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2006年1月26日

Iさん自分で自分の‘職場’に壁を塗る

カテゴリー: ピスカリア


Iさん、いわば自分の職場というべき厨房に自分で漆喰を塗った。
Iさんと私と二人で作業。

厨房は耐火性が求められるので、荒壁の上にプラスターボードを貼って、そのうえに「貝てきしっくい」を塗った。
湯田さんをはじめとする左官屋の仕事を見ていると、スーッとのばすように塗るが、我々素人壁塗り隊はそうはいかない。実際にやってみると、本職の職人が神様のように感じる。
そして端の部分がとてもむずかしい。
端の部分を塗りこむのに、全体の約7割の時間を要したであろう。

それにしても、左官仕事をしていると時間が経つのが早い。夢中で作業していたので、あっという間に夕方になってしまった。
気がついたら、コテを持っていた右手の肩の筋肉が痛い。

2006年1月12日

厨房

カテゴリー: ピスカリア


火気を使う厨房機器の床は、モルタル土間。
左官屋さんの仕事。
そして来週は壁にステンレスを貼り、自分たちで壁を塗った後、厨房機器等を搬入。具体的になりつつある。

さて、来週の土曜日は厨房の内部を自分たちで壁塗り。
楽しみだ。

2006年1月11日

階段ができると

カテゴリー: ピスカリア


階段廻りができてくると、家の完成が近いことを感じる。

ところで、荒壁に茶色いしみのようなものが目立つ。
左官屋が言うには、土を長い間寝かした証拠のようで、良いしるしのようだ。
Iさんをはじめ、皆でがんばった成果です。

2006年1月7日

今年はさぶいな〜その2

カテゴリー: ピスカリア


今年初めて葉山のI邸に行く。
今日は何時にもまして寒い。
あの暖かい葉山で、外でバケツにためていた水が凍っていた。

2005年12月28日

今日で今年の現場仕事はおしまい

カテゴリー: ピスカリア


鳶の山田さんが、玄関の階段に着手。
コンクリートで荒打ちして、左官で仕上げる予定。
ちょうど年末なので、コンクリートの養生期間を確保できる。

これで今年の現場仕事はおしまい。
来年はいよいよオープン。実に楽しみだ。
しかし一方、大工の後藤さんとも話をしていたのだが、現場作業が終わってしまう、ということがとてもさみしいし、「明日ここでやることがない」という事態が考えられないのが正直なところだ。

といっても、ここがIさんの仕事場にもなるので、Iさんの生活がかかっている。
できるだけ早く終わらせなければならないのも事実だ。

この充実感を感じ続けるために、K邸での職人集団と同様、こうした伝統的構法による仕事を、来年以降もまた同じ仲間でし続けていきたいものだ。

階段の仕事

カテゴリー: ピスカリア


レバノンスギによる階段。
「レバノン〜」だけど、国産の木材。
「〜スギ」という名だけど、マキ系の香りと表情。

さて、階段の仕事は、現場の造作では大工にとって最も力の入る仕事の一つであろう。
その証拠に、後藤さんの顔つきと仕事ぶりが、いつもと違う。

2005年12月23日

今日の海は

カテゴリー: ピスカリア


風がとても強く、波も大荒れ。
浜辺に近づくと、海からの強い風で、砂が顔と目を刺す。
とても痛いので、後ろ向きで海に近づく。

ウィンドサーフィンの帆も、暴れるように速く流れていた。

2005年12月18日

瓦七変化

カテゴリー: 目黒か邸


玄関前に深岩石を敷き並べ、基礎のとのすき間に砕き瓦を詰める。
砕き瓦は、Kさんがコツコツと地道に砕いた瓦。
その瓦は、たびたびこのブログで紹介している、藤岡の五十嵐さんのいぶし瓦。
割れやヒビが入ってしまって屋根には載せられない瓦だ。

瓦は、屋根に載せる以外に、ほんとうにいろいろと使い道がある。
敷き瓦を土間や庭に使ったり、海鼠壁にしたり。
桟瓦も、庭の地べたに縦に埋めたら美しい。
また、こうして砕いて小石のように使うこともできる。
砕き方によっても、様々な表現が可能である。
粗く砕いたら、荒々しい感じ。
細かく砕いたら、繊細な感じ。

五十嵐さんの瓦は、水はけがいいので、機能的にも○。

石は重い

カテゴリー: 目黒か邸


玄関に深岩石を敷き並べることに。
全部で13ヶの石。総重量約1t!
これをKさんと一緒に並べた。

深岩石。
Kさんが栃木県まで足を運び、選んできた石だ。
栃木県鹿沼で採れる、大谷石に似た石。
大谷石よりも白く緻密に感じる。
石だけに重量感を感じつつ、とても柔らかい表情である。
風化によって、よりいっそう柔らかい表情になるであろう。

それにしても石は重い。
重いモノを持つのは割りと平気なほうだが、さすがに腰が…。
ここのところ運動不足だしな〜。
(外での作業は多いが)

2005年12月17日

ご開帳

カテゴリー: ピスカリア


今週はじめ、足場が外れた。
ああ、さっぱり。
いよいよできてきたんだな、と感じる瞬間。

板の色味が、だんだんと濃くなっていく。
柿渋の特徴。