四尺五寸の三変化
逗子せ邸の竣工写真シリーズ。
(畑拓さん撮影)
西側の開口部三変化。
とくに障子は
幅の狭い3本の障子が
壁に引き込まれるように
なっています。
逗子せ邸にて。
畑拓さんが撮影した
写真その4。
格子床のあるロフト。
夏の日に
上方で熱い空気の
排気を促すために
設けた格子床。
光の行き来も、
楽しい感じになった
子どもたちにとって
格好のヒミツキチです。
逗子せ邸にて。
畑拓さんが撮影した
写真、その3。
とくに最近主な居室には
ことあるごとに引き込み障子を
提案させていただいております。
意匠的なこともさることながら、
居室の熱、視線、光を
調整してくれること、
また後でカーテンを
つけるくらいだったら、
かかるおカネが大幅には
変わらないことが
その主な理由です。
今回居間には、
一間幅のアルミサッシが
三枚並んでいるため、
六本の引き込み障子が
ずらりと並ぶことに。
閉めると紙に包まれているような
空間となります。
畑拓さんが撮影した
逗子せ邸の写真、その1。
障子でありながら、
戸締りしながら風を通すため、
上下に無双の障子が付いた
横繁障子。
機能が意匠を焙り出す一例。
無双の開け閉めによって、
光の印象が変わるのも、
気に入っています。
無双の障子を取り入れることが
きらくなたてものやの定番となる予感。
きらくな網戸に引き続き、
今度はどんな名前にしようかな(笑)。