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2007年3月31日

賑やかに安全を願う

カテゴリー: 鎌倉く邸


鎌倉く邸、
解体工事がほぼ終わり、
今日、地鎮祭。

建て主一家、
職人さんたち、
そして、
私の家族も参加させていただき、

これからの工事の安全を
願いました。

子どもたちの数多く、
神主さんも気さくな人で、
おごそかに、それでいて、
賑やかに、楽しい雰囲気で、
式は進みました。

地面にも、雑草にも、
いろいろなところに
神様は居るわけですから、
こちらも賑やかでよかったです。

2007年3月24日

縁側と障子

カテゴリー: 横浜な邸


ここには、
昔の日本の民家の、
典型的な空間ともいえる
縁側と障子があります。

光といい、
熱といい、
風といい、

内と外の緩衝帯として
ととのえてくれるこの空間は、

やっぱり、
ボクらの遺伝子を揺さぶる
何かがあると、
感じます。

2007年3月20日

瓦礫の中の笑顔

カテゴリー: 鎌倉く邸


鎌倉く邸、解体開始。

先に壊されたコンクリートブロックの中に、
子どもの描いた笑顔。

解体時の、
殺伐とした光景の中で、
こちらも笑顔。

2007年3月16日

一年半越しに納まる欄間

カテゴリー: 横浜な邸


欄間が取り付きました。

この欄間は、葉山は桜花園発。
一年半前、
手に入れたのものなのですが、
漸く所定の場所に、
納まりました。

菱形の模様がとてもいい。
作られてから、
幾年経っても変わらない魅力。
現代でも十分通用する意匠です。

欄間は、
場所を閉じても、
気を通す装置。

模様も、
人が頻繁に扱う場所ではないので、
志向に合わせて様々。

機能的にも意匠的にも見直したい、
日本の装置です。

2007年3月15日

六面出揃う

カテゴリー: 横浜な邸


畳も入り、
空間の六面が、
ほぼ完成に近づきました。

やはりいいなあ、畳は。
つい寝そべってみたくなります。

ところで今日は、
役所の最後の検査。
大きな問題もなく、
その後の手続きが進みそうです。

検査官がポツリと、
「こういう木の家、いいね。」
検査官の方に言っていただけると、
うれしいです。

2007年3月6日

木建具が入る

カテゴリー: 横浜な邸


木建具が、入り始めました。

建具が入ると、
空間が閉じるせいか、
‘現場’から、
急に、
‘家’らしくなります。

それと建具屋は、
やっぱりよい材、
持っているなあ。

木目が美しい。

2007年3月2日

鎌倉く邸、いよいよ始動

カテゴリー: 鎌倉く邸


我が家兼事務所から徒歩三分。
今度始まる現場の場所です。

いよいよ今月半ばから、
工事が本格始動!

建て主は、
五年間(あれ一年多いぞ)、
グランドで苦楽を共にした、
大学時代の友人。

またまた、
楽しみができました。

それに、
これだけ近いと、
うれしいなあ。

近い場所での仕事は、
まちへとつながる可能性が、
高いですしね。

2007年2月22日

赤子の肌のよう

カテゴリー: 横浜な邸


玄関に入ると、
ヒノキの框とサワラの床板が、
目に入ってきます。

サワラの床板は、
いつものごとく、岡部材木店から手に入れているのですが、
基本的に「節あり」の材を注文。

木なのだから、
「節があったほうが木らしくていいじゃない」
と思う一方で、
玄関に関しては、
大工の藤間さんの計らいで、
そのなかでも無地で表情のよいものをかき集め、
貼っていただきました。

こうしてみると、
やっぱりいいですね。
赤子の純真無垢な、
張りと弾力のある肌のようです。

そして、
葉紋仕上げの土間に引き続き、
こうした職人の、
単なる仕事を超えた粋な計らいは、
うれしいものですね。

2007年2月21日

深草洗い出し葉紋仕上げ

カテゴリー: 横浜な邸


玄関の土間は、
左官屋の湯田さんの手による
深草洗い出し仕上げ。

それだけでも、
風合いのある仕上げなのですが、
今回、
湯田さんの計らいで、
隅のほうに二枚、
葉っぱの模様が
ほのかに刻まれております。

こうした遊び心と
自然の造形が、
家の一部にあると、
柔らかい印象を与えます。

そして、
自然の造形は唯一無二。
紛れもなく、
‘この家は私の家’なのだという想いを、
いっそうかきたてる演出と
いえそうですね。

2007年2月19日

白亜の舎

カテゴリー: 横浜な邸


足場が外れ、
湯田さんの手による
土佐漆喰鎧塗りの外壁が露わに。

風格ある、白亜の舎です。

やはり漆喰は、
遠目で見ても、
漆喰ですね。

風合いが、違う。

もうすぐ、梅が咲きそうです。