広々
鎌倉梶原み邸にて。
既存の建物の解体が
終わりました。
この敷地は広いとは
思っていましたけど、
やっぱり広々と
感じます。
これまで何となく
じめじめと感じていた
北側や西側も
光が当たって
気持ちがよさそうです。
鎌倉佐助い邸にて。
大工の刻みと
柿渋塗りが
無事先月末に終わり、
先週末建前を
予定していたのですが、
今年はいかにも
梅雨らしいお天気で
二度にわたる延期。
ようやく今日
三度目の正直で
建前にこぎつけました。
お昼前までに
棟が上がり、
お天気もお昼までは
薄日が射すほど。
順調順調、
と油断していたら
まさかの
雨ざあざあ。
どうなることやらと
思いましたが、
夕方には
止んでくれて
野地板まで
張ることができました。
まだ梅雨空が
続きそうなので
とりあえず今日で
屋根が閉じれてよかったです。
雨のおかげで
心なしか緑は元気。
桜の木に合わせた
屋根のかたち。
無事野地板まで
張り終えました。
狛江か邸にて。
いよいよ土塗りが
始まりました。
先週はいかにも
梅雨らしい日が続くので
今週に延ばしたのですが、
今週もけっきょく
空はそんな感じ。
うまくかいくぐって
進めていきたいと思います。
寒川な邸にて。
今日は梅雨空の下
地鎮祭でした。
梅雨らしく
時折雨がぱらつきましたが、
神のご加護が空に届いたのか
空もがんばってくれて
雨も逃げ出したくなるほどではなく
むしろ心地よい滴り。
式の後
少し雨脚が強くなってきたので、
無事行えて本当によかったです。
小さな子どもたちも
多くいたのですが、
みんなよくがんばりました!
ところで今回の神主さんは、
若い女性の方でした。
女性の方の祝詞や
降神昇神の儀などの掛け声は
どこか神々しくていいですね。
日本には女神が多いのも
うなづけます。
たまたま軸組模型を
持参する用事があったので
ついでに祭壇に
置かせていただきました。
寒川神社の鎮め物。
珍しいので
しげしげ眺めていたら
寒川神社オリジナルの
ものらしいです。
学びにもつながる
鎮め物です。
狛江か邸にて。
今日の午後から
タケコマイ隊。
あとは窓上などの
小さな小壁と
部屋の取り合い部分。
面積は小さいですが
重いのほか
手間がかかるところです。
しかし建主さんも
せっせとがんばってくれたおかげで
無事日暮れ直前に
できあがりました。
これで三月半ばから
コロナ禍をかいくぐって
進めてきたタケコマイ隊も
これにて完了です。
あーここは
三角形が多かったので
ちょっとかかるなと
思っていたので
ホッとしました。
最後の縄を結び終えた後は
心の中でガッツポーズ(笑)。
来週からさっそく
土を塗る予定です。
鎌倉佐助い邸にて。
約1年ぶりにカキシブ隊。
色付けや
様々な機能を高めるために
柿渋を塗るというだけではなく、
その作業の特質から
住まい手の愛を注ぐ作業。
身体への負荷もほどよく、
大好きな作業の一つです。
今日は建主さんの女性陣三世代に加え、
お母さまの妹、つまり伯母さんも
来てくれました。
子どものAちゃんは
小学2年生。
その年代の子どもは
遊ぶことに目が行きがちですが、
なんと最初から最後まで
熱心に作業してくれました。
作業の合間、
「学校で図工好き?」と聞いたら、
満面の笑みで「うん!」との答え。
竹小舞をはじめとする
今後も続く建主さん主体の作業が
楽しみになってきました。
そんなAちゃんのがんばりもあって
無事夕方5時に全ての作業が完了。
明るいうちに
帰路につけてよかったです。