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2019年12月5日

イチョウが座る

鎌倉浄明寺は邸にて。

先週現場に持ち込んだ
幅2間のイチョウの板が

所定の位置に
取り付けられました。

この家には
いわゆる玄関はありませんが、

玄関のような場所の
式台にあたります。

輪郭の主張しすぎない
柔和な曲線が

人を温かく
迎え入れてくれます。

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2019年12月3日

天地返し

鎌倉浄明寺は邸にて。

塗る直前に
土に藁を足して天地返し。

味噌づくりみたいですね。

今日があたたかい日で
よかったです。

それにしても6畳分の面積を
一人でこね返すのは、

足腰のいい
トレーニングになりました。

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2019年12月2日

久しぶりの二度目のカキシブ隊

二宮のちっちゃな小屋にて。

刻みが終わったので、
大工の下小屋に出向いて
柿渋を塗りに行きました。

一人(一家族)がきらくなたてものやに
複数回仕事をご依頼いただくことは
ありましたが、

それはだいたい
改修の仕事で

柿渋塗りを2度行ったのは
初めてのことです。

また塗る道具は、
当時と違うもので、

カキシブ隊の時の流れを
感じました。

作業のほうは
ちっちゃな小屋なので、
お昼前には完了。

お昼前に作業が終わると
一日が得した気分になります。

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2019年12月1日

イチョウが香る

鎌倉浄明寺は邸にて。

大工が式台になる
幅2間のイチョウの板を加工中。

白肌の気品のある
木目も目を引きますが、

イチョウ独特の香りが
敷地いっぱいに
広がっていました。

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2019年11月20日

試し塗り

鎌倉浄明寺は邸にて。

竹小舞の作業に来たら、
お風呂の壁2枚に
土が塗られていました。

今回は現場の土を
寝かして使い、

しかも荒壁土仕上げ、

まさにどんな表情になるのか、
全く読めません。

それを事前に確認するために、
室内側に板を張るお風呂に
試し塗りしてみたのです。

印象は、
いつも使っている
粘土よりも黒い。

あとは乾いてきて
どんなふうに割れてくるか。

その様子で
後日藁などで調整する予定です。

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遊びもしごとだ

鎌倉浄明寺は邸にて。

タケコマイ隊に来てくれる
フリースクールの子どもたちは、

精いっぱい仕事し、
そして精いっぱい
遊んでいきます。

今日も
タケコマイ隊恒例?の
弓を作ったりして、
そんな日となりました。

大人たちは、
そんな子どもたちの
楽しそうな声をBGMに
手を動かします。

聞いている私たちも
楽しそうな気持ちになります。

ということは遊ぶことも、
立派なしごとです。

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2019年11月13日

アトホームな一日

鎌倉浄明寺は邸にて。

今日も平日に
こじんまりとタケコマイ隊。

今日もフリースクールの子どもたちが
来てくれました。

子どもたちは
時折作業のお手伝いをしつつも、

建主さんの子どもと
フリースクールの子どもたちが
かくれんぼしたりなわとびしたり、

いつの間にか仲良く遊んでいる姿は
何ともほほえましかったです。

アトホームな一日。

竹小舞は、
人と人との関係も
結ってくれるなあ。

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2019年11月12日

ひとめぼれ

岡部材木店に立ち寄ったついでに、
ちょうど鎌倉浄明寺は邸の
式台を探していたので相談したところ、

「宝の山」のように
板が積まれた場所に移動し、

あれがいいのでは
これがいいのでは
と話している間に、

曲線が何ともなめらかで美しい
イチョウの板にほぼ一目惚れ。

建主さんにも相談して
即決しました。

それにしても今は
すぐに画像を送って確認できるので
便利だなあ。

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木配り中

カテゴリー: 新築の仕事 狛江か邸

自由の森学園への用事とともに、
すぐ近くの岡部材木店の土場に立ち寄り、

狛江か邸の刻みの様子を
見てきました。

すると柱の木配りをするために
ウマの上にヒノキの4寸角が
ずらりと並べていました。

美しい木目ばかりでしたが、
話をしていると
これらは「二軍」とのこと。

ホントに?

材木屋の気配りに
頭が下がるとともに、

「一軍」がどんななのか
期待が高まります。

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2019年11月11日

手作りの祭壇

土用が明けたその次の週、
二宮のちっちゃな小屋作りが
始まりました。

始まりの儀式は、
手作りで。

この祭壇が
このたてものを
象徴しているような
気がします。

心を込めて
しっかりとお清めして、

再びこの場所で
物語が始まります。

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