廃材を利用して
明日の催しに使う小道具を、廃材を利用して作る。
四寸角の柱の切れ端と、だいぶ前に何かの折に使おうと思って手に入れた厚さ八分の床材。
廃材も使いようで、生きたものになる。
木は、削り屑になるまでとことん利用できるのがいい。
そして天寿を全うして燃やせば燃料になる。
明日の催しに使う小道具を、廃材を利用して作る。
四寸角の柱の切れ端と、だいぶ前に何かの折に使おうと思って手に入れた厚さ八分の床材。
廃材も使いようで、生きたものになる。
木は、削り屑になるまでとことん利用できるのがいい。
そして天寿を全うして燃やせば燃料になる。
子どもたちも、美味しい焼き芋でニッコリ。
とくに写真の右の子は今まで寒さで心配になるくらいガタガタ震えていたのだけど、
焼き芋が出てくると、とても元気になった。
焼き芋の熱量はすごい!
たき火で焼き芋を作る。
これが本当に、うめ〜〜〜のだ。
ほどほどに甘くてねっとりして。
みずがきランドのスタッフの汗の結晶と、
Sさんの見事な焼き加減が生み出した、至高のおやつ。
寒いけど元気が出た。
1.8m×1.8mの泥のプール。
子どもたちは最初気持ち悪がっていたが、いざ入ってみると、
「おもしれーー」
「気持ちいいーー」
と、叫びながら、ところ狭しと大人数でぐるぐる。
周りの大人たちは、微笑ましくこの光景を眺める。
この時代、なかなか経験できないことだしね。
この感触を、頭の片隅に残しておいてくれたら。
昨日作った泥を朝見てみる。
早速少しドロッとしてきた。
しかし今日は寒い。
雨も降る予報だ。
無事作業が進むといいが。
と思っていたら、午後から予報どおり雨が降ってきた。
雨が強くなった時点で作業はおしまい。
水墨画のように、手前は畑、中間には小高い山、そして奥にはみずがき山。
山の景色は、層状に連なるこの遠近感により想像力をかきたてる。
このように山の美しい景色を見ると、
「山のあなたの空遠く、幸い住むと人のいう」
という詩を思い出す。
幸せはきっと目の前にある。
そこから、そこから。
だけど、たまには遠くを見て、幸せのその先を想像する時もあっていい。
現実と未来が、行ったり来たり。
みずがき山。この圧倒的な存在感が、想像力の反作用を増幅する。
この山をじっと見つめていると、少しのけぞりそうになる。
それにしてもこの澄んだ空気。秋だなあ。
惜しむらくは高圧電線。
そういえばこの写真を撮るのにも、電線をかいくぐって撮った。
この異物は何とかならんかいのう。
作業の合間に畑を散策。
子どもが引っこ抜いたかぶをその場でかぷっ。
たいそう気に入ったようで、しっかりと握り締めてました。
それだけ美味かった。
やっぱり、食の悦びは生きる基本だなあ。
この悦びを得るために、身近で畑やりたくなってきた。
粘土には小砂利がたくさん混じっているので、ふるいにかけて粒子を細かくする。
バケツに何杯も小砂利が出てくる。
また、稲藁は2寸くらいの長さにザクザク切って下ごしらえ。
こうして、建物づくりの作業の一つ一つをやってみると、料理にとても似ていることに気づく。
料理だけではない、作る世界は共通項が多い。
川の水。
ポンプで汲み上げる。
街なかではまず有り得ない。
むしろ使う気にならない。
泥壁の材料は以上。
全て半径数キロ圏内で調達。
田舎ではこれができる。すばらしい!