あるもの使った省エネクーラー
横浜す邸にて。
今日は夕方から、
五十嵐さんが達磨窯で焼いた
瓦の屋根に昇って、
井戸水を散水する装置を
取り付けました。
少し前の改修工事で、
屋根の素材はカラーベストだったのですが、
散水装置を取り付けたところ、
夏場とても効果があったとのことで、
だとすれば水を吸う
五十嵐さんの燻し瓦だったらなおのこと
気化熱による冷却効果は
あるだろうという話を
何かの折にしたことを
横浜す邸の建主さんが
覚えてくださっていて、
それで今回本格的に
取り付けることにしました。
どのように散水用ホースを付けようか
屋根屋さんと相談しながら考えてみたのですが、
棟に載せる瓦は、
銅線で括り付けるので、
それを使って
簡易的に取り付ければいいのではないか
と思ってやってみたところ、
うまく行きました。
せっかく取り付けたので、
てっぺんに取り付けたために
それほど目立たないこともあり、
一年中このままでも
いいかもしれませんが、
簡易的に取り付けられるということは、
簡易的に取り外すこともできます。
またこの装置に使う水は、井戸水。
揚水するための動力は必要ですが、
「あるもの使った省エネクーラー」として
この夏活躍してくれそうです。