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2012年5月19日

春のみなみ

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

(撮影:畑拓)

家族みな

南を向いて

ひるごはん

光の帯が

降り注ぐ春

2012年5月15日

二階の床はスギの板

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

(撮影:畑拓)

階下から

晩ごはんよと

声かかり

赤身ばかりを

踏みつつ向かう

・・・・・・・・・・

そういえば、
手広た邸の完成した様子を
ほとんど紹介していませんでした。

これから折を見て、
紹介していきたいと思います。

2012年3月14日

栗の竿掛、藤の竿置

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

一昨日の昼前、
左官屋の湯田さんから連絡があり、
手広た邸にすぐ来れる?とのこと。

駆けつけると、
湯田さんたち3人の
いたずらっぽい、
うれしそうな顔。

するとアプローチの部分の両脇に
栗の木を焼いて作った竿掛と、

足元には、
大きな藤の蔓で作った竿置が、
できていました。

建物が完成しかけの頃、
建主さんから車止めの相談があり、

それを受けて湯田さんと、
どんなんがいいかねえ、
という話をしていたのですが、

先日湯田さんたちが
竹小舞用の竹を伐りに行った際、

里山の中で
材料を見繕ってくれたようです。

この人たち、
確か左官屋なんですけどね(笑)

壁だけではなく、
空間を美しく仕上げることが
大好きな人たちで、

左官屋の域を超えて、
もはや芸術家です。

もちろん、
湯田さんたちが塗る壁は、
たいへん美しいです。

2012年3月13日

コウヤマキの腰掛

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の玄関の脇に、
腰掛があります。

腰掛の下には、
足固めが入っているのですが、

それを利用して、
玄関先で友だちたちと
茶飲み話でもする時にあればと思い、
座れるように板を取り付けました。

板の樹種は、
耳付のコウヤマキ。

なかなか手に入らない木ですが、
ご縁でこの場所に来ました。

香りのいい木なので、
玄関先で香りを
楽しんでいただければと
思います。

2012年3月5日

床に映った光帯

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は寒かったので、
温かさを感じる写真を1枚。

先週鎌倉手広た邸を訪れた際、
玄関を入ると

目の前の床の上に
簀床をすり抜けて、
温かそうな光の帯が
映し出されていました。

季節やお天気次第で
様々な楽しみを与えてくれる
簀床です。

2012年2月27日

三種の格子が重なる

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日はとてもお天気がよい日。

ガラス張りのサンルームから
玄関頭上にある構造上の格子を見ると、

バルコニーの横格子と簀床の格子が
ガラスに映し出され、

三種の格子が重なる
幻想的な光景が浮かび上がりました。

小さな草花の力

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は朝から
写真家による撮影の日。

撮影の際、
いつも思うのですが、

つい最近まで
「ゲンバ」だった場所に、
用意してくださった草花を
一つ飾るだけで、
まるで世界が違って見えます。

小さいけど草花の持つ力は、
大きいですね。

2012年2月26日

さみしい気持ちで

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

昨日の完成見学会の後、
すっかり日が暮れた時間に
現場を訪れて、

夜の様子を
写真に収めました。

明日は仕事で出たり入ったり、
明後日はお引越し。

夜ゆっくりと
この場所を訪れるのは、
これが最後です。

夜、ということもありましたが、
さみしい気持ちで、
シャッターを押し続けました。