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2006年9月4日

中間検査無事終了

カテゴリー: 横浜な邸


本日午後、市の中間検査。
主に配置と構造に対する検査です。
大きな問題もなく、無事終了!

数年前の建築基準法改正により、伝統的な建築構法もだいぶ取り組みやすくなりました。

もっとも、法の基準を守るということに留まらず、安心感を与えるような力強さと、伝統構法ならではの律動感ある構造計画を、これからも提案していきたいと思います。

2006年8月29日

竹小舞ちゃくちゃくと進んでおります

カテゴリー: 横浜な邸


今週も相変わらず湯田さんが一人で竹小舞かき。
ちゃくちゃくと進んでおります。
去年、I邸で自主施工した際にそのたいへんさを実感しているので、一人でここまでたどり着く姿を見ると、やはりさすがだと思います。

竹小舞が取り付けられ、割った竹が格子状に組まれた姿は実に美しく、また気持ちよい風がそよそよと通り、願わくばこのままとっておきたいと思うほどです。

2006年8月22日

竹小舞始まる

カテゴリー: 横浜な邸


今日から竹小舞かきが始まりました。

左官屋の湯田さんの仕事です。

いつもならば湯田さんのところの職人3〜4人で仕事をされるのですが、他の仕事の都合で今一人で作業をしています。

一人だとたいへんなので、建て主のNさんもやってみることにしました。

2006年8月21日

風が身体を突き抜ける

カテゴリー: 横浜な邸


屋根は野地板が貼り終わり、そのうえに防水紙が貼り終わった状態です。

野地板を下から見上げたところ。
基本的には天井を貼らないので、これが「化粧」となります。

防水紙は、不織布によるもの(商品名:ルーフラミテクト)で、共和建材の五十嵐さんに教えていただきました。
これですと、野地板の通気を確保しつつ、防水することができます。
アスファルトを使っていないというだけでも、ホッとします。

状況を確認するために、屋根に登りました。

周りには遮るものが何もなく、風が身体を突き抜けます。
夕陽も美しい。
夕陽は、夏の終わりの表情でした。

気持ちよいので、しばらく棟のところで佇んでしまいました。

2006年7月30日

‘祭り’のあとに思う

カテゴリー: 横浜な邸


N邸上棟後、現場に板を広げて上棟のお祝い。
藤間建築工房のこれまでの仕事をねぎらうとともに、これから工事に携わる職方たちも集まり、今後の工事の安全を祈願しました。
Nさん、立派な祝いの場を設けていただきまして、ありがとうございました。

祝いが終わった今、祭りが終わった淋しさを感じつつ、様々な感慨が頭をよぎります。

K邸のKさんご夫婦や柿渋塗りで多大なる協力をいただいたS藤さんが見学に来ていただきました。

I邸(ピスカリア)の棟梁の後藤さんと現場で再会することができました。

方々から集まってくれた大工同士、大工技術について議論を交わしていました。

吉岡木材さんからは、「この家では木がよろこんでいる」と、うれしい言葉をいただきました。

Nさんからは、「こうした伝統構法による家づくりをぜひ続けてもらいたい」と、勇気付けられる言葉をいただきました。

こうした感動的な時間は、建て主さんのご尽力はもちろんとして、大工の技術と誇りを結集した伝統的な家の作り方によるところも大きいと感じます。
すばらしい建築技術と職人集団の継承のために、建て主さんたちの満足のために、森や木のために、そして自分自身の使命として、今日集まっていただいた面々により、私たちの住む地域の周辺で、こうした家づくりを一つ一つ、着実に継続していきたいという思いをいっそう強くしました。

2006年7月29日

今日も心地よい槌音が響く

カテゴリー: 横浜な邸

今日はN邸の建て方作業2日目。
コンシャン、コンシャンと、相変わらず心地よい槌音が、まちじゅうに響きます。
(シャン、というのは、こだまとして帰って来る音です。)

今日はいいお天気。
‘いい’を通り越して、太陽が暑い!

かけやも息を合わせて5人で同時に。
そういえば、はたからみるとかけや(大きな槌)を大工さんたちは気持ちよさそうに振っているように見えますが、実際に持つとけっこう重いのです。

今回藤間さんが最も苦労したところであり、そして藤間さんの凄味を感じる仕口の写真集。
普通はこうした部分は天井に隠れてしまうのですが、今回下から見上げたときに全て‘化粧’となるので、金物に頼らず、木組みで接合しました。
しかしこの上には間もなく野地板を貼るので、上から見た写真はこれで見納めです。
このままとっておきたいと思うほど、‘六叉路’が見事に決まりました。

上棟に向けて、最後の一撃。

上棟直後、喜ぶ藤間建築工房の面々。
約半年の苦労が実った瞬間です。
この日があるから、がんばれるのです。

夕方5時過ぎ、垂木も入れ終わったところで、幣串を立て、藤間建築工房ときらくなたてものやで記念写真。

感無量。

最後に、集まってくれた11名の大工、手伝いに来てくれた板金屋の鈴木さんと設備屋の川村さん、遠くから見学に来てくれた方々、そしてNさんご一家、皆様おつかれさまでした。

2006年7月28日

まちに響く槌音

カテゴリー: 横浜な邸

今日はついにN邸の建て方作業。
少し曇りがちと、外で作業するには絶好の日和。
また、伝統構法ばかりを手がける大工が11名集結したので、順調に組み上がっていきました。

今日は小屋梁の一部まで。
明日も作業を行います。

建て方作業は、最初が難関。
通し貫を通しつつ、通し柱に差し込みつつ、胴差を管柱に差し込んでいきます。

通し柱を土台に落としているところ。

7寸角の列柱。

かけやで叩き込んで、胴差を管柱に落としこみます。
4人で叩くかけやの躍動感のある槌音が、まちじゅうに響き渡ります。

2階床梁の様子。
尺五寸間隔で甲乙梁が入る梁が並んだ光景は、律動感があります。
伝統構法による建て方作業は、音楽のようです。

先ほどの床梁に、甲乙梁がかかった様子。

雇い車知栓の二段重ね。
下段の雇い車知栓は、藤間さん考案によるものですが、一般的なものよりも作業性がとてもよいとともに、強度もありそうです。

午後の休憩時には、1階の様子が分かる状態と成りました。
これらの構造体が、貫以外は基本的に全て見えることとなります。

夕刻、小屋梁を入れている様子。
何人かでかけやを使う場合、基本的には息を合わせ、同時に叩く必要があります。
その時響くかけやの「合唱」が気持ちよい。

2006年7月27日

上棟前夜

カテゴリー: 横浜な邸

明日はN邸の上棟。

現場に刻んだ木材を搬入したり、足場を組んだり、何かと慌しくなってきました。

何度迎えても、上棟前夜は気持ちが高ぶります。

2006年7月25日

Nさん、木に愛を注ぐ(13回目)共同作業は絆を深める

カテゴリー: 横浜な邸

上棟までいよいよ1週間をきり、柿渋作業も大詰め。
今日はNさんご夫婦と私(私は11時過ぎまで)とで、柱を41本塗りました。

Nさんたちと私たちだけ、というのは久しぶりのことではないでしょうか。
手を動かしながら、Nさんたちの昔話をお聞かせいただきました。

共に仕事をするということは、お互いのことをよく知るとてもよい機会だと、改めて思いました。

今日は、ここに居る大工は小口さんだけ。
藤間さんと石山くんは、今頃現場で土台敷きです。

2006年7月23日

Nさん、木に愛を注ぐ(12回目)Kさんに感謝!

カテゴリー: 横浜な邸


今日はN邸の柿渋塗り。
ここ最近の日曜日の恒例です。

私はコーポラティブ住宅の総会のため、早々に引き上げてしまいましたが、前回に引き続き、K邸のKさんご夫婦がお手伝いに来てくださいました。
急きょ昨日ご連絡をいただき、来てくださることになったのですが、塗るべき材木の量が多かったので大助かりでした。
何度も来ていただくなんて、本当にありがたい限りです。

さてと、いよいよ上棟まで一週間をきりました。
少し気持ちが高ぶってきました。