衣服を杉で包む
某改装工事の現場にて。
大工と家具屋の協働による
杉で作られた衣料棚の中身が
できあがりました。
来週早々ここにずらりと、
杉の建具が並ぶ予定です。
鎌倉・腰越の改修工事は大詰め。
最後の仕上げに、
所員とサワラの床の
蜜蝋ワックスがけを行いました。
サワラの床は見た目も触り心地も、
本当に柔らかいです。
鶴川のコーポラティブハウス
「きのかの家」の5周年記念パーティーに
招待されて行ってまいりました。
大人は相変わらずでしたが、
子どもは大きく成長していてビックリ!
当時じゃれあった幼い子たちも
中学生になっちゃったりして、
五年の年月を感じました。
パーティーの最中、
大人は大人同士で陽気に酒を楽しみ、
子どもは子どもたち同士で
庭先を駆け回り、
幸せな時間と空間だなー
と思いました。
コーポラティブハウスは、
テマヒマかかるけど、
その分こうした幸せを得れるのだ、
ということを改めて感じました。
今日お披露目したこの看板は、
元々敷地に生えていた木を使い、
みんな一人ひとりが彫り込んで
作った看板だそうです。
すばらしい!
男たちが協力して作った、
質、量ともにタクマシイ料理(笑)が、
とてもうまかった!
今日はクリスマス。
4年ほど前、
住まい作りをお手伝いしたきのかの家で
毎年恒例のクリスマス音楽会を
開催するというので、
参加させていただきました。
毎年書くことですが、
久しぶりに会う
子どもたちの成長ぶりに
驚くばかりです。
私もこの一年で、
だいぶ目方が成長しましたが(笑)。
そして相変わらず、
子どもたち同士、
建物の中で元気そうに
遊んでいました。
このご時世、
子どもだけの社会を
なかなか作りづらいようですが、
ここは例外。
日々楽しそうで、
何よりです。
音楽会のほうは、
ラグビー再開と引き換えに、
2年ばかりピアノとはご無沙汰なので、
先月木の家ネット総会時にいただいた
ハナ笛を吹くことにしました。
とはいえ子どもたちの
ピアノの音色を聴いていたら、
子どもの頃の
あのドキドキ感とワクワク感が
懐かしくなり、
たまにはピアノ弾こうかな、
と思いました。
さあ来年は、
どうなることやら、ですね。
仕事としては久しぶりに、コーポラティブ住宅「きのかの家」に行ってきました。
昼過ぎから夜にかけて、建物の中を練り歩き、全体のおよそ1/3のお住まいを訪れました。
こうして練り歩いていつも思うことなのですが、どの場所、どの家に行っても、子どもたちの遊び声が聞こえてくるのです。
もちろん、もともと子育て世代の方々が多いということもありますが、そうではない方もたくさんいらっしゃるわけで、そうした方々の家を訪れたとしても、子どもたちの気配がします。
またこうして長い時間にわたり、建物の中を歩いていると、
「あれ、さっきは違う家で、違う子と遊んでなかったっけ?」
という場面を多々見受けます。
つまり子どもたちは、敷地の中めいっぱい、そして29の家を渡り歩いて、一日中遊んでいるのです。
遊ぶ相手も、年齢ごとに多少傾向はあるようですが、なんだか入り乱れています。
その間親たちは、必ず近くのどこかには居るのですが、基本的に子どもたちの輪に入ることなく、親は親の世界で何かしているし、子どもたちは子どもたちの世界で遊んでいます。
いってみれば、親が60人ばかりいて、子どもが30人ばかりいて、という大家族、それが文字通り、きのかの「家」という一つ屋根の下に住んでいる、そんな感じです。
こうした世界では、見るからに子どもたちは楽しそうです。
そうして親たちも、こうした表現は好ましくないのかもしれませんが、こうして子どもたちがたくさんいることで、子育てはむしろ‘楽’そうにみえます。
あるいは子どもたちと同じく、楽しそうです。
これはお金では決して買えない、ほんとうに大きな財産です。
そしてその財産を、無理して背伸びして作ったものではなく、何だかいつの間にか作られていたもの、という感じで、自然体でその財産を楽しんでいるところがまたいいですね。
子どもたちよ、
温かい黒い木の板に包まれた、
この世界を作ってくれた約60人の親に感謝!
そして今の楽しさの理由と意味を、
大きくなった時に考えてくれるとうれしいな。