ブログ
2014年11月7日

急きょ棟上げ

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

来週月曜日に
建前を予定していたのですが、

昨日大工から電話があり、
「明日建てたいのですが。」

確かに来週の天気予報を見ると、
来週はずっと雨模様の様子。

建主さんにも確認して、
今日急きょ建てることにしました。

建前を雨で延期したことはありますが、
前倒しは初めて(笑)。

大工が短期間でも
順調に刻めた証拠でもあります。

しかし急きょ日程を変更したので、
朝現場に居合わせたのは、
大工三人と私だけ。

私は補助的に
お手伝いできれば、
というぐらいに考えて、
一応動ける服装はしていきましたが、

結果、がっつり
叩かせていただきました。

建前は
見ているだけでも楽しいですが、
やはり一緒に汗かいた方が
楽しいです。

11時前には棟が上がってしまい、
なんか物足りない気分(笑)。

なお最後の一本の棟木は、
建主さんに安全な場所に
登っていただき、
叩いてもらいました。

2014年11月4日

2014晩秋のカキシブ隊

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

朝家を出たら、
雲一つない秋空。

そんなとてもよいお天気の下、
今日は久しぶりに
カキシブ隊が集まりました。

平日にもかかわらず、
今日は建主さん2名の他、
子どもたちも含めて
何と9名の方にご参加いただき、

私は所用で
途中で失礼させていただきましたが、

一日で全ての木を
塗りきることができました。

今朝の作業開始の頃は、
なかなか作業が進まず、
どうなることやらと
思いましたが、

次第に人が集まってくると、
みるみる材木の山が減っていき、

人の数の素晴らしさを
痛感いたしました。

とくに子どもたちの存在は、
ありがたいですね。

十二分に労働力に
なるだけではなく、

なんというか、
その場を和ませてくれる
力を持っています。

また久しぶりに
柿渋塗りをして改めて感じたことは、

この作業は、
柿渋だけではなく、
材木に愛情を摺り込む
作業だということです。

人が集まった人数の掛け算で
愛情が摺り込まれたこの材木たちは、
来週月曜日、上棟予定です。

2014年10月24日

アメニモマケズ基礎工事

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

ここのところ続いた
アメニモマケズ、

予定どおり基礎の鉄筋が
できあがりました。

明日午後にコンクリートを
打つ予定です。

2014年10月15日

石ととのう

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

現場に転がっていた石が、

建築工事に先立ち、
庭師の遠山さんの手で、
こうして立派に
並べられました。

毎日これを眺めながら
現場を進めることになります。

人間の手で作られた
自然の造形は
やはりいいですね。

これも「里山」に
通じるものがあります。

2014年10月14日

甘い香りに包まれて

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

台風一過。

これ以上青くはならないだろう
というほどの澄みわたる青空の下、
遣り方。

この敷地の中心には
私も大好きな
カツラの木が立っているのですが、

秋真っ盛りのこの時期、
カツラならではの
ほのかに甘い香りが漂っています。

気持ちよい青空と
この甘い香りに包まれて、

今日から本格始動です。

2014年10月13日

雨の前に地縄張り

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

台風の影響で、
今日は雨かと思っていたら、
午前中はどんより空に
留まってくれて、

予定どおり
大工と地縄張りを
行いました。

敷地に白い縄を張り、
建物が建つ姿を
想像してみました。

緑溢れる現在の庭が
囲われた中庭のようになるさまが
楽しみです。

2014年10月9日

庭の整理から始まる物語

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

来週から本格的に
鎌倉浄明寺で一つの物語が
動き始めます。

現在の庭に、
離れの小屋を作る計画。

それに先立ち、
今日は造園屋の遠山さんに来ていただいて、

庭の整理とともに、
風致地区で定められた緑化率を満たすために、
3本の木を植えました。

現状の庭に
これだけ木が生えていても、
さらに木を植える必要があるという
この風致地区における緑化の条件、

建主さんには
金銭的なご負担を
かけてしまいますが、

私は「賛成」です。

石は捨ててはいけない

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸

鎌倉浄明寺に邸にて。

植樹と剪定材の整理は、
弟子に任せて、

遠山さんは、
ずっと石と
向き合っています。

建物を建て替える時など、
石は絶対に処分しては
いけません。

とても処分費が高い、
ということもありますが、

石を活かすことが大好きな
造園屋の遠山さんが
ステキに息を
吹き返してくれます。