして並んでいると、
機関車が並んでいるようですね。

通し柱に刻まれた
落し蟻の仕口。

抽象画のようです。

2013年3月30日

早春のカキシブ隊(第2回)

カテゴリー: 鎌倉みや邸

天気予報では曇り、
しかし実際は
わずかに霧雨のお天気。

カキシブ隊は
雨に当たってはなりませんが、
しかしそれでも
カキシブ隊を決行。

今日は
材寸の大きい2階床梁の塗装を
予定しており、

それなりに場所が必要だったのですが、

たまたま材木屋さんの下小屋が
広く空いていたので、
そこを使わせていただきました。

さて今日の参加者は、
建主さんご夫婦、
建主さんのお母さま、
建主さんの奥さんのお父さま、

いつもありがとうございます!
日野の‘い’さんと、
大和の‘ほ’さん、

そしてきらくなたてものやから3名。

なお、私は11時頃合流、
‘ほ’さんは午前までの作業でした。

なにしろ今日は、
2階床梁と通し柱と、
大きな材木ばかりでしたが、

10時休みを取らずに
がんばっていただいたこともあり、

3時のおやつまでには
柿渋を塗る作業が終了、

そしておやつを食べた後に、
材木を積んで、

いつもより早めに
終わることができました。

さあ次は来週4月6日。

残るは柱と小屋束で
おしまいです。

今日の成果。

前回塗った材木たち。

しっかりと色づいています。