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2012年8月3日

黒壁の家ご開帳

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

昨日足場が払われて、
黒い板壁がスッキリと
露わになりました。

ということは、
この現場も完成が
見えてきました。

うーん、寂しいなあ。

2012年8月1日

真夏の燻し瓦

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

足場を払う前に、
潮風流れる
屋根に昇りました。

藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた燻し瓦を
しばし堪能。

この瓦は、
一枚一枚とても個性的なのですが、

集まって面になると、
何ともいえない幽玄な表情になるのが、
とても気に入っています。

また季節や時間ごとに
空の色や、
陽の当たる角度が
変わることによって、
表情も変化します。

今日は紛れもなく、
真夏の夕暮れの顔でした。

ご開帳前夜

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸は、
明日足場が払われることになっています。

明日建物全体の様子が
分かるようになる楽しみを胸に、

今日足場に昇って
屋根や外壁などの状況を
最終確認。

足場を徘徊している間、
この場所は潮風が心地いいことを
改めて感じました。

2012年7月18日

ご開帳もすぐ間近

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では
雨樋が付き、

いよいよ足場を払う
準備が整いました。

あとは外の掃除と
吹抜けを仕上げれば、

ご開帳です。

この地での物語は、
いいペースで
頁がめくられていきます。

2012年7月1日

式台の板決める

カテゴリー: 二宮し邸

今日の午後は、
雨の中飯能の岡部材木店へ。

二宮し邸の
玄関式台の板を決めるためです。

建主さんと材木屋と大工と
話し合いつつ、
数ある板の中から
わりあいすんなりと
木目の美しいマツに決定。

しかし。
すんなり、だとしても、
この過程が大切ですね。

形としてだけではなく、
思い出にも
残るのではないかと思います。

それにしてもここ最近、
毎週末飯能に来てるな(笑)

2012年6月25日

フォレストボードと筋交い

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

外壁のスギ板貼りは、
あと一日あれば終わるのでないか
というところまで来ました。

南面の戸袋2面が
まだ残っていますが、
ご覧の通り、
フォレストボードが
露わになっています。

フォレストボードとは、
本来製材時に廃棄物となる
スギの樹皮を利用した
断熱材なのですが、

こうして壁に断熱材を使うのは、
きらくなたてものやとしては
はじめてのことです。

というのもこの家は、
コストを下げる目的もあって、
壁は荒壁土一発仕上げ。

これはこれで、
野趣溢れる
なかなかいい雰囲気なのですが、

外気から家の中を柔らかく包む
土壁の厚みが約4cmと
いつもに比べて十分に確保できないので、

それを補うために、
フォレストボードを
入れることにしました。

筋交いも少し見えていますが、
これも土壁が薄いため、
土壁だけでは耐力壁を
確保できないので、
今回は筋交いで補っています。

2012年6月22日

外壁八合目

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

外壁の板貼りは、
8割以上のところまで到達。

外観の様子が
分かるようになってきました。

この家では、
板を縦貼り、

継ぎ目は敢えて宙を浮かして、
陰影ができるようにしています。

2012年6月19日

「紅一点」の壁

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

土間に厨房用の台が
できていました。

居間側に見える壁の仕上げは、
柔らかで女性的な表情の
サワラの板貼り。

男くさい(笑)現場の中で
ひときわ際立っていました。

外壁五合目

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

お天気が台風に刺激されて
雨の降りしきる日でしたが、

大工は外壁に
スギ板を貼り進めています。

現在1階部分がほぼ終わったところ。

するとなんとなく、
1階は腰板貼り、
2階部分の透湿防水シートが
しっくいに見えました。

いえいえ2階も、
黒い柿渋コートを塗った
板を貼る予定です。

2012年5月27日

土壁塗りの準備

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
明日から土塗りが
本格的に始まります。

今日はその準備。

昨年7月に、
土と藁を混ぜて
捏ねた土を覗くと、
藁が十分に発酵し、
細かい繊維状に。

いい感じです。

色は当初に比べ、
少し緑色がかかりました。

今日はこの土に、
細かく切った藁を
さらに混ぜる作業。

この土自体が
仕上げになるため、

いつもよりも多めに
藁を入れる予定です。