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2015年7月17日

衣服を杉で包む

カテゴリー: その他


某改装工事の現場にて。

大工と家具屋の協働による
杉で作られた衣料棚の中身が
できあがりました。

来週早々ここにずらりと、
杉の建具が並ぶ予定です。

2013年8月9日

サワラの板に蜜蝋ワックスがけ

カテゴリー: その他

鎌倉・腰越の改修工事は大詰め。

最後の仕上げに、
所員とサワラの床の
蜜蝋ワックスがけを行いました。

サワラの床は見た目も触り心地も、
本当に柔らかいです。

2013年8月6日

玄関扉を新調

カテゴリー: その他

腰越で進めている
改修工事の現場にて。

玄関建具を入れ替えました。

既存部分が焦げ茶で塗った枠廻りなので、
とても赤身の強いスギを選んでいただいたら、
バッチリこの家の雰囲気に合いました。

建具屋新井さんによれば、
このスギは吉野杉なので、
もっと色づくとのことです。

2012年10月28日

きのかができてもう5年

カテゴリー: えこびれっじ

鶴川のコーポラティブハウス
「きのかの家」の5周年記念パーティーに
招待されて行ってまいりました。

大人は相変わらずでしたが、
子どもは大きく成長していてビックリ!

当時じゃれあった幼い子たちも
中学生になっちゃったりして、
五年の年月を感じました。

パーティーの最中、
大人は大人同士で陽気に酒を楽しみ、

子どもは子どもたち同士で
庭先を駆け回り、

幸せな時間と空間だなー
と思いました。

コーポラティブハウスは、
テマヒマかかるけど、
その分こうした幸せを得れるのだ、
ということを改めて感じました。

今日お披露目したこの看板は、
元々敷地に生えていた木を使い、
みんな一人ひとりが彫り込んで
作った看板だそうです。

すばらしい!

男たちが協力して作った、
質、量ともにタクマシイ料理(笑)が、
とてもうまかった!

2010年12月25日

クリスマス きのかへ

カテゴリー: えこびれっじ

今日はクリスマス。

4年ほど前、
住まい作りをお手伝いしたきのかの家
毎年恒例のクリスマス音楽会を
開催するというので、
参加させていただきました。

毎年書くことですが、
久しぶりに会う
子どもたちの成長ぶりに
驚くばかりです。

私もこの一年で、
だいぶ目方が成長しましたが(笑)。

そして相変わらず、
子どもたち同士、
建物の中で元気そうに
遊んでいました。

このご時世、
子どもだけの社会を
なかなか作りづらいようですが、
ここは例外。

日々楽しそうで、
何よりです。

音楽会のほうは、
ラグビー再開と引き換えに、
2年ばかりピアノとはご無沙汰なので、
先月木の家ネット総会時にいただいた
ハナ笛を吹くことにしました。

とはいえ子どもたちの
ピアノの音色を聴いていたら、
子どもの頃の
あのドキドキ感とワクワク感が
懐かしくなり、
たまにはピアノ弾こうかな、
と思いました。

さあ来年は、
どうなることやら、ですね。

2009年12月4日

いつしか

カテゴリー: えこびれっじ


以前作る過程をお手伝いした
横浜のコーポラティブハウスを
久々に訪れました。

その際、調査員の方に
建設過程で
心がけていたことなど聞かれ、

作る過程をみんなで考え、共有し、
そこから生まれる
デザインや仲間意識などを大切にしたい、

と答えたのですが、

そう答えて、
コーポラティブハウスと
今取り組んでいる伝統構法は、
見た目は違えど、
やりたいこと、
めざしたいことは
同じなのだな、
と思いました。

いつしか伝統構法で
集合住宅または集落を
建ててみたいものです。

相当ハードルは高いですが、

念じなければ
かないませんからね。

2008年12月21日

あたたかな音楽会

カテゴリー: えこびれっじ


以前住まいづくりをお手伝いした
(もう2年経つのか…)
コーポラティブハウスきのかの家
音楽会に呼んでいただきました。

家族単位や友だち同士などで
楽しそうに演奏する皆さんの音楽を聴いたり
自分もピアノを弾かせていただいたり、
楽しいひとときでした。

そして久しぶりに、笑顔あふれる
みんなの楽しそうな暮らしぶりに
触れることができてよかったです。

あたたかい気持ちで
帰路につきました。

2007年10月1日

思い出の風

カテゴリー: えこびれっじ

10月が始まりました。
残暑の名残は去り、
爽やかな風が流れています。

ふと、
2年前の同じ日の、
台地を撫でる
同じく爽やかな風のことを
思い出しました。

2007年8月11日

みんなで緑の幕

カテゴリー: えこびれっじ


きのかの家へ。

相変わらず、
ここの子どもたちは、
縦横無尽に
走り回っています。

さて連日の暑い日、
やや西を向いているこの建物は、
西日が堪えるので、
皆さんそれぞれ、
創意工夫の西日対策。

多くの方々は、
緑の幕を作る試み。

縦に連携しながらの
この試みは、
協働住宅ならでは。

焼杉の黒壁と緑が、
またよく合います。

早く一面、
緑の幕ができるといいですね。

2007年7月6日

幸せな子どもたち

カテゴリー: えこびれっじ


仕事としては久しぶりに、コーポラティブ住宅「きのかの家」に行ってきました。
昼過ぎから夜にかけて、建物の中を練り歩き、全体のおよそ1/3のお住まいを訪れました。

こうして練り歩いていつも思うことなのですが、どの場所、どの家に行っても、子どもたちの遊び声が聞こえてくるのです。
もちろん、もともと子育て世代の方々が多いということもありますが、そうではない方もたくさんいらっしゃるわけで、そうした方々の家を訪れたとしても、子どもたちの気配がします。
またこうして長い時間にわたり、建物の中を歩いていると、
「あれ、さっきは違う家で、違う子と遊んでなかったっけ?」
という場面を多々見受けます。
つまり子どもたちは、敷地の中めいっぱい、そして29の家を渡り歩いて、一日中遊んでいるのです。

遊ぶ相手も、年齢ごとに多少傾向はあるようですが、なんだか入り乱れています。

その間親たちは、必ず近くのどこかには居るのですが、基本的に子どもたちの輪に入ることなく、親は親の世界で何かしているし、子どもたちは子どもたちの世界で遊んでいます。
いってみれば、親が60人ばかりいて、子どもが30人ばかりいて、という大家族、それが文字通り、きのかの「家」という一つ屋根の下に住んでいる、そんな感じです。

こうした世界では、見るからに子どもたちは楽しそうです。
そうして親たちも、こうした表現は好ましくないのかもしれませんが、こうして子どもたちがたくさんいることで、子育てはむしろ‘楽’そうにみえます。
あるいは子どもたちと同じく、楽しそうです。

これはお金では決して買えない、ほんとうに大きな財産です。

そしてその財産を、無理して背伸びして作ったものではなく、何だかいつの間にか作られていたもの、という感じで、自然体でその財産を楽しんでいるところがまたいいですね。

子どもたちよ、
温かい黒い木の板に包まれた、
この世界を作ってくれた約60人の親に感謝!
そして今の楽しさの理由と意味を、
大きくなった時に考えてくれるとうれしいな。