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焼杉は子どもも力になるのです

カテゴリー: 目黒か邸


焼杉作業は、焼くだけではありません。

焼く

デッキブラシまたはたわしで水洗い

乾いたら、カラブキ

と、3段階の作業が必要となります。
焼くのはさすがに大人の作業ですが、それ以外は子どもたちも力となります。

写真でデッキブラシを持っているのは、OzさんのTっちゃん。
一日中の参加でしたが、飽きることなく作業してもらいました。

2005年9月2日

野地板と 洗濯物と 青空と

カテゴリー: ピスカリア


好きだなあ、こういう景色。
ゆらりとした時間。

ついでに言うと、破風板も取り付けられました。
「風を破る板」ってどんなものを想像します?

棟梁とたてものやの共通点

カテゴリー: ピスカリア


・自転車でふらふらするのが好き
・川で泳ぐのが好き
・自然農法が好き
・我が道を行く
・色が黒い
・尿酸値が高い
・木のたてものが好きでたまらん

野地板

カテゴリー: ピスカリア


暑さ38㎜のスギの野地板が張られました。
このうえに通気層があります。
断熱材は入れませんが、厚板と通気層とこれから載せるいぶし瓦のおかげで、風通しを確保すれば、夏でも小屋裏が爽やかな感じがします。

しかし、「野地板」って、漢字だけ読むと地べたに張る板という気がしますが、実際は、屋根の下地に張る板のことなんですね。
コトバの不思議を感じる単語の一つです。

2005年9月1日

銅の妖しい輝き

カテゴリー: 目黒か邸


軒樋の取付。樋は銅。
銅は、写真のように、最初はまばゆいほど妖しい輝きを放つのですが、1週間もするとくすみ始め、ゆくゆくは、赤銅色に落ち着きます。
ですので、この妖しい輝きを拝めるのは、最初の頃だけ。
私はこの輝きを放つ銅を見るのをひそかに心待ちにしていたりもします。
まるで桜のように、短い間しか見ることができないということもありますが、じいさんの家が実は板金屋で、この輝きを放つ銅の色を見ると、じいさんの家によくお世話になった幼い頃を思い出したりもするからだと思います。
幼少の頃の体験が往々にして人の将来を左右しますが、銅板に囲まれ、職人さんたちと接した自分の幼少の頃の経験が、実はたてものづくりの道に入る動機の一つになっているかもしれません。

2005年8月28日

今年の夏の最後の思い出

カテゴリー: ピスカリア


あっという間の夕暮れ。
上棟祝もお開きに。
祭の後の寂しさ…
まだ余韻を引きずっています。

・・・・・・・

今年の夏は、上棟祝いに始まり、上棟祝いに終わる、そんな夏でした。
7月7日は、独り立ちしてはじめてのK邸の上棟、そして昨日はI邸の上棟。

上棟祝は、工事の通過点の一つですが、今まで刻んでいただいた大工をねぎらい、そして今後の工事関係者一同が会し、今後の安全を祈願するとともに相互の関係を深める、とても重要な儀式です。
また、木の建築は「構造≒意匠」でもあるので、上棟は設計者としても特別の感慨があります。
こうした特別の儀式が、ひと夏に2回も経験でき、建て主さん、職人さん、ボランティアで手伝ってくれた方々、近所の方々、そして家族の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。こうした建物は、大工だけではなく設計者だけではなく、関係する皆さんの協力があってこそ前に進むものですからね。
この夏2つの上棟祝を経て、この感動をここで終わらせるのではなく、関わっていただいている職人さんたちとこのような建物を一つ一つ作り続けていこうという意を強くした次第です。

2005年8月27日

上棟祝の記念写真

カテゴリー: ピスカリア


棟梁の後藤さんが祝詞をあげたあと、参加者一同で記念写真。
うちの子らはなんちゅう顔をしとるんや。

その後、Iさん調達の野菜と魚でバーベキュー。
さすが、むっちゃうまい!

子どもたちは給仕役として大張り切り。
子どもはやっぱりこういう大勢の人が集まる場が好きなようです。

ひととおり給仕役の仕事が終わったら、森戸海岸に一目散に。
台風の影響で海辺に打ち上げられたヒトデやカニやサカナをかき集めてました。
今年最後の夏を満喫したようです。

家も雨支度

カテゴリー: 目黒か邸


台風が近づいているので、大工の藤間さんが台風対策を。
足場のシートを外して、建物全体にブルーシートを巻きました。
これで荒壁も風雨で流出することがありません。

須藤硝子さん。
台風が近づいていることもあり、予定を変更し、急きょ今日の昼、サッシの障子を付けていただきました。