カツラの天板製作中
打ち合わせのため、
午後飯能へ行きました。
すると藤沢む邸で使う
カツラの食卓用の板を
接ぎ合わせていたところでした。
照明の影響で
黄色がかって見えますが、
ほんのり赤味を帯び、
落ち着いた木目が
とてもよい感じです。
沖縄土の赤色との
取り合わせが楽しみです。
昨日、システムキッチンが
設置されました。
キッチンは、
システムキッチンと造作で作る場合と
これまで半々くらいですが、
システムキッチンを使う場合、
ホーロー製で
合板の使用量が極めて少ない
(ただし下台のみ)
タカラスタンダード社のものを
原則として使います。
また、手入れのしやすさに
定評があります。
今日は‘か’さん一家と
神奈川県の木と森の見学。
この見学会には、
別の用事もあって
以前住まいづくりをお手伝いした集合住宅、
きのかの家の住民のお一人の
‘さ’さんとその息子さん、
また‘さ’さんは
大学で森林のことを教えている方で、
教え子の学生さんが3人参加しました。
今日は寒い一日で、
しかも森の中は、
一段と冷え込みましたが、
歩いているとむしろその冷気が
心地よいほどでした。
とくに子どもたちは元気!
スギの葉や棒切れを拾って
急な斜面を駆けずり回っていました。
しかしこの急な斜面の上で
暑い日も寒い日も
仕事する山の方々には
本当に頭が下がります。
こうして家づくりの素材を辿ると、
ここから命をいただき、
色々な人が汗水垂らして手を加え、
家になるんだなー、と
感慨深いものがあります。
また今日は、
森林に詳しい‘さ’さんが
同行していただいたので、
とても勉強になり、
見学会がさらに楽しいものになりました。
ありがとうございます!
北側壁面は、
ほぼ貼り終わりました。
光の当たり方で
色が黒に見えたり、
ワイン色に見えたり、
まさに焼杉とベンガラの
奏でるハーモニー。
不思議な色合いです。
以前はここに
某の草がかかっていましたが、
今度はここに、
ナンテンの実が
かかっていました。
職人たちの
自然の美を楽しむ心に
乾杯!です。