そろそろ船出
そろそろこの‘船’は、
二十九の‘船員’を乗せた、
この先長い長い航海の準備が
整いつつあります。
この先どんな旅になるのか、
楽しみですね。
一緒についていきたいところですが、
そうもいきませんので、
温かくこの船出を、
後押ししたいと思います。
しかしこの建物は、
居場所によっては、
ほんとうに船みたいに
見えるときがあります。
一昨日は、
相変わらず予定時間超過のアツい集まり。
そして相変わらず、
元気いっぱい!アツ〜く遊ぶ子どもたち。
昨日もきのかの家にうかがいましたが、
毎日まいにち、
大人たちも子どもたちも、
とってもあたたかい。
昨日も一昨日も、
訪ねるお住まいごとに、
お食事をいただいたり、お茶をいただいたり。
はたまた、子どもの手で作ったおやつをいただいたり…
本来その食べ物が持っている味以上に、
おいしく感じます。
ここがあたたかいのは、
あたたかい夕陽と木の壁と、
地球の温暖化、だけではなさそうです。
今日もよいお天気。
きのかの家の陽だまりに居ると、
本当に温かい。
温かい日差しに誘われて、
クリとカヤとヒノキが重なり合い、
それぞれの木が踊っているような、
不思議な雰囲気を
醸し出していました。
毎日数世帯の方が、
きのかの家に引越し。
順次、各戸で生活が始まっています。
未だに実感がわかず、
つい、無断で住まいの中に、
入ってしまいそうです。
でもこうして、
みんなの生活の灯が入り始めると、
うれしいなあ。