脱エアブロしたい
十和田石と
椹の板の浴室。
‘エア・ブロ’じゃなく、
一度本当にゆっくりと
入ってみたいものです(笑)
茅ヶ崎あ邸は、
3月半ばに上棟を
予定しているので、
構造材の刻みはもう少し。
一方でこの家は、
構造材に柿渋を塗ることにしたのですが、
ここのところ
お天気が雨ばかりなので、
思うように進みません。
ですので今日のように
晴れた日を見つけては、
人をかき集めて作業しています。
今のところ、
お天気は晴れと雨の日が
見事に交互にやって来ます。
いっそのこと晴れと雨が
ずっと交互でいてくれたら、
仕事が読めますね(笑)
さて今日は、
先週の週間天気予報と反して、
晴れてくれたので、
柿渋塗りを行うことにしました。
お昼までの作業でしたが、
工務店の‘し’さんと、
そして鎌倉か邸の‘か’さん一家が
手伝いに来てくれたので、
だいぶ進みました。
ありがとうございます!
とくに建主さん同士の応援、
とてもうれしいですね。
午前10時半過ぎ、上棟!
棟木は、建主さんも叩きました。
垂木も付け終わり、
大工仕事が一段落したところで、
2階に祭壇を作り、
上棟の儀式。
棟梁が祝詞をあげ、
そのあと一人ひとり、
祭壇に榊の葉を捧げました。
上棟のあとは、お祝い。
近所の子どもたちが
現場にたくさん集まって、
もちつきをしたり、
もちを撒いたり、
それはそれは、
まさにお祭りのような
雰囲気。
夕暮れとなり、
近所の子どもたちやお母さんたちは、
ここで家路に。
その代わり、
棟上作業に関わった大工と
これから現場に入る職人たちが
集結し、上棟祝いの宴。
昼過ぎから料理人が現場で用意した料理と、
天然酵母で丹念に醸造したお酒とで、
宴を楽しみました。
今日は午後から、
しんしんと雪が
降り続けていました。
雪の上棟祝いは
初めてのできごと。
幻想的な光景でした。
天気予報通りといえば
天気予報通りで、
寒いことは覚悟していたのですが、
不思議なことに、
かえって雲一つない日だった
昨日の夕方より、
あたたかく感じました。
そしてやはり、
火はあたたかいですね。
雪の降りしきる寒い夜、
火を見ると、
救われた気分になります。
ほんとうはもっとゆっくり
居たかったのですが、
あまりゆっくりしていると、
車が身動きとれなくなりそうだったので、
夜9時前、現場をあとにしました。