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2006年12月5日

光庭から零れる光と緑

カテゴリー: えこびれっじ


きのかの家は、
丘の上に建つ家。

それぞれの家々からの
眺めもよいですが、
こうして光庭から、
黒壁と灰色の間を縫って
零れてくる光と緑も、
いいものです。

本を読んだり、
線を引いたりするのなら、
こういう空間は集中できて、
いいかも。

2006年12月3日

木の赤い季節に

カテゴリー: えこびれっじ


共働住宅の、
最後の総会。

大きく息を吸うと、
胸が痛む、
そんな日でした。

一つの物語が、
終わろうとしています。

真紅の木が映える、
木の赤の季節。

物語の題名は、
「きのかの家」と、
相成りました。

2006年12月2日

現場で焼杉作業

カテゴリー: えこびれっじ


焼杉板を目の前にして、
現場で焼くのもいいものです。

ああ、この黒い壁は、
こうして作ったのだと、
思い出に耽りながら、
焼いてみました。

想い思いの土間

カテゴリー: えこびれっじ

今日は、
工期に追われて慌しい現場を横目に、
これからそこに住む有志の方々と、
ワイワイいいながら、
草刈と、久しぶりの焼杉作業

そのかたわら、二つの家族が、
玄関の土間を、思い思いに作りました。
(S建設の皆さん、ご協力ありがとうございます。)


色とりどりの硝子を、モルタルに埋め込み。
家全体の意匠計画も含め、
お住まいになる方と同様、
とても可愛らしい感じとなりました。


墨をモルタルに混ぜるとともに、
土間を打った後、表面に墨をモルタルに流して伸ばし、
さらに框沿いに貝などを埋めた土間。
有機的で幻想的な雰囲気を醸し出しています。
(写真は作業の途中)

ということで私も今日一日、
現場で楽しませてもらいました。

2006年12月1日

銀杏の花台

カテゴリー: えこびれっじ


少女のように、
清楚な黄白色の肌。
おとなしく存在を主張する。
それが銀杏の木。

水気を含み、
しっとりとした木なので、
昔は火の延焼を防ぐために、
並木として植えられたものでした。

そして厨房では、
素材を支え、
刃物を支える、
静かな主役。

そんな清楚で強い、
大和撫子のような銀杏の木の板が、
吉岡木材さんのところに居て、
今度は鶴川の集合住宅の一角で、
花を受けることになりました。

2006年11月23日

光臨

カテゴリー: えこびれっじ


大きな光庭の足場が外れ、
栗色と灰色の壁の筒から、
淡く白い光が降りてきた。

光臨の日

2006年11月19日

寒くて熱い日

カテゴリー: えこびれっじ


今日は寒さの押し寄せる雨模様の天気の中、
コーポラティブハウスの総会。

所要時間10時間半!

最長記録更新です。

一応予定ではいつも、7時間を想定。
なぜいつも予定どおりいかないんだろう…
と、ぼやきつつも、
実は自分自身も楽しんでいたりします。

なぜならば、結果10時間半であって、
中身の濃い、楽しい議論が続くからです。
皆さんの共同体が、
成熟しつつありますね。

皆さん、おつかれさまでした。

なお、現場のほうは、今こんな感じです。
全体の外観の様子が分かる状態になりつつあります。
あともう少し!

2006年11月16日

黒いろ色

カテゴリー: えこびれっじ


12月末引き渡しに向けて、
ほぼ日参。

佳境も佳境。
現場の方々、
たいへんな時期ですが、
あともう少し!です。

それはそうと、焼杉の壁。
黒というか褐色というか、
うまく言い表せないほど、
表情が均質でない、
奥ゆかしい色。

凡そ五百人の汗と想いが、
沁み込んでいるからかも、
しれません。

2006年11月15日

黒い壁 彩の空

カテゴリー: えこびれっじ


足場が全体的に外れ始め、
焼杉の黒い壁が表れはじめています。

それと対比するように、秋の夕陽が彩なす西の空。

しばらく立ち止まり、堪能しました。