柿渋塗りに必要なもの、その3
それは、休憩タイム。
これが待ち遠しかったりして。
藤間さんを囲み、皆で談笑。
ついでに、台所廻りの打ち合わせ。
コーヒーは、ななんと藤間さん(大工)が淹れてくれます。
我が家の家づくりのときもそうでしたが、常にコーヒーは藤間さん(大工)が淹れてくれます。
それもインスタントではないですよ、豆からです。
藤間さん、ドリップセットを持ち歩いているのです。
空の下で飲むブラックコーヒーは格別。
それは、休憩タイム。
これが待ち遠しかったりして。
藤間さんを囲み、皆で談笑。
ついでに、台所廻りの打ち合わせ。
コーヒーは、ななんと藤間さん(大工)が淹れてくれます。
我が家の家づくりのときもそうでしたが、常にコーヒーは藤間さん(大工)が淹れてくれます。
それもインスタントではないですよ、豆からです。
藤間さん、ドリップセットを持ち歩いているのです。
空の下で飲むブラックコーヒーは格別。
Hさんも、運びます。
木って、けっこう重いですよ。
さて柿渋塗りに必要なもの。その2。
家づくりに対する「愛」ですね。
想いを込めて、材木をゴシゴシ、ゴシゴシ。
そう、柿渋塗りは、木に「気」を注ぎ込む作業なのです。
今日は3回目の柿渋塗りです。
参加者は、Kさんご夫妻と私の3名。
そして藤間さんが鍵を開けるためもあって付き合ってくれました。
朝7時からの作業。(私は少し遅刻しましたが)
朝は涼しくていいですね。途中雨が降ったものの、11時を過ぎた頃はとても暑かったです。
そして、お昼で全ての作業が終了。
何だか時間を得した気分になります。
その後、Kさんたちは次の用事へ、私はエコヴィレッジ鶴川の打ち合わせに向けて、ウッディカネコを後にしました。
それとKさん、お昼ありがとうございました。
時間がない中、お昼どうしようかな、と思っていましたので、たいへんありがたかったです。
あまりにも腹がへっていたので、目的地に着く前に車の中でたいらげてしまいました。
しかし、「スナックえんどう」の何たるかを知らず、失礼いたしました。そういうことだったのですね…ふたを開けて理解しました。
葛もおいしかったです。
今日は、Iさんの家の竹小舞の材料となるマダケを伐採しました。
参加者は、Kさんご家族4名、安全食品宅配会社のAさん、Iさん、Aさん、そして私の8名。
雨も心配されましたが、大丈夫でした。
今日の目標は、3メートルの竹を約120本伐ること。
このまえは3人で40本を1時間程度で伐採できたので、8人いればぼちぼち作業しても午後には終わるかな…、と思ったら、皆さん本当によく働いてくれて、午前中には目標の120本どころか、150本までいきました。とくに、Kさんのキミヒコくんの活躍ぶりはすばらしいものがありました。
そしてお昼ごはんは、Iさんが用意してくれたおにぎりとお味噌汁、そして近くのスーパーで買ってきたおかずをいただきました。
やはり労働の後の、空の下での食事はうまい!
でもって、食事もプロが作ったものですからね、うまいです。
何よりの作業報酬です。
腹ごしらえの後は、少し竹林をきれいにしました。
やっぱり竹林は、人の手が入るとすがすがしい状態になることが実感としてよく分かります。
竹の枝がたくさん出たので、私は竹ぼうきを作ってみました。(写真参照)
そうこうしているうちに、竹林の所有者、Tさんがいらしてくれました。
Tさんのご好意で、竹の子をいただきました。
マダケの竹の子は、この時期がシーズンです。
(まるではかったよう?)
一部生でいただきましたが、うまかったり甘かったり苦かったりと、生ならではの「スリル」をいろいろ楽しむことができました。
また、Tさんからいろいろ里山の話を聞かせていただきました。
里山は暮らしの一部であるとともに、遊びの宝庫ですね。
話を聞いていると、わくわくしてきます。
こちらも仕事なのか遊びに来ているのか、分からなくなってきました。
まあ、仕事なんだろうな。どちらかというと。
話していると、あっという間に4時。
やっぱり外で楽しみながらの作業はいいですね。
その後、へっころ谷でゆっくり食事をして、帰路につきました。
いや〜しかし子どもは元気。
大人と同様、いやそれ以上に働いていたかも。
キミヒコくん、一番汗かいていたもんな。
きらくなたてものやの専属作業員として、今後もよろしく。
そういえば、つかまえたトカゲ、元気ですか。
作業の最後のクライマッックス。
泥のプールにダイブ!
自分がダイブした後、子どもたちつかまえてダイブさせようとしたら、本気で叩いて怒ってました。
たくましく育てよ、子どもたち。
よいお天気の下、集まってくれた人たちで、泥を作りました。
総勢17名。うち子ども5名。
内訳は、
・Kuさんご家族 大人2名・子ども1名
・Tsさんご家族 大人2名・子ども2名
・Onさんご家族 大人2名
・Qちゃん(高橋尚子)似のお姉さん(すみません、名前忘れました)
・Maさん
・Iさん、Aさん
・日高の家族(大人2名、子ども2名)
左官屋の湯田さんに事前に作り方をよくよくおうかがいし、レッツトライ!
作り方は、言葉で書くととても簡単。
土とワラと水をよく混ぜて、それを3ヶ月間以上ねかしてできあがり。
だけど、これがなかなかたいへんな作業なのです。
まず、そもそもワラを集めるのがたいへんでした。
量もそれなりに必要なので、こんなにたいへんとは思わなかった。
やっぱり、無農薬で作ったイネのワラを集めたいではないですか。
しかし、ワラを集めようとしたのが今年に入ってからだったので、農家の皆さんは圃場にすき込んだり、すでに何かしらに使っておられるようでした。
ワラは、前々から(遅くとも夏には)農家の方々に言っておかないと、順調には集まらないようですね。やっぱり、たてものづくりにも、「歳時記」ちゅうものがあるんやな、と感じた次第です。それと、ワラは今やとても貴重なものなんですね。
しかしそんな中、とてもありがたいことに、いろいろご縁があって集めることができました。とてもありがたいので、以下に紹介させていただきます。
・石山さん(秋田で無肥料無農薬の米作りを実践されている方。ナチュラルハーモニー河名さんの紹介)
・後藤さん(この家を造る大工!です。自然農法で田んぼをやっていらっしゃいます)
・石川さん(エコヴィレッジ鶴川の地主さん)
そしてワラを5〜6センチに切る作業。
後藤さんから借りた押切で、集めたワラをひたすら切る切る切る。これがとても地道で大変!
後藤さんから押切を借りてなかったら、たいへんなことになっていました、きっと。
次は土。
これもまた一筋縄ではいかなくて、自然にある土だから、全てがさらさらの土とは限らないわけですね。けっこうちょっとした塊があるわけです。これをそのままにして混ぜると、塊は塊のままで、泥になってくれません。ですので、その塊をたたいてよくつぶす必要があります。これは今回、女性陣と子どもたちの仕事でした。
で、以上のとおり準備を整え、材料を容器の中でよく混ぜます。
これは今回、男性陣の仕事。
よく手をかければかけるほど、泥の質がよくなるので、ついつい黙々とひたすらこね続けます。だから華やかでにぎやかな女性陣と子どもたちに対し、寡黙で地道な男性陣でした。
…よく混ぜ終えたら、事前に作っておいた、2m×4m程度の「泥のプール」にザバン。
泥のプールで、ひたすら踏み続け、踏み続け、3ヶ月以上寝かして、荒壁用の粘土になります。これも踏めば踏むほど、よく攪拌されてよい粘土になるのですね。
これは子どもたち喜ぶかな、と思って、子どもたちの仕事にしようして誘ったら、・・・。泥が気色悪かったのか、汚れるのが嫌なのか、意外にも不人気。仕方ないので、最初は男性陣の仕事。もくもくと地味に踏み続けます。気持ちいいんだけどな。
しかし午後。
女性陣が、「楽しそう」と言うので、女性陣参加。
女性陣が入ると、子どもたちも入りたいというので、子どもたちもいっせいに参加。
一気に泥のプールが華やぎます。
そして午前中、泥のプールに入っていた男性陣は、押し出されるような形で別の作業へ…
そのうち、泥のプールでだるまさんころんだが始まったりと、大騒ぎ。
むっちゃ楽しそう…
人が変われば雰囲気も変わります。
そのかたわら、黙々とわき目もふらず竹を割くTsさんとKuさんとMaさん。
みなさん大活躍。全部割いちゃいました。
あれ、160本ありましたよ。
そうこうしているうちに、もう5時過ぎ。
だんだん寒くなってきました。
まだまだ泥作りの材料は残ってますが、作業終了。
もちろん泥だらけなので、シャワーを浴びました。
すると、泥を踏んでいるときに、スネにワラが擦っていたのか、スネがしみまくります。
それと、普段使わない筋肉を使ったので、不自然な疲労感が…
今日は、大人も子どももそれぞれに役割があって、皆さん大活躍でしたね。
とても重労働でしたが、皆さんとても楽しんで作業してくれました(はず)。
ありがとうございます!