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2008年7月19日

柿渋塗り作業(4回目)

カテゴリー: 藤沢む邸

暑い!
と思ったら梅雨明けのようです。

そんな暑い陽射しの下、
週末恒例の柿渋塗り作業でした。

今日の参加者は、
きらくなたてものやの‘せ’と私…、
だけのはずでしたが、
この家の棟梁の大工集団、
杉原建築の女の子‘か’さんが
一日手伝ってくれました。

とても助かりました。
ありがとうございます!

今日は1階の柱を
約30本塗りました。

照り返す陽の光が
暑さを物語ってます。

ということで次回は明後日21日。
構造材に柿渋を塗る作業は、
次回で最後です。

暑い!ですが、
興味のある方はぜひ!

今度は休憩時間中、
川で遊ぼう。

2008年7月16日

上棟すると

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

横を望むと、
木組みの向こうに
吸い込まれ、

見上げると青空に、
吸い込まれるような心地。

こうした光景も、
すぐに見納め、

ゆくゆくは、
屋根ができ、
壁ができ、

上棟すると、
さみしさと
楽しみが入り混じる
日々が始まります。

2008年7月14日

いくつかのナゾが解ける

カテゴリー: 藤沢む邸

今日、所用で、
藤沢む邸に寄りました。

すると一昨日の暑い日、
大工顔負けなほど
カケヤを振るっていた、
水道屋の森田さんが、
外の配管工事をしていました。

こうして所狭しと長く深く、
スコップで地面を掘ることが多いから、
足腰がしっかりし、
それでばっちり、
カケヤを叩けるというわけですね。

現場を徘徊していると、
基礎の片隅で、
猫が心地よさそうに昼寝しているのを発見!

前々からこの土地がお気に入りのよう。

どおりで前々から、
‘運来’が敷地のあちこちでに
転がっていると思った!

こちらの気配を察すると、
名残惜しそうに、ゆっくりと退散。

もうすぐ上棟だから、
たいへん心苦しいのですが、
危ないですので、
しばらく立ち退きを
お願いいたします(笑)。

2008年7月13日

柿渋塗り作業(3回目)

カテゴリー: 藤沢む邸

昨夜の上棟の余韻を残しつつ、
朝早く起きて飯能へ。
そう、毎週末恒例になりつつある、
藤沢む邸の柿渋塗りです。

今日の参加者は、
建主さんご家族に加え、
お手伝いとして、
千葉から‘た’さん、
横浜から‘か’さん、
(遠いところありがとうございます!)
きらくなたてもやから2名、
(私は出たり入ったりでしたが)
の計8名。

今日は、
土台、差鴨居、
1階柱の一部
桁廻りの一部
を塗りました。

柱等を塗っている様子。
日射しが強いためか、
柿渋の色づきが早いです。

土台は栗。
運んでやっぱり重かった!

もう夏です、
今日もとても蒸し暑い日、
こんな日は、
スイカがうまい!

建主さんが差し入れとして
遠路はるばる藤沢から、
大きなスイカを持ってきてました。

・・・

しんどくも楽しい柿渋塗りも、
ついに来週末でおしまい!

‘大きな木’を塗るので、
興味ある方はぜひ!

2008年7月12日

祝 上棟!

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

今日はいいお天気、
を通り越して、
今年一番の暑い日だったそうで、
そんな今日、
鎌倉ほ邸の上棟でした。

大工衆、左官屋、水道屋、屋根屋等々、
朝から20名近い職人が集結。

カケヤの心地よい打撃音と、
男の賑やかな掛け声と笑い声が響きわたる、
今回も心地よい上棟でした。

皆さんのおかげで
私は伝統構法の設計に取り組めるということを
今日改めて再認識しました。
本当にすばらしいチームです。

私は家を設計する際、
その家なりの
‘リズム’を見出すのですが、
今回は2階床梁に、
6寸ないし4寸の梁が
渡りアゴで尺5寸間隔に並ぶ設計。

そして今回、
私にとって初めての試み、
構造材に全てヒノキを使用。
白肌で清楚な印象です。

手刻みの仕事の上棟は、
まちじゅうに響き渡る
このかけやを叩く音が
とてもいいですね。

ところでこのかけや、
実際に持つと分かりますが、
意外と重いです。

夜はいつものとおり、
現場で上棟祝い。
建て主さんを始め、
皆さんのひとことひとことが
とてもうれしい酒宴でした。

2008年7月11日

上棟前夜

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

今日、足場が架けられ、

明日はいよいよ、
これの出番!

2008年7月9日

土台敷き&材搬入

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


今日夕方、現場に立ち寄りました。

そうしたら、
土台が既に敷かれ、
刻んだ材が搬入されていました。

いよいよ週末だなあ。

上棟は何回経験しても、
ワクワクします。

まだ梅雨は明けていないけど、
建主さんが晴れ男なので、大丈夫!!

2008年7月5日

みんなで泥作りを楽しむ

カテゴリー: 藤野の家

梅雨の間とは思えないほど
いい天気に恵まれた今日、
家づくりに使う荒壁土を
建て主さんとその仲間たちとで
仕込みました。

子どもたちを含めて20名ほどいたでしょうか、
この作業は体力的にたいへんだけど、
こうしておおぜいでやると楽しい!

作業の要領は、

粘土と藁と水を加え、

耕運機と足でよくかき混ぜ、
(約2名、とても気持ちよさそうな人がいます。)

できあがり!

6立米分ありましたが、
左官屋の加藤さんにご指導いただき、
順調に作業が進みました。
ありがとうございます!

またお昼とおやつは、
青空のもと、
タイカレー、おにぎり、すいとん…
参加された方々が用意してくださった、
盛りだくさんのおいしい料理!

こうした共同作業の醍醐味です。

・・・・・

作業終了後、
私は近くの温泉に入って
帰路につきました。

たくさん身体を動かしたためでしょう、
帰り道とても眠くなって、
途中見つけたコンビニの駐車場に車を停め、
3時間ばかり眠りこけてしまいました。

せめて30分程度仮眠…、
と思って眠ったのですが、
起きると辺りが真っ暗でビックリ!

しかも起きたのは、
仕事の電話が鳴ったからなのですが、
電話がなければそのままそこで、
朝を迎えたかもしれません…

2008年7月3日

粘土がやって来た!

カテゴリー: 藤野の家


週末行う泥コネの作業用に、
深谷のフカネンさんから現場へ
粘土が運ばれました。

そして建主さんと、
作業の進め方について下打ち合わせ。

建て主さんとその仲間たち、
大ぜいで泥をコネる予定です。

楽しみだなー。

ところでやって来た粘土は、
キメが細かく、
またダマや砂利が少ない、
とてもいい粘土です。

いい粘土なので、
粘土の里を見学した先週に引き続き、
懲りもせずまた、
2ヶの泥団子を作りました。

触り心地がいいから、
仕方ない!

今回はせともので丹念に撫で、
ご覧のとおり光る泥団子に。

机の上の皿に置いておいたら、
チョコと間違えて
手に取りそうになりました(笑)