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2006年2月16日

きりんの家に行く

カテゴリー: えこびれっじ


今日、手直し工事の準備で、昨年の4月に引き渡ししたエコヴィレッジ「きりんの家」に行ってきた。
昼下がり、建設会社の人と訪れると、全ての家の奥様方が集まってきて、一気に華やかな雰囲気に。おまけにお隣のモナさんも集まってくださった。

こうして皆さんが揃っているところでお会いするのは久しぶりだが、建設組合の雰囲気と同じように、和やかな関係の中で暮らしているようだ。

やっぱりうれしいですね。

2006年2月14日

引っ越しました

カテゴリー: えこびれっじ

エコヴィレッジ鶴川に関するブログが以下に引越しとなりました。

http://blog.goo.ne.jp/ecov/
「新・エコヴィレッジ鶴川は一日にしてならず」

そちらに記事を書いたら、こちらのブログでも報告したいと思います。

2006年2月12日

カテゴリー: えこびれっじ


エコヴィレッジ鶴川の住民によるパーマカルチャー講座も、第5回目を数える。
今日のお題は、「樹木を活かそう」。
いつもながら、酒匂さんから興味深い話をお聞きした。

樹木の話を聞いていると、木は木だけで存在することはなく、そこで暮らす鳥や虫たち、水、光がそれぞれ共存関係にあることが分かる。
そして木自身も、根、幹、枝、葉といったそれぞれの要素が互いに支え合い、栄養や水を補給し合って、いわば「協同組合」のような組織になっている。
きっと、互いに支え合う、という姿が、自然界の摂理の一つなのだ。

さて今日はもう一つ興味深い話を聞いた。
それは月が私たちに影響を及ぼす話。
月の軌道によって、地球は以下の4種類の時間帯に分類することができるらしい。

   種類   要素 星座
1「実」の時間 熱  おひつじ・しし・いて
2「花」の時間 光  ふたご・てんびん・みずがめ
3「葉」の時間 水  うお・かに・さそり
4「根」の時間 土  おうし・おとめ・やぎ

例えば「実」の時間にはカボチャやキュウリといった実を食すような植物の種、「根」の時間にはダイコンやニンジンといった根を食す植物の種を蒔くといいらしい。
そして「実」の時間は「熱」の力がより強く働き、「花」の時間は「光」の力がより強く働く。
それらの時間帯は、基本的には月が右に書いた星座を通る時間帯で決まるらしい。そして月だけではなく、私たちが知っている太陽系の惑星の動きも、その時間帯を左右するということだ。

へえ〜。宇宙の力。
人間が及ぶはずもない。

種の蒔き時だけではない。
例えば、酒匂さんが「葉」の日に味噌を作ったとき、同じ作り方をしていても「水」の力が強すぎてうまく発酵しなかったらしい。

宇宙に対する興味がますますわいてきた。

さてそんな話を聞きながら、私はたてものやなので、やはりたてもの作りにも「いい時間帯」、「旬」というのはあるんだろうな、なんて思った。

今度自分なりにそれを考えてみよう。

2006年2月2日

竹を咲く キノコも咲かせましょう

カテゴリー: えこびれっじ


エコヴィレッジ鶴川に入居予定のKちやさん。
前にも書いたとおり、コンクリートマンションの中に、竹小舞下地の間仕切壁を作る予定にしている。
恐らく、焼杉貼の外壁と併せて、日本の集合住宅史に名を刻む初の試みでしょう(笑)。

さて今日は年末に伐った竹を割く作業。
竹を割く道具を使って、一気にスパーンと割く。
やってみるとこれが実に気持ちよいのだ。
割く快感がたまらないので次々に作業が進み、午前中いっぱいかかるだろうなーなんて思っていたが、1時間しないうちに作業が終わってしまった。

そして割ている様子は、写真のとおり竹の棒が一気に花びらを開くような感じである。
まさに竹が「咲く」。

ところで、マダケの伐採の場を快く提供してくださる富澤さんの正体は、キノコ博士。
ここの竹林に、ホダ木がゴロゴロと転がっている。

ついでに、キノコの育て方など、いろいろ教えてくださった。

エコヴィレッジ鶴川にはコナラの伐採木がたくさんあるが、コナラはホダ木としてはとてもよいようで、また偶然だけど、伐採した時期が11月というのも最高だそうだ。
そして伐採してから3〜4ヵ月後に菌を仕込むのがよいそうなので、この時期仕込むにはちょうどよい。

参考になる資料もいただきました。
さっそく住民たちに相談してやってみることにしよう。

富澤さん、本当にいろいろお世話になりっぱなしです。

2006年1月29日

第4回パーマカルチャー公開講座開催

カテゴリー: えこびれっじ


岩手県でパーマカルチャーを実践されている酒匂さんを招いての講座も早4回目。
今日のお題は、「食べ物を育てよう(2)(壁面緑化、プランター、コンテナ栽培)」

毎回興味深い内容であるが、今回はとくに、都市部で実践するのにとても参考になる内容であった。
酒匂さんの一貫して主張する心構えは、「飼いならされるな」と「できるところからやってみよう」だ。
今日お話いただいた技術的なことも、都市部の身近な場所で取り組むことができそうな内容であった。

自分たちにとっての「桃源郷」を遠い世界に求めるのではなく、まずは身の回り、身近なところを、豊かに、楽しくしていきたいと思う。

まずは自分の住まう猫の額ほどの土地をどうしようか、いろいろ考えてみよう。

2006年1月24日

伐採木を住民と確認

カテゴリー: えこびれっじ


現地にて、将来住民のS藤さんとO崎さんとで現場に残してあった伐採した木をどう料理するか確認しました。

コナラを伐る

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これはコナラだろうか、クリだろうか、という話になり、じゃあ伐ってみようということで、O崎さんが木を伐る。

やはり鋸さばきはなかなかのものでした。

そして木はコナラでした。

不思議な杖の木

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現場の片隅に置いてあった木。

鳥の仕業だろうか。
それとも…
ちょうどいい塩梅に、握るところに滑り止めの堀込みがある。

自然の造形の不思議。
S藤さんにさっそく何の木か調べてもらうことにした。