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2010年4月10日

桜の候のカキシブ隊

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日は桜の候のカキシブ隊。

桜の、と付けるには、
ギリギリの日程でしたね。

ここのところ、
微妙な天気が続いていましたが、
今日は爽やかな陽気。

ここでの柿渋塗りは、
空の下で行いますので、
雨が降ると中止なのですが、
予定していて
中止になったことが
ありません!

‘こ’さん、風は呼べど、
間違いなく晴れ男です。

そんな陽気もあって
今日はたくさんの人たちに
集まっていただき、
午後2時頃、
作業は早く終わりました。

子どもも2人いたので、
終始とても賑やか。

早く終わったので、
遊ぼうよ、ということになり、
最初「オニゴッコ!」
と言っていたのですが、
大人を交えての
オニゴッコはつらいので、
ハンカチ落とし。

大工も交えて、
ちょっと本気になって、
しばし楽しみました。

そんな和気藹々とした
カキシブ隊。
次回は、平日ですが、
4月26日月曜日。
皆さん、ぜひ!

・・・・・

鎌倉か邸見学会、
参加者募集中!

2010年3月20日

春の嵐のカキシブ隊

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日はいいお天気でしたが、
風の強い一日でしたね。
ここのところ柿渋を塗る日は、
毎回風が強い気がします。

そんな春の嵐のような今日、
建主さんも含めて6名現場に集まり、
柿渋を塗りました。

風が強いと、
塗ったあとすぐ乾き、
塗った履歴がすぐ分かるほど、
柿渋の色づきも
早いような気がします。

そんなこともあって
仕事は順調に進み、
おやつの時間までには
今日のノルマ(5寸角26本)は、
完了しました。

2010年3月13日

早春のカキシブ隊

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日は一日、
横浜こ邸でカキシブ隊。

午前中は凄い風でしたね。

風が強くて、
カキシブの容器が
何回か倒れてしまいました。

しかし午後は一転、
穏やかな風と陽射しの日。

終わりよければ…、で、
外で作業するには、
心地よいと感じる日でした。

今日はスギヒノキの5寸角を
40本!

2010年2月21日

計ったような話

カテゴリー: 横浜栄こ邸


焼杉作業を開始しようとしたら、
飯能の岡部材木店から電話。

横浜のこ邸で使う材で相談の電話で、
ちょうど今私は
飯能にいるではありませんか。

たまたまだったのですが、
私が飯能にいることを
まるで知っているかのような
タイミングの相談。

電話で話を聞くよりは
見たほうが早いので
早速車を15分ほど走らせて、
木を前に打ち合わせをしてきました。

行くと、出発を待つばかりの
製材された材木が山積みに。

どれも木の表情が美しく、
今後の刻みが楽しみです。
(後々また紹介したいと思います。)

相談を解決したあと、
早々に焼杉作業に戻りました。

2010年2月16日

実生の木

カテゴリー: 横浜栄こ邸


昨日、材木屋に行って、
桧を中心に、
木を見てみたわけですが、
そのうち何本かは、
実生の木とのこと。

実生の木とは、
植林された木ではなく、
山で種から自然に芽が出て、
そのまま育って大きくなった木。

つまりほぼ自然木ということです。

今流通している木は、
ほとんどが人工的に
植林された山から出た木ですから、
こうした木はとても貴重といえます。

周りの木をかき分け、
逞しく育ったその木は、
年輪の詰まり方、
とくに若い頃の部分にあたる
中心のあたりが凄い!

木目の細かい木肌も
さることながら、
逞しく育っただけに、
強度もありそうです。

巡り合わせで
この木たちを使えることに感謝!

2010年2月15日

木の最終確認

カテゴリー: 横浜栄こ邸

雨の降りしきる中、材木屋へ。

私たちの建築は、
構造かつ意匠ですから、
何の木を使うか、
それをどのように製材するか、
材木の段階で
検討する必要があります。

とくに今回のように、
何本か太鼓梁を使う場合は
木の面の表情が
空間に影響を与えますので、
一本一本確認していきます。

寒い寒い日でしたが、
材木屋と熱く話し合った
日でした。

2010年2月6日

ゲンバでカキシブ隊(3回目)

カテゴリー: 横浜栄こ邸

ゲンバでカキシブ隊、
今日は3回目。

垂木を中心に塗りました。

澄みわたる青空の下での
仕事でしたが、
今日はとにかく寒い!

身体を動かしている間は、
大丈夫でしたが、
お茶の時間など、
身体の動きが止まると、
とたんに寒さが沁みる日でした。

そんなとき、建主さんから
温かいおしるこの差し入れ。
ありがとうございます!

現場では、
水道屋の森田さんが
外部配管の作業。

こうして丸一日、
現場にいる機会がなければ、
なかなかこうした仕事は
見ることができません。

その意味でも
現場での柿渋塗りは、
いいですね。

2010年1月30日

ゲンバでカキシブ隊(2回目)

カテゴリー: 横浜栄こ邸

先週土曜日に引き続き、
今週も土曜日、
ゲンバでカキシブ隊。

この時期は寒いのですが、
天気が安定していて
カラッとしているので、
柿渋を塗るのには
いい時期かもしれません。

独特の匂いも、
気のせいか夏よりも
気にならないような気がします。

さて今日の参加者は、
建主さん3名、
設計者仲間の‘む’さん、
鶴川から子ども一人で‘た’くん、
前の建主であり友人の‘く’、
そしてきらくなたてものやから4名、
と賑やかに作業。

‘く’と私は、
所用でお昼で失礼しましたが、
今日も土台と垂木の一部と、
たくさん塗ることができました。

来週も土曜日行う予定です。

柿渋を塗る‘た’くん。
その一方で、
大工仕事が気になって気になって、
仕方なかったようです。

2010年1月23日

ゲンバでカキシブ隊始動

カテゴリー: 横浜栄こ邸

またまた始まりました、
カキシブ隊。

これまでは、
家づくりを担当する
それぞれ大工の下小屋で
行っていたのですが、
今回は現場で材木を刻んでいるため、
塗る場所も現場。

大工以外の職人も
仕事している横での
作業となります。

自ずと現場に
多くの人たちが集まり、
活気が出ますね。

現場で材木を刻み、
現場で柿渋を塗ることは、
滅多にできることではないので、
しばらくこの雰囲気を
楽しみたいと思います。

今日の参加者は、
建て主さん3名、
きらくなたてものやから2名、
午後からお手伝い1名。

桧の土台を塗りました。

今日は現場では、
基礎屋のササゴ建設の皆さんが
土間打ちの作業を行っていました。

今日の成果。

写真だと分かりづらいですが、
今回は5寸角なので、
やっぱりごつい!

運ぶ時にずっしりきます。

2010年1月16日

立上りのハイキン検査

カテゴリー: 横浜栄こ邸


来週月曜日、
基礎の立ち上がり部の
コンクリートを打つので、
鉄筋の施工状況の検査に
行きました。

基礎工事の際はこうして、
基礎の床になる部分(耐圧盤)、
そして今回の部分と、
2回検査します。

今回は配筋だけではなく、
アンカーボルトの位置を
一本一本確かめる必要があるので、
耐圧盤のときよりも、
時間を要します。

今日もたっぷり
約1時間半かかりました。