ブログ
2005年12月2日

柿渋を塗った板の壁

カテゴリー: ピスカリア


外壁の杉板がちゃくちゃくと貼られていく。
貼る前に柿渋と荏油を塗ったので、とてもきれいに仕上がっている。
まだほんのり薄い色付きだが、太陽光線を浴びて、きっとどんどんいい色になっていくだろう。

用意がいいのでキスが

カテゴリー: ピスカリア


今日は玄関扉の打合せのために、葉山の現場に行く。
それとともに土地家屋調査士のMさんが、所員を引き連れて表示登記用の測量図を作るために現場に来た。
現地での作業をひととおり終わると、二人で海の方角へ。
葉山へ来るというので釣竿を持ってきたらしい。
それは用意がいい。
Mさん、さすがです。
遊び心を常に持っておられる。

私は先に現場をあとにしたが、後で成果を聞くと、キスが4匹ほどとのことでした。

2005年11月27日

人様の頭の上にのせるものだから

カテゴリー: 目黒か邸


群馬藤岡の五十嵐さん。
達磨釜で瓦を焼いている人です。
今朝、K邸の外構工事用に、欠けなどが入って屋根には使えない瓦をたくさん持ってきてくれました。藤岡から朝の7時に。
そしてまた仕事があるから、と言って藤岡にとんぼ返りしました。

「瓦は人様の頭の上にのせるものだから、心を込めて」が信念の五十嵐さん。
初めてお会いしたとき、この信念に心打たれました。
まさにその言葉を地でいっている方です。
五十嵐さんが焼いた瓦をあちこちで使わせていただいて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
今回は地べたで使わせてもらいますが、これからもよろしくお願いいたします。

外構も楽しみ。

2005年11月26日

自転車と釣り人とヨット

カテゴリー: ピスカリア


今日の午前の葉山の様子。

空気が乾燥してきたので、江ノ島もよく見える。
富士山もたまに見えることがある。

この光景、何時の季節でも、葉山はあくまでも葉山である。

2005年11月22日

だんだんと見えてきた

カテゴリー: 目黒か邸


大工工事も9割8分がた終わり、養生を徐々に撤去。
床板が見えると、一気に‘工事現場’から‘家’になる。

床が露になって、改めてサワラの床板はほんのりとあたたかいことに気づく。
足の裏がじんわりと来る。

銀杏の美しい季節

カテゴリー: 目黒か邸


秋が深まり、木々の葉も美しく彩られる頃。
厨房に銀杏の天板が取り付けられる。

巾1m46cm、奥行70cm、厚さ6cmの銀杏の板の表情は白くてとてもおとなしい。
例えるならば、学校の教室の窓際で静かに微笑んでいる、だけどなぜか存在感のある色白の女の子のようだ。
なまめかしい土佐漆喰磨きの壁によく合う。

銀杏はまな板にも使われる木なので、この厨房は全面まな板ですな。

2005年11月20日

やはり葉山はあたたかい

カテゴリー: ピスカリア


日中飯能での作業後、その日の夜、明日の作業の準備で葉山の現場に向かう。
晩秋の葉山の夜はとても静か。

そして前日の夜飯能に居たのでとくに感じたが、やはり葉山はあたたかい。
上着なしでも十分まちを歩ける。

それにしても、飯能の夜は寒かった。

街なかの隠れた清流

カテゴリー: ピスカリア


飯能某所の河原。
柿渋+荏油塗りの作業後、訪れる。

飯能は材木の街だけあって、川が流れている。
夏になるとたくさん人が来るような飯能河原もあれば、ここのように夏でもほとんど人気のない河原もある。
この季節ということもあり、水がとても澄んでいる。
とても癒される。
さらさら、という川の流れの音も、落ち着いた気分にさせてくれる。

そういえば学生時代、北白川の疎水の脇の安下宿に住んでいたが、雨と聞き違えるほどひっきりなしに川の流れの音が聞こえてきたことを思い出す。
安下宿だったので今思えば巾2寸程度のしっくい壁一枚で隔てただけの部屋だったが、ちょっとした音ならばかき消してくれるような気がした。

また川は、不思議なことに目的もなくしばらくぼうと時間を忘れて眺めてしまう。
声をかけなければ、おそらくずっとそこに佇んでしまうのではないかと思うほどだ。きっと心が洗われるんだろうな。

川はいろいろなものを流してくれる。

本当に今年最後の飯能への旅

カテゴリー: ピスカリア


板壁の下ごしらえ終了。
8月に野地板を塗ったのが最後と言っときながら、今回も来る。
今回が正真正銘の今年最後の飯能への旅。

そして飯能に来るようになって6年経つが、初めての宿泊。
4人で合宿の風情。
一日目の作業が終わったら、郊外のスーパー銭湯に入り、また街なかに戻って食事。昔からありそうな趣のある店に入り、このあたりの地酒「天覧山」を飲みながら、焼き鳥を食う。
そしてホテルで就寝。11時ぐらいであっただろうか、身体を動かした後ということもあって、知らぬ間に寝ていた、コンタクトをしたまま。
目はパシパシになったが、久しぶりによく寝た。

最後に、二日間作業に参加人たち。
Iさん、Msさん
Mtさん
Ngさん
Ymさん
ありがとうございます。