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2010年11月11日

鎌倉た邸101111

カテゴリー: 鎌倉た邸

中学生に
現場を見学させるため、
鎌倉た邸へ。

左官屋は今、
裏返し塗りの最中。
今週には終わりそうな感じです。

美しい竹小舞も、
これまではまだ
裏から見ることができたのですが、
数日内でほぼ土の中に
埋もれてしまいます。

一方、大工は今、
内部造作の真っ只中。
二人で枠廻りを中心に
加工を進めています。

2010年11月5日

小舞が土に埋まる

カテゴリー: 鎌倉た邸


空の青が澄むにつれ、
夕暮れが早くなります。

今日も現場などを
回っていたら、
いつの間にか、
日が暮れていました。

最後立ち寄った
鎌倉た邸では、
竹小舞がほぼ土に
埋まっていました。

来週あたりから、
土に砂を混ぜて、
裏返し塗りです。

所員と三人で
足場のシートを
元に戻していたら、
帰り支度をしていた
左官屋さんたちが
手伝ってくれました。

けっこうこの作業は
時間かかるのですが、
おかげで
どっぷり暗くなる前に、
終わりました。

ありがとうございます!

お互い助け合う、
きらくなたてものやの
仲間たちです。

2010年11月2日

束の間のご開帳

カテゴリー: 鎌倉た邸

現在、鎌倉た邸では、
荒壁土塗りが
始まっています。

現場は
先日の台風のため、
足場のシートを
括ったので、

立面の状況が
よく分かるように
なっています。

しかし、
今はたまたま
音や埃の立つ
仕事ではないので、
このままにしていますが、

早く元に戻さねば。

2010年10月30日

台風来るぞ

カテゴリー: 鎌倉た邸


夕方関東地方に
台風が接近するというので、
足場のシートを
まとめに行きました。

この仕事、
意外に手間がかかるのですが、
大風で足場が崩れても
いけないですからね、
ずぶ濡れになりながらの
作業でした。

幸い途中から
電気屋が手伝ってくれて、
助かりました!

作業後現場で
一服したいところでしたが、
雨合羽をすり抜けて
服が濡れていたので
早く家に帰って
シャワーを浴びる
ことにしました。

そういえば、
肌寒い時期に
台風が来るのも
めずらしいですね。

2010年10月28日

小舞が終わる

カテゴリー: 鎌倉た邸

夕方現場に寄ると、
竹小舞が終わり、
一部荒壁土塗りが
始まっていました。

竹小舞かきが
始まったばかりと
思っていたのに、
時間の経過は
早いですね。

日が暮れて、
現場の灯により
映し出される小舞の影が
とてもきれいでした。

2010年10月22日

クリにシャクリ

カテゴリー: 鎌倉た邸


連続するクリの梁に、
電気配線を通すための溝を
大工がしゃくっていました。

木組みを現す場合、
電気配線は露出とするか、
こうして梁の溝に
通さなければなりません。

いずれにしても電気工事は、
大工とよく協力して
進める必要があります。

2010年10月19日

竹小舞中2

カテゴリー: 鎌倉た邸

竹小舞の仕事が
1階に降りてきました。

今日は
左官屋さん一人で
黙々と仕事を
進めていました。

2010年10月15日

竹小舞中

カテゴリー: 鎌倉た邸

2階の壁から、
左官屋さんの手で
竹小舞かきが
進んでいます。

少し手を
動かしたいところですが、
次があるので、
現場を後にしました。

2010年10月7日

竹小舞始まる

カテゴリー: 鎌倉た邸


横浜こ邸の荒壁土塗りが
一段落した左官職人ご一行が、
今週から鎌倉た邸に乗り込み、
竹小舞かきを始めました。

まずは間渡し竹の仕込みです。

2010年10月1日

カツオが待つ

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸では、
瓦葺きが進んでいます。

今回の瓦は、
久々に古代瓦。
釉薬を敢えて塗らない、
素朴な風合いの瓦です。

昔ながらの達磨窯で焼く
藤岡の五十嵐さんの瓦は、
いずれも呼吸し、
調湿作用がありますが、
この瓦はとくに
その効果が高いので、

鎌倉のように
凍害の心配が
ほとんどない地域では、
瓦も下地も
より長く持ち、
むしろ気候風土に
適しているのではないかと
思っています。

さてその瓦、
桟瓦葺きが終わり、
現在棟の部分の施工。

熨斗瓦と‘かつおぶし’が
待ち構えています。

素朴な風合いの古代瓦。

棟の部分。
谷の納まりが
よく分かります。

かつおぶしのような
面戸瓦。