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2013年3月18日

カキシブ隊は木の勉強

カテゴリー: 鎌倉みや邸

先週土曜日は、
カキシブ隊を結成したのですが、

その時改めて感じたことは、

カキシブ隊は、
木の勉強になるということ。

大工が刻んだ材木に
一本残らず柿渋を塗るのですが、

持った時の感触、重さ、香り、
木目の表情、反りや曲がり、

一つ一つ違うことに
気づかされます。

そして、

木は木表側に反るとか、

赤身や黒芯の木は重いとか、

板目とか柾目とか、

教科書に書いているようなことを
肌で知ることができます。

眺めるだけではく、
材木に手を施すことによって、
感じられることがたくさんあります。

素材だけではなく、
大工の息づかいも。

建築を学ぶ学生さんなどには、
ちょうどよい機会かもしれません。

2013年3月16日

早春のカキシブ隊(第1回)

カテゴリー: 鎌倉みや邸

本格的な春の訪れを思わせる
あたたかい陽気、

花粉症を除けば
たいへん心地よい空の下、

今年初のカキシブ隊を
結成しました。

参加者は、
建主さんご夫婦、
建主さんのお母さま、
建主さん奥さんのお父さま、

いつもご参加いただいて
本当に頭が上がらない
日野の‘い’さん、

木の建築を勉強中の
左官職人‘や’さん、

きらくなたてものやから3名、

合計9名による作業。

今日は、
垂木、土台、小屋梁を塗りました。

皆さんがガンバッタ
ということもありますが、

晴れていてよく乾くので、
気のせいかいつもよりも
作業効率がよかったような気がします。

この調子で次回は3/30!

また晴れるといいな。

2013年3月15日

わくわくめいろ

カテゴリー: 鎌倉みや邸

今日ちょっと
鎌倉みや邸に立ち寄りました。

こうして改めて
基礎を見ると、

子どもの頃描いた
迷路のようです。

それもそのはず、
床下の点検が行き届くように、
人通口を設けているので、

そこを通れば、
布基礎をまたがなくても、
迷路のように基礎の隅々まで
行きわたることができます。

2013年3月8日

白亜の基礎完成

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

基礎工事完了。

白亜の基礎が、
露わとなりました。

その後水道屋が入り、
外構関係の土間を打って、
来月予定の上棟に
備えます。

それにしても今日は、
花粉が多いなー。

自転車でここまで来たら、
一気に目が腫れてきました。

2013年2月13日

配筋検査と梅の花

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

今日は私たち、および、
瑕疵担保保険に伴う
基礎の配筋検査。

隅々まで確認。

ほとんど
問題ありませんでしたので、

明日コンクリートを
打設する予定です。

検査にはやはり、
緊張感が伴いますが、

敷地内でほころび始めた梅の花が、
ほっとするような
癒しを与えてくれました。

2013年2月5日

春の訪れを感じつつ

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

この現場は、
古い家を解体して
建て替える仕事のため、

元々の庭が
ほとんどそのまま
残ります。

その場合、
庭木の草花を楽しみながら、
仕事をすることができます。

この季節は紅い椿が満開、

そして梅の花が
たくさんの膨らみかけた
蕾を付けていました。

今日はあたたかいとはいえ、
厳しい寒さの日が続いていましたが、

確実に春のあしおとが
聞こえ始めているようです。

根伐り

カテゴリー: 鎌倉みや邸

今朝から根伐り開始。

平たく申せば、
基礎を作るために、
土を掘る作業です。

ここは「史跡名勝天然記念物」の
敷地に該当するため、

根伐にあたり
鎌倉市の文化財課の方に
お立ち会いいただきました。

様子を見ていただき、
工事を進めてOK!
のご返事をいただきましたが、

ひとかけらだけ、
「これは土器かもですね。」
というものが出てきました。

ついでに色々と
史跡に関する話を
お聞かせいただいたのですが、

それがとてもオモシロイ!

鎌倉時代の建築や
暮らしの様子などを
垣間見ることができました。

市の文化財課で、
カルチャー講座など開いたら
面白いかもしれませんね。
(既にやっているのかな?)

2013年2月4日

事始め

カテゴリー: 鎌倉みや邸

立春大吉。

きらくなたてものやの日記も、
今日から新たなページでスタート。

ただし、以前のブログで
掲載していた家づくりの記録は、
引き続きそちらのほうに
記事を上げていきますので、

しばらく両方を
よろしくお願いします。

さて今日は、
扇ガ谷の鎌倉みや邸にて、
地鎮祭の日でした。

暦どおり、
春が来たような
あたたかな日。

天気予報では、
今日は天気が不安定とのことで、
実際式の途中も、
厚い雲がかかり始めましたが、

雨に降られることなく、
無事式を終えることができました。

これで地鎮祭の
「晴れ」記録更新!

地鎮祭が終わったあとは、
解体前に引き続き、近隣の挨拶と、
遣方(敷地に建物の配置と高さを正確に印す作業)。

暦の節目とともに、
この敷地で本格的に
仕事が始まります。