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2012年9月19日

漆喰の仕上がりに注目

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸が完成して、
早十日以上が経ちました。

しばらくこの場を離れていたので、
遅くなりましたが、

折を見て家の中の様子を
報告していければと思います。

早速、居間の吹抜けを
見上げた写真を一枚。

漆喰の腰壁に、
二方にぐるりと
障子が回っています。

とくに漆喰の仕上がりに注目!

漆喰仕上げの部分は全て、
建主さんが
手を施しました。

夏の間、
週末ごとに現場に通いつめては、
下地からていねいにていねいに
仕事されていました。

その結果、
プロの左官屋さんもビックリ!
の仕上がり具合です。

2012年9月2日

火打ち灯

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

居間の吹抜けの四隅に、
火打ち梁を入れて、
水平剛性の確保に
努めています。

火打ち梁が見えるだけでは
面白くないので、

火打ち梁の側面に、
照明器具を仕込みました。

するとちょっとした
間接照明のような
雰囲気になります。

四隅を照らす、
松明のような、

あるいは
居間の結界を示す
標のような。

2012年9月1日

すりっと雨戸

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸の雨戸は、
全面にスリットが
入っています。

これにより、
軽やかな印象になる
ということもありますが、

家に鍵を閉めつつ、
風を家の中に
呼び込むことができます。

あるいは陽射しのきつい日、
それを遮りつつ、
風を家の中に、
呼び込むことができます。

このように、
デザインのためのデザインではなく、
機能から滲み出るデザインが
大好きです。

完成見学会

カテゴリー: 二宮し邸

月の初めの今日は
二宮し邸の完成見学会。

雨が降ったりやんだり、とはいえ、
行楽には絶好の日和だというのに、

実にたくさんの方にご参加いただき、
本当にありがとうございました。

今日のように
木と土でできた家の空気感を
感じていただく機会は、
あるようでなかなかないので、

盛況に終わることができたことを
たいへんうれしく思うとともに、

このような機会を提供してくださった
建主さんに感謝!、です。

今日が終わると、
一気に「ゲンバ」から「家」へ。

たくさんの出会いをいただいた
充実感とともに、

急激に押し寄せる
寂しい気持ちで、
家路につきました。

2012年8月22日

二宮の夏の海

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸から、
徒歩数十秒歩くと、

真下に海が望めます。

入りたい!
だけどここは、
遊泳禁止なのか、
誰も泳いでいません。

しかし眺めているだけで、
心休まるなあ。

日ごとに表情が違うのも、
楽しいです。

※二宮の家完成見学会開催!

定番のタイル貼り進む

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
昨日今日と
キッチンにタイルが
貼られております。

今貼っているタイル、
自分は一枚一枚
表情のある感じが
とても気に入っているのですが、

使い勝手としても、
この表情が幸いして、
汚れが目立たなくていい!
という話を聞きます。

ということでこのタイルは、
最近きらくなたてものやの中で、
やや定番化しています。

※二宮の家完成見学会開催!

2012年8月21日

影のある板貼り

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

今日も太陽がギラギラ。

そしてこの家は、
太陽が上に昇れば昇るほど、
外壁の板の継目の影が
より強く強調されます。

2階建ての家の全面に
板を縦に貼るうえで
最長約3.8mの板の継目を
どう処理するかが
この家の課題だったのですが、

黒くても軽やかな印象になるよう、

敢えて少し段差を付けて
水仕舞を行いました。

季節や陽の角度によって
表情が変わるというのも、
私好みです。

※二宮の家完成見学会開催!

定番の鉄錆色

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸の
階段の手摺金物。

最近きらくなたてものやの
定番ともいえる
鉄錆色の金物です。

ちょっと前までは、
長方形の台座に
こだわっていたのですが、、

それだと角度調整が
たいへんということもあり、
最近では丸型の台座。

一方で丸型だと
どの勾配の階段でも、
対応できます。

※二宮の家完成見学会開催!

2012年8月8日

養生剥がれる

カテゴリー: 二宮し邸

連日二宮し邸へ。

すると昨日大工たちが
床の養生を剥がしたので、

数ヵ月ぶりに床板が露わに。

急激にゲンバがイエに向けて、
脱皮したような感じがしました。

この感激を
写真に収めようと思ったら、
カメラがバッテリー切れ…

慣れない携帯電話で
撮影しました。

2012年8月7日

クリの厨房取付

カテゴリー: 二宮し邸

今日は久しぶりに、
大工が現場へ。

細々とした作業や、
養生剥がしとともに、
クリの厨房が
所定の場所に取り付きました。

もはや
きらくなたてものやの定番ともいえる
クリの厨房。

木目の表情も
さることながら、

大樹の会という
家具屋さんが作るので、
箱の割付や建具の仕様等の
自由度が高いのが
魅力的です。

また、
国産の無垢材を使っている
ということだけではなく、
接着剤や塗料等にも
安全性を追求する姿勢が
とてもありがたいです。

さて、
今回納めたクリの厨房ですが、
細々と区切らず、
また面材もツルンとしているので、
大らかな表情の
厨房となりました。