ブログ
2009年9月10日

にわか解体屋

カテゴリー: 横浜栄こ邸


建主さんたちと所員みんなで、
建物が建つ位置にある温室を解体。

温室を木材保管庫として、
どこかで使わせていただければと思い、
私たちの手で壊すことにしました。

思いのほか大変でしたが、
バラすことは組むことを
知ることになるので、
いい勉強になりました。

2009年6月27日

皆交えて泥こねる

カテゴリー: 横浜栄こ邸


左官屋の湯田工業、
大工の藤間建築工房、
設計のきらくなたてものやが
現場に集結し、
また建て主さんも交えて、
将来使う壁土用に
泥をこねました。

体力的にしんどい泥コネは、
皆でやることで、
連帯感を生み出します。

この家づくりでもきっと、
建主と職人と設計者とで
いいチームができそうです。

ところで建主さん、
80歳を超えているとは思えない
はつらつぶり!
足腰がしっかりしています。

ふだん農作業している人は、
色々な意味で
生きる力が強いと思いました。

2009年5月19日

木を見て

カテゴリー: 横浜栄こ邸


横浜栄こ邸では、
基本的に桧普請の家。

今材木屋に
どんな桧があるか、
確認してきました。

木は生き物、
全て規格化された
工業製品ではありませんので、

今使える木を見て
改めて計画を考える、
そんな設計の仕方も、
あると思うのです。

2008年11月10日

軸組模型ができた

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日の打ち合わせ用に、
三十分の一の
軸組模型を作りました。

三代を経て建て替える家は
とても大きく、
木組みもいろいろ見せ場があって、
作りがいのある模型でした。

ところで昨日の夜、
完成まで8合目、といったところまで来て、
さあ寝よう!と立ち上がると、
足のしびれもあってよろけてしまい、
よりによって模型のほうに倒れかかって、
模型の半分がぶっこわれてしまいました。

真夜中あぜんぼうぜん、
これは夢であってほしい、
と願いましたが、
何度目をこすってみても
これは現実、

どうあがいても
もう間に合わないかな、
と少しあきらめかけていましたが、

今朝からスタッフ三人がかりで
猛然と作り直し、
何とか完成までこぎつけました。

みんな、ありがとう!

チームで助け合い、
仕事をするっていいな、
と改めて思いました。

2008年8月18日

タカラの山を見に行く

カテゴリー: 横浜栄こ邸

将来の建て主さんと、
飯能の材木屋へ木を見に行きました。

・木のふるさとを肌で知る

・建主さんと木を商う人との顔の見える関係づくり

・木から空間を発想する機会を作る

これらのことを目的として、
できるかぎりこうした機会を作っています。

たくさん並んでいる木の
表情を見たり、匂いを嗅いだり、
色々な木を色々な感覚で、感じました。

他に誰も居ない、
心地よい河原で一休み。

緑と水が映え、
真夏なのに涼しく、
息を吸えば空気がおいしく、
せせらぎの音や虫の声のみが響き、
「楽園」と表現してもいいくらい、
心地よい空間です。

ここでみんなで、
材木屋さんの差し入れで、
よく冷えた西瓜を食べました。

とてもステキな
仕事再始動の日でした。