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2012年12月14日

楽しい悩み

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

1階の主要な部屋の壁は、
中塗り仕上げの予定。

とういことで、
色をどうするかを
決める必要があります。

建主さんと、
色見本から3つに絞って
現場の色々なところに
色見本を置いて検討したのですが、

どれもいいな(笑)

気分や季節によって
変えたいくらいです。

しかしこれは、
最高に楽しい悩みです。

さあ、結論やいかに?

2012年12月6日

半生半乾

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

冷たい雨が降ったり、
肌寒い日が続きますが、

荒壁土のほうは、
順調に乾いております。

今は半分湿り、
半分乾いたといった状況。

この表情が
仕上げになると思うと、
ワクワクします。

仕事に事欠かない

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

竹小舞かきが終わって、
ホッと一息ついたのも束の間、

建主さんたちに待っていたのは、
外壁に貼る板に
柿渋コートを塗る仕事。

毎日現場に来ては、
少しずつ進めてくださっています。

今日はあたたかな日和で、
作業するにはちょうどいい日でしたね。

現場で「ラグビー」

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

‘そ’ちゃん、
現場の吹抜けから
ラグビーボール(の形をしたクッション)発射!

子どもって悪いことする時って、
なんでこんなに活き活きと楽しそうなんやろ。

ところでこの
ラグビーボール型のクッションは、
私が高校時代、
菅平の合宿で買ってきたものです。

現在は車で仮眠する時の枕として、
車の中に置いてあります。

これを見つけた‘そ’ちゃんと、
しばし現場で遊びました。

将来本物のラグビーをやることに
ちょっと期待(笑)

2012年12月4日

艶めかしい壁

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

土を塗って数日後、
乾きを待つ土壁。

なめらかな土が
灯りに照らされて、
艶めかしく映ります。

現場の夜景が映える季節

カテゴリー: 町田か邸

昨日のことですが、
夕方から町田か邸へ。

するとあっという間に
陽が暮れてしまいました。

現場にいると、
陽の長い短いが、
如実に分かりますね。

そして冬は、
現場の夜景が
美しい季節でもあります。

とくにここは、
玄関に入って見上げた時の
格子床がお気に入りです。

今は竹小舞が覗く土壁との
ツーショット。

そのうちにこの壁も
全面に土が塗られていきます。

2012年12月1日

乾きを左右するのは

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

今週から本格的に
竹小舞に土を塗り始めました。

例年に比べて寒く、

土を塗るには
ギリギリのタイミングでしたが、

乾燥している時期のためか、
思いのほか順調に
乾き始めています。

むしろ暑い夏季よりも
乾きが速いかもしれません。

土の乾きは、
温度よりも湿度に
左右するのかもしれません。

2012年11月28日

土塗り始める

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

建主さんたちが施工した竹小舞に、
今週から土が塗られ始め、

家の中の光の様子が
少しずつ変化していきます。

毎度のごとく、
竹小舞が塗りこめられる淋しさと、
前に進む喜びが同居します。

4月に捏ねた土は、
当初黄色かったのですが、

稲藁が発酵することにより、
少し緑がかりました。

左官屋の湯田さんが、
スコップでていねいに切り崩し、

更に新しい稲藁を投入し、
入念にかき混ぜて塗っていきます。

荒壁土を塗りたての表情。

これは外壁側ですが、
この家の壁は主に、
この土の一発仕上げとなります。

2012年11月23日

竹小舞、完全終了!

カテゴリー: 町田か邸

子どもたちのラグビーの試合、
およびグランドスタッフとしての務めを終えて、
夕暮れ時に町田か邸に駆けつけました、

すると建主さんと、
建主さんのお父さんと、
イトコのTくんが、

あと残りわずかとなった
竹小舞かきを行っていました。

実は昨日から左官屋さんが入る予定で、
残りは左官屋さんにお任せしよう、
ということになっていたのですが、

昨日、作業が9割9分まで行った様子を見て、
「ここまで来たら、最後までやっちゃいなよ」という、
左官屋さんのありがたいお言葉。

お言葉に甘えまして、
建主さんたちは今日、
延長戦、というわけです。

残りは難しい三角形の部分。

しかし先日私が作った見本を見て、
相変わらず丁寧に
仕事を進めていました。

そして最後残ったのは、
横に這いつくばりながらでなければできない、
三角形の部分。

建主のお父さん、
屋根の部分に架かっている
金属製の冷たい足場に横たわっての作業、
おつかれさまでした!

お父さん、
どおりでうまいな、と思ったら、
子どもの頃手伝ったことが
あるそうですね。

60年ぶりくらいになるのでしょうか。

しかしこうして何十年たっても、
業が伝わるというのは、いいですね!

というわけで
この難関の壁が終わって
竹小舞は完全終了!

私も這いつくばりながら、
「終わった〜!」と絶叫。

這いつくばって手足が痺れていた
ということもありますが(笑)、

足腰立たないほど、
気が抜けてしまいました。

この達成感!
たまりませんね。

建主さん施工は、
私も段取りがたいへんになるけど、
これだからやめられませぬ。

そして忘れてはならぬのは、
お手伝いいただいた
延べ50名を越す人たち。

作業を終えた壁の
一つ一つを眺めると、
その人たちの
後ろ姿を思い出します。

参加された皆さん、
本当にありがとうございました!

最後の難関の
這いつくばって仕事した
三角形の壁。

竹小舞の影は、
苦労の跡。

眺めていて
感激もひとしおです。

2012年11月21日

竹小舞夜景

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

建主さんと夜遅くまで、
竹小舞かき。

あと少しだけ
残ってしまいましたが、

ほぼ完成した状態で
家の中で灯りがともされていると、
家全体が竹籠のランプシェードのようで

夜の静けさの中で味わう
竹小舞の夜景が大好きです。

これは竹小舞かきを建主さんが行う
醍醐味の一つかもしれません。

さて、もう少ししたら、
土が塗られる予定です。

達成感!とともに、
これが見えなくなると思うと、
さみしいなあ。