ブログ
2010年12月21日

横浜こ邸101221

カテゴリー: 横浜栄こ邸

ここのところ
左官屋さんが3人
ずっと詰めて、
中塗り進行中。

大工は2人で
造作工事。

年末まで現場が
賑やかです。

2010年12月11日

横浜こ邸101211

カテゴリー: 横浜栄こ邸

壁のほうは、
現在貫伏、斑直し。

柱同士を
ベルトのように巻き、
竹小舞を支持している貫板を
棕櫚を渡して土で覆い、

さらに
それ以外の部分を
平らに整えるための
仕事です。

ですので壁が
縞模様に。

それを裏から見ると、
貫の部分だけ
水気が沁みないので、
こちらも縞模様になります。

大工は現在、
細々とした仕事が進行中。

居間のカウンターの上の
幅の狭い天井が
貼り終わりました。

2010年12月2日

横浜こ邸101202

カテゴリー: 横浜栄こ邸

連日、横浜こ邸へ。

昨日は
左官の進み具合を書いたので、
今日は大工の仕事の話。

現在、
物入の壁の
板貼り進行中。

余った板を
うまく使って、
側の壁を
貼り進めています。

建具で隠れて
見えなくなるところですが、
隠すのがもったいないほど、
余った板の割には、
なかなかいい表情です。

幅木が概ね
付け終わりました。

現在
つっかえ棒を添えて、
養生中。

ちなみに糊は、
だいぶ前に紹介した
自然素材由来の接着剤

膠が主成分だけに
寒くなってきたので、
(とはいえ今日はあたたかかった!)
固まるのが早く、
扱いが難しく
なりつつあると思います。

夕方5時前、
現場を後に。

冬至が近づいて
陽が沈むのが早く、
早々に夜景を
楽しむことができます。

作業用の灯に照らされて、
連続する垂木が
美しく映し出されています。

2010年12月1日

横浜こ邸101201

カテゴリー: 横浜栄こ邸

ついに12月。
来月はもう
お正月ではないですか。

さて横浜こ邸は、
完成に向けて、
着々と進んでいます。

現在左官工事は、
貫伏・斑直しと、
木ずり下地部分の中塗。

壁の木の部分が
隠れて見えなくなるので、

壁がより壁らしく
なっていきます。

2010年11月18日

横浜こ邸101118

カテゴリー: 横浜栄こ邸

横浜こ邸に
本格的に左官屋が
乗り込んできました。

これからしばらく
貫伏と外壁下地を
行う予定です。

大工の作業で目立つのは、
1階床貼り。

ヒノキの五分板を
貼り進めています。

これは私にとって
珍しいことで、
今まで床板には
サワラを使うことが
多かったのですが、

ヒノキとサワラを
比較してみると、
兄と妹という
きょうだいのようですね。

立木の状態でも
似ていますが、
こうして板にしても、
似ています。

しかしやはり、
ヒノキはサワラ比べて
表情も踏みごたえも、
堅くがっしりした
感じがあります。

それと
‘お兄さん’のほうが、
少し色白かな。

たまに赤いのが
ありますけどね。

2010年11月15日

横浜こ邸101115

カテゴリー: 横浜栄こ邸

先月初めに
塗り終わった荒壁土は
もうカラカラに
乾いています。

今週後半から、
左官屋が乗り込み、
貫伏の予定です。

1階居間では、
古口くんが
仕上げ用のヒノキ板を
床に貼っていました。

居間はもう
終わろうかという段階で、
引き続き、
厨房の部分に
差し掛かっていました。

2階へ昇ると、
藤間さんが東に面した
木建具用の枠を
付けているところでした。

早く外部の建具が入れば、
養生が楽になりますからね。

お茶の時間中、
建主さんが、
これまで撮り貯めた
たくさんの写真を
見せてくださいました。

このたくさんの写真は、
現場と密な関係を
作っている証拠。

うれしいですね。

2010年11月9日

足つぼに効く

カテゴリー: 横浜栄こ邸

横浜こ邸では、
床暖房を入れるところ以外は、
床の下地の根太の間隔を
7寸5分(約23cm)に
入れています。

この間隔だと、
根太を踏みながら
歩かざるをえないので、
歩くたび、
足の裏が刺激されます。

これが
イタ気持ちいいのです(笑)

2010年10月26日

覗き穴を穿つ

カテゴリー: 横浜栄こ邸

2階の納戸に、
1階の居間を覗く
小窓があります。

当初は付ける予定は
なかったのですが、
現場が進むにつれ、
ここに窓があると
面白いね、という話になり、
窓を穿つことにしました。

お城に行くと、
壁に偵察用の
穴が開いているのを
見かけますが、
あんな感じです。

つい首を
突っ込みたくなりますね。

普通は見れない
居間の小屋組みを
見下ろすこともできます。

こうして
楽しい仕掛け
というだけではなく、
現場では
これがなかなか便利。

2階にいても、
1階の様子を伺ったり、
1階にいる人に
声をかけやすくなりました。

2010年10月18日

かいくぐる

カテゴリー: 横浜栄こ邸

2階の浴室の納まりについて
水道屋さんとメーカーと
現場で確認しました。

私たちが取り組んでいる
木組みを現す作り方の場合、
壁、天井にほとんど
フトコロがないので、

階上に水廻りを
配置する場合は、
色々気を使います。

とくに浴室は、
できるだけ段差なしで
納めたい一方、
そのためには
床下に十分なフトコロが
必要になりますからね。

設備配管も、
色々かいくぐって
納める必要があります。

さあ今日で無事
下打ち合わせは完了、
来月早々、
設置予定です。

1階根太

カテゴリー: 横浜栄こ邸

1階根太が
入り始めています。

今回床暖房を
仕込むこともあり、

大引の上に
遮風を兼ねて
38mm厚の板を敷き、
下地をしっかりと作った上に
45mm角の根太を渡し、
床を仕上げます。