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2012年5月14日

小田原で竹小舞始まる

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸にて。

今日からここでも
竹小舞かきが始まりました。

現場で左官屋の湯田さんたちと会うのは、
久しぶりの気がします。

私が現場に到着したのは、
ちょうどお茶の時間。

色々話に
花が咲きました。

次来るのは、
来週月曜日の予定。

次回この場所で、
竹の格子の隙間から洩れる
初夏の風を感じることが
楽しみです。

2012年5月11日

垂木と重なる野縁

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸では、
きらくなたてものやとしては珍しく、
2/3程度天井を貼ります。

それでも多くは、
梁組みを見せるように
なっていますが、

天井があるだけで、
電気工事はかなり楽そうです。

ところで、
垂木と重なる野縁(天井下地)の状態も
なかなか気に入りました。

このまま、というのも、
いいかもしれませんね(笑)

紅く染まった海

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸の
銅板屋根の施工が
あともう少しといったところ。

外気に晒されて間もない、
妖しく光る銅板の波は、
夕陽に紅く染まった
夕暮れ時の海のようです。

2012年4月23日

四尺五寸

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸の軒の出は、
四尺五寸。

銅板屋根ということもあり、
勾配がのろいので、
敷地の許す限り、
目いっぱい軒を
出すことにしました。

すると今日みたいな
雨がザーザー降る日でも、

よほど強い風を伴わなければ、
外壁に雨がかかる心配がありません。

もちろん外壁に使う材料は、
雨に濡れても大丈夫ですが、

長年のことを考えると、
雨がかからないに越したことは
ありませんからね。

雨、風の多い日本では、
できるだけ軒の出を取ることは、
大切なことだと思います。

2012年4月19日

銅板葺き始まる

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸の
屋根の仕上げは、
銅板葺き。

その銅板葺きが始まり、
まずは屋根の軒先が
赤く妖しく
光り始めました。

何てったって、
この家の屋根は、
80坪以上あります。

連休前には、
終わるかな?

2012年4月12日

上を向いて歩く家の中

カテゴリー: 小田原お邸

平屋の小田原お邸にて。

平屋のよさはいろいろありますが、
そのうちの一つは、
身近に小屋組みを
感じることができることです。

ここへ来るといつも、
いつの間にか小屋組みのある
上を向いて歩いている自分に
気がつきます。

今日は木組みの間から流れ込む
あたたかい春風が
とても心地よい日でした。

2012年4月9日

七十坪の野地板完了

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸にて。

70坪以上もある野地板貼りが
ほぼ終わりました。

驚くべきは、
この面積の野地板貼りを
一人で行ったということです。

しかもいつもの通り、
通気層を介して二重貼りですからね。

棟梁のCさん、
刻みもほぼ一人で
行っていましたが、

この仕事の速度と仕上がり具合は、
代々大工の凄みを感じます。

夕方、西側の妻面から射し込む夕陽が
木組みを美しく照らしていました。

2012年3月21日

追いかけるように野地板貼り進行中

カテゴリー: 小田原お邸

先週上棟した小田原お邸は、
少し前に上棟した二宮し邸を追いかけるように
現在野地板貼りが進んでいます。

平屋で約50坪あるのに、
大工さん一人で
黙々と貼り進めています。

凄い!の一言。

考えてみれば、
この家の刻みも、
墨付から加工まで、
ほぼ全て一人で
手がけていました。

しかも実質約3ヵ月で!

大工としての要領が
いいんでしょうね。

お聞きしたら、
代々大工の家系のようです。

ところで現在、
ほぼ同時進行で、
小田原と二宮で
現場が進んでいます。

また鎌倉から見て
そこから手前の茅ヶ崎でも
現場が進行中。

いずれも鎌倉から西の方角に
現場が固まっているため、
一日で3ヵ所同時に回れるのが
すばらしい!

たまたまですが、
ありがたいことです。

2012年3月16日

建前の傍らで

カテゴリー: 小田原お邸

昨日の小田原お邸にて。

大工たちが
材木を組み立てている間、

庭先でうちの所員たちは、
面戸や破風などの塗装作業。

すると建主さんも寄ってきて、
手伝っていただきました。

どんなときも
きらくなたてものやが
手がける家は、

みんなじゅうで
作り上げる家です。

2012年3月15日

ケヤキと木組みと春の空

カテゴリー: 小田原お邸

玄関にある
尺角のケヤキの柱と、

その上に載る
ヒノキの木組み。

その合間から見える春の空が
何とも言えず、
美しかったです。

すぐに野地板が
貼られてしまいますが、

しばらくこのままの状態を、
楽しみたい、とも思います。