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2012年1月18日

もう少しでご開帳

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

毎日賑やかな現場の中、

南側の幅の広い
縁台兼バルコニーが完成し、

あとは縦樋が付けば、
足場が外れます。

足場が外れて
遠目に見える姿が
楽しみ!です。

だけどこうして
毎日賑やかなのも
楽しいなあ(笑)

空に騙され、ゲンバであたたまる

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

陽射しがみなぎり、
青の深い空、

昨日体調を崩したので
久しぶりに踏み出した
家の外は、

空の色からは
想像できぬほど、

空気がキリリと
冷えていました。

お昼前、
所用で手広た邸の現場に行くと、
何やら美味しそうな香り、

近所のお昼の匂いかな、
と思ったら、

現場の庭先の
カセットコンロの上に
何やら美味しそうな鍋が。

そういえば数年前は、
こうしてたびたび
お昼現場で
何かやらかしてたなあ(笑)。

今日は現場に
大勢仲間がいたので、

なおさら
あたたまりました。

2012年1月16日

簀床完成

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

先日この場で
作る過程を紹介した
サンルームの簀床が
完成しました。

大工の古口くん、
おつかれさまでした!

この床の上のサンルームが
文字通り陽のよく入る場所なので、
光の漏れ方が、
楽しい感じになりそうです。

2012年1月13日

現場があたたかい理由

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の居間の上に、
サンルームがあるのですが、

その部分の床を、
格子のようなスノコとしています。

熱の行き来や、
スリット状に漏れる光などをねらって
このようにしたのですが、

藤間さんから独立して
初仕事の大工の古口くん、

甲乙梁を格子の割付にしたがって
彫り込むという、
たいへん手間のかかる方法を
とりました。

この方法だとより正確に
水平に床を納めることができます。

手早い方法を考えることも
大事なことと思いますが、

よりよい方へと持っていくために
笑顔で敢えて苦労を選ぶ彼の姿勢は、
とても応援したくなります。

私だけではなく、
この現場は、
他の職人たちも含めて
彼を応援しようという
あたたかい気持ちが
溢れています。

大工四人

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の現場は、
完成を間近に控えた今、
今週はずっと大工4人体制。

3人が家の中の造作仕事、
1人が外のバルコニー。

左官屋さんたちも現場に乗り込み、
今たいへん賑やかです。

朝、水道管が凍るほど
寒い日が続きますが、

賑やかだと
気分的に寒さが和らぎます。

2011年12月29日

黒柿の脚

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の
靴箱の脚。

たまたまか必然か、
黒柿の木片が
コグチくんの手元にあったので、

加工してここに
使ってみることにしました。

2011年12月28日

「ワクワク」を出し合う

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

玄関の靴箱をどうしようかと、
大工としばらくの間、
配置や高さ、素材や納めを
現場で合わせながら議論してたら、

いい感じになりそうで、
ワクワクしてきました。

図面とは違うものになりますが、

こうして現場で
お互い知恵を出し合いながら
職人たちと議論し、
結論を出すのも、

職人とともに作る
木の建築の楽しさの一つです。

とくにこの家の棟梁のコグチくんは、
ここにきて様々な「ワクワク」を
仕掛けてくるので、

私も「ワクワク」で
反撃することにしてます(笑)

2011年12月9日

現場のたびに、木ずり礼賛

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

内法や階段などが決まり、

それに伴って、
壁の下地も決まりがついて、

その場所に木ずり板が
打ち付けられていきました。

竹小舞と同様、
木ずりも土で覆い隠すのが
もったいないと思う
壁の下地です。

とくに、
そこから漏れる光が
美しいです。

いわゆる産廃処理材が
出ないというのも、
ありがたい話です。

2011年12月6日

洗面台の骨格

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

ヒノキによる
洗面台の骨格が
できあがりました。

これに洗面ボウルが入り、
棚板が入り、
鏡が入って、
できあがりとなります。

2011年11月30日

灯りに照らされた玄関頭上の格子

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

昼間の葉山と邸に引き続き、

光の当たり加減で生まれる
格子の表情が面白いのは、

日が暮れてからも同様です。

手広た邸にて、
玄関頭上の井桁に組まれた格子が
闇の中で現場の灯りに照らされ、
妖しい影を映し出していました。