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2005年7月24日

焼杉サンプルを作りました

カテゴリー: 目黒か邸


昨日の夕方、焼杉のサンプルを、小型バーナーを使って作りました。
写真左から、
①焼きっぱなし
②焼いた後柿渋でふき取ったもの
③焼いた後、水洗いしたもの
④年輪が浮き出るように焼いたもの
(写真の光の加減でよく分からないかもしれませんが…)

焼いてみて感じるのですが、木というのは燃えにくいことに気が付きます。
バーナーを近づけると、炎を上げて黒く焦げてくるのですが、いわゆる「燃える」という感じにはなりません。
そしていったん焦げると、それ以上バーナーを近づけても、炭化が多少進みますが、あまり変化を感じません。
昔焼杉が密集した市街地に立つ町家などに使われる理由がよく分かります。意匠性もさることながら、防火材としても考えられていたのでしょうね。

そして焼いた後、洗ったり柿渋を塗ったり、人の手が入れば入るほど、よい色艶が出てきます。
だから手を入れるほど、かわいくなってきます。

一度皆さん、木の性質を理解するうえでも、やってみることをお勧めします。
やたらな場所でやるとつかまりそうですが(笑)。

2005年7月21日

設備工事の様子050721

カテゴリー: 目黒か邸


今日、水道屋さんにも来ていただき、配管工事を行いました。
給水管・給湯管は、ステンレス管(に保温材を巻いてます)、
配水管は、ポリプロピレン製です。

瓦工事の様子050721-3

カテゴリー: 目黒か邸


これは海津(カエズ)跨(マタギ)瓦といいます。
いわゆる鬼瓦のシンプルなタイプですね。
取り付く前の様子。
けっこうでかい!

でも、何で「カエズ」というのかな?
今度調べてみます。

瓦工事の様子050721-2

カテゴリー: 目黒か邸


建物の妻側から見た瓦の様子。
棟の部分に丸い瓦が取り付けられています。
これから棟の部分を仕上げます。

さて、問題です。
この丸い瓦を何というでしょう?

ヒント。柔道の技でもありますね。

瓦工事の様子050721

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桟瓦が概ね取り付けられました。

私は、この自然の焼ムラがとても気に入っています。
とくに少し遠くから屋根を見上げたとき、均一に焼いた、あるいは色をつけた瓦では表現しえない妖艶な雰囲気を感じます。

2005年7月19日

今日から瓦工事

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今日から瓦工事。
大工さんが張った野地板に、防水シート(ルーフラミテクト。脱アスファルト!)を貼り、そのうえに3㎝×1.8㎝の瓦桟を打ち、瓦を載せるための準備を整えます。

そして瓦。
瓦は、群馬県藤岡にある共和建材で焼いたいぶし瓦。
しかも、日本では非常に数少なくなった(日本で稼動しているのは3台?)、「達磨窯」で焼いたいぶし瓦です。
我が家でその瓦を使って以来、何ともいえない美しい焼ムラとともに、共和建材の五十嵐さんの仕事に対する姿勢と人柄にすっかりほれ込んで、積極的に提案させていただいている材料の一つです。

焼杉作業やります

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以下の日程で焼杉作業を行う予定です。

興味のある方、是非足をお運びください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:平成17(2005)年8月20日(土) 終日作業予定
場所:厚木市

※詳しい案内は別途いたします。

2005年7月16日

K邸上棟後一週間経つ

カテゴリー: 目黒か邸


上棟してから一週間以上過ぎました。
現在現場では、屋根の板を張り、外壁の下地を作り、といった大工仕事が中心です。
来週から、瓦をのっけます。とても美しい瓦なので、作業の様子が楽しみです。

現場は、木組みの様子がよく分かります。
Kさんをはじめ、皆さんが愛情込めて丁寧に塗った柿渋が、とても美しく映えています。
この一部が壁の中に隠れてしまうのは、もったいないくらいです。

2005年7月7日

上棟の日、Kさん活躍。

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棟上のとき、建主のKさん、な何と、即席の警備員として働きました。
敷地の南側の前面道路は幅4.5mと狭く、棟上用のレッカー車を置くと、車が通れなくなります。
そこで、建主さん自らが道路の入口に立ち、ヘルメットをかぶって、交通整理を行いました。
道行く人も、まさかこの人が建主とは思わなかったでしょう。

その雄姿を是非写真で…といいたいところですが、写真におさめそびれてしまいました、残念!

しかし、建主さんがこうして積極的に働いてくれるとうれしいですね。
ありがとうございました。

K邸ついに上棟。その4

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上棟後、今日関わってくれた職人と建て主さんで記念撮影。
皆さん、ありがとうございました。
他の現場で、こうして再会できるのを楽しみにしております。
まずは9月初めのI邸の上棟かな。

記念撮影の後は、現場でお祝い。
オーガニック弁当を食しながら、にぎやかな一時を過ごしました。
上棟のお祝いは、設計の仕事をしていて、至福を感じるときの一つです。

さて、独り立ちしてから初めての上棟だったので、ほっとするとともにとても感動しています。
今は祭の後の寂しさを感じているところですが、感慨にふけるのも束の間、工事はまだまだ続きます。
皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。