仕口・継手の勉強その3
小さくても立派な部材です。
皆さん、どこに使うのだろう、と興味津々。
では、どこに使うのでしょう?
これも、伝統構法ならではの部材です。
しかし、これだけ見ると、オブジェみたいですね。
小さくても立派な部材です。
皆さん、どこに使うのだろう、と興味津々。
では、どこに使うのでしょう?
これも、伝統構法ならではの部材です。
しかし、これだけ見ると、オブジェみたいですね。
では、これは何でしょう。
「金輪継ぎ」といいます。
さっきの仕口も含めて、手刻みならではの仕事です。
柿渋塗りでは、大工さんの細やかな手刻みの仕事ぶりが手に取るように分かるので、大工さんへの敬意が生まれます。
こういう仕事を、技、伝統、職などへの興味として、次の世代を担う子どもたちに見てもらいたいですね。
柿渋塗りの作業は、大工さんが刻んだ後の木材を塗るので、仕口・継手の勉強になります。
この家でも、たくさんの種類の仕口・継手が使われています。
どの部分に、どのように使うのだろう…、と自ずと興味がわいてきますよね。
なお、写真の左は「落とし蟻」、右は「長ほぞ込栓打」です。
藤間さん、下小屋にトースターを常備。
お茶の時間にマーガリンとはちみつでトーストを食します。
私たちもいただきました。
藤間さん、お茶も食事も、自分たちでできることは自分たちでします。
実は目の前にコンビニがあるのですが、缶のお茶や缶コーヒーを買ってきたり、お昼のコンビニ弁当を食べる姿は、まず見ません。
普段そんなだから、休憩時間のお茶やコーヒーも私たちの分まで入れてくれるわけですが。
このトースターにも、藤間さんたちの心構えの一端を見ました。
柿渋塗りも佳境です。
今日は、柱36本。小物が30本近く。
参加者は、Kさん夫妻、のぶちゃん、私、と先週と同じメンバー。
しかし、今日は土曜日なので、大工の藤間さんたちも通常営業中。
藤間さんたちが木を刻んでいる横で塗りました。
休憩時間に、皆でお茶。
そのときにパチリ。
ここでの柿渋塗りは、あと1回。
7/3(日)にやりまーす。
今日は4回目の柿渋塗り。
今日のメンバーは、
Kさんご夫妻、のぶちゃん、と私の4名。
今日のメニューは1階の管柱28本。
9時開始。
本数は多めでしたが、柱なので前回の梁よりは塗るのが楽でした。
強力な助っ人がいらっしゃったこともあって、15時に終了。
来週もやりまーす。
藤間さん、日曜日だというのに朝早くからありがとうございます。
Kさん、いつも朝、時間ぴったりですね。すばらしい。
そうそう、朝藤間さんと門の前で二人で仁王立ちしていたのは、お迎えのためですよ。
おっかなかった?
「のぶちゃん」といいます。
へっころ谷の、ケンゴさんの紹介です。
とても丁寧に、木に愛を注いでくれました。感謝!
工作が好きなようです。
まさに、きらくなたてものやのお手伝いにピッタリ。
今後もよろしくお願いいたします。
それは、休憩タイム。
これが待ち遠しかったりして。
藤間さんを囲み、皆で談笑。
ついでに、台所廻りの打ち合わせ。
コーヒーは、ななんと藤間さん(大工)が淹れてくれます。
我が家の家づくりのときもそうでしたが、常にコーヒーは藤間さん(大工)が淹れてくれます。
それもインスタントではないですよ、豆からです。
藤間さん、ドリップセットを持ち歩いているのです。
空の下で飲むブラックコーヒーは格別。
Hさんも、運びます。
木って、けっこう重いですよ。
さて柿渋塗りに必要なもの。その2。
家づくりに対する「愛」ですね。
想いを込めて、材木をゴシゴシ、ゴシゴシ。
そう、柿渋塗りは、木に「気」を注ぎ込む作業なのです。