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2007年7月9日

山を越え

カテゴリー: 今日のできごと


夕方、鎌倉山に用事あったので、
自転車で行きました。

坂が急で長く、
いつもは車で通っていた道ですが、
こうして自転車で走ると新鮮!

やはり自転車は、
たとえ坂だろうと、
風景をかみしめることができます。

途中、
山並みが美しかったので、
自転車を停めて写真撮影。

こうしてみると、
ほんとうに鎌倉は、
緑がたくさん生きてますね。
すばらしいことです。

そして坂を登った後は、
下りがあるわけで、
その下り坂が最高!
夜そのまま、
旧市街地へと向かいました。

しかし、です。
身体を使って思うことなのですが、
最近疲労回復に要する時間が、
以前よりかかるなあ、
と自覚するようになりました。

こうなると、
昔だったらやみくもに
身体を動かしていたものを、
ある程度疲れ具合を計算して、
動く必要があります。

これからは、
脳ミソに筋肉をつける必要がありそうだ!

この自覚が、
歳を重ねてきた、
ということなのですね。

2007年7月7日

喜の日

カテゴリー: 今日のできごと

今日は「喜」の日。
七が三つは、草体で「喜」らしいのですが、
これはラッキイセブンと関係があるのかな?

ということで、今日の「喜」。

その一
9月頃、木のうえで、
炎の合奏を聞くことになりそう。
久しぶりなので、楽しみです。

その二、
夜、高校の友人の、
結婚式の二次会でした。
結婚のお祝いは、
こちらも幸せな気分になります。
幸せの、おすそ分けですね。

また久しぶりに、
各地に散った級友たちと、
旧交をあたためることができました。

いいですね、こういう機会は。

懐かしい話に花が咲き、
そして、
決して戻りえぬ時間を悟り、
また明日、
あの日から歩いてきた道を、
前を向いて、元気に歩こうと思うのです。

2007年7月4日

あめつれづれ

カテゴリー: 今日のできごと


だいぶ前の予報とは異なり、
梅雨らしく、
雨の降る日が続きます。

雨が降ると、
やはり緑も、
元気を得た感じがします。

そういえば、
庭の苺が、
真っ赤な実を
つけておりました。

・・・・・

夏に川で遊ぶようになってから、
雨が降ると川を思うようになりました。

水の枯れた川は、
ダムの底水が流れてきて冷たいし、
水は濁っているし、
(風景も不自然な感じがします)
やっぱり川には、
とうとうと水が流れていてほしいですからね。

これだけ雨が続けば、
川は大丈夫かな?

今年の夏は、四国へ!
今からとても楽しみです。

2007年7月2日

ひのきすりっと

カテゴリー: 今日のできごと


日野の集合住宅にて、
先日エアブラを塗ったヒノキの板ですが、
(神奈川県産 吉岡木材さん発)
そのあとこうして、背の高い板塀となりまして、
今日の夕方、
完成後の確認のため、現地に行ってきました。

このヒノキの板塀、
プライバシーを保護しつつ、
通風と採光を確保する必要があったこと、
また背が高く、面が大きいので、
できるだけ圧迫感を感じないように、
板と板の隙間を、
割と広めに設定しました。

ですので、
板塀というよりは、
「ひのきすりっと」といった感じです。

外でヒノキを使うと、
豊かな緑と相俟って、
白い色が強調され、
清潔感のある感じになりますね。

ほんのりとあたりに漂う
ヒノキとエアブラの香りも、
なかなかいい感じです。

2007年7月1日

夏のはじめに

カテゴリー: 今日のできごと


7月です。
夏です。

今日は
お天道様のもとで
スイカも食べました。

そして夜、
鎌倉く邸の建て主、kmdと、
(大学の友人なんでね、敬称はないのです。)
葉山はブルームーン初日に行ってきました。

あいにく、
月の見えない雲のかかる夜でしたが、
ゆらりと流れる時間、
暗闇の中響く波音を聞き、
はしゃぎながら遊ぶ子どもたちの
海辺の砂浜で光る花火を眺め、
十分その雰囲気を、堪能しました。

ときたま小雨がぱらつき、
夜風はまだ冷たい感じがしましたが、
ついに夏が来たのです。

またこの夏を、楽しもう。

2007年6月30日

家族とおいしいごはんでお祝い

カテゴリー: 今日のできごと


今日は私の37歳の誕生日。
家族でピスカリアにて
お祝いすることになりました。

いつもながらのおいしいごはんと
あたたかいおもてなしに感謝!

デザートを
それ風に仕立ててくれました。

ピスカリアの料理が大好きな、
笑い声の絶えないゆかいな家族にも、
改めて感謝です。

下駄で自らを祝う

カテゴリー: 今日のできごと


会津三島町の生活工芸館にて、
この地の特産品である
桐の下駄に出会いました。

前々から、
裏にゴムの貼られていない、
カランコロンと鳴る
桐の下駄が欲しかったので、
迷わずお買い物。

今日が私の誕生日にあたるので、
自分への贈り物です。

かなしき只見川

カテゴリー: 今日のできごと


会津三島町は、
只見川が流れる川。

只見川には深い川霧がかかり、
哀愁漂う雰囲気を醸し出していました。

聞くところによると、
只見川は水温が低いことから、
川霧がよく発生するそうです。

川の霧漂うまちが、桐のまち、
やはりこのまちは、
「キリ」には縁があるのでしょう。
あるいは、
「霧」と「桐」に縁があるのでしょうか。

話は変わり、
このまちの付近を車で走ると気付くのですが、
鉄塔と電線が目立ちます。
只見川は水力発電施設の多い川だから、
それと関係しているのかなあ。

せっかくの自然の風景が…、
と思うところもありました。

また、
水力発電用のダムの建設により、
アユの遡上もなくなった、
という話も聞きました。

私たちは、
電気を使わない生活というのは、
もはや考えられませんが、
しかし私たちは、
こうして自然界を犠牲にして
電気の便利さを享受しているのだ、
ということを知り、
感じているべきだと思いました。

手が暮らしへまちへ

カテゴリー: 今日のできごと


前の記事に書いたとおり、
会津三島町に行ってきました。

ここは桐の産地で、
桐を使った仕事の相談をすることが
本来の目的でしたが、

このまちは、
「生活工芸運動」のまちでもあるんですよね。

今回、
その世界の一端に
触れることができました。

※詳しくはこちら↓↓↓
http://kougeikan.cocolog-nifty.com/blog/

「生活工芸運動」とは、
そのまちに残る伝統工芸品を、
「伝統」というくくりの中で
閉ざされた世界を作るのではなく、
「生活」に根付いた工芸品として、
まちで暮らす、いわゆるごく普通の方々の手で作り、
それをまちぐるみで支援しよう、
という運動です。

「芸術」や「伝統」が、
「生活」の中にあるという、
この運動の趣旨自体、
とてもすばらしいですね。

そしてその運動から生み出される工芸品も
またすばらしい。

ヒロロ、ヤマブドウ、マタタビといった
地元で採れる、つる性植物の編み組細工、
そして、
まちで育てた桐の木工、

いずれも、
作られた背景がそう感じさせているのか、
作った人の息づかいと、
作るものに込めた愛情を
感じるのです。

さらに、
こうした運動の結果として感じたのが、
この道中、
まちなみを車で通り過ぎ、
何人かの人と話しただけなのですが、
このまちの人みんな、
自分のまちが大好きなんだなあ、
ということです。

そしてまた、
そうしたまちの人たちの手で、
この運動が続いていくんでしょうね。

こういう取り組みの精神が
それぞれのまちの特長を生かし、
各地域で広がると、
とても楽しいのになあ、と思います。

余談ですが、
このまちは人口2千人余りの、
小さなまち。

以前まちづくりの仕事をしていて
感じていたことですが、

数年前の「平成の大合併」を経てもなお、
こうして残る小さなまちのほうが、
元気だなあ、と感じます。

なぜでしょう、
町という行政単位の中で、
顔と手の見える関係が作りやすいからでしょうか。

関東一日大一周の旅

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28日の夜、
木工作家さんと打ち合わせのため、
山梨県白州へ。

そのままそこに泊まり、
次の日の朝、中央道、
そして開通したばかりの圏央道を抜けて、
関越道へ。

小出ICで降りて会津方面へ…
と思ったら、
国道252号を走るところ、
3の桁を一つ間違えて、
国道352号の山道をひたすら走る。

1時間ほど走ってようやく間違いに気付き、
途方に暮れて引き返し、
また同じ山道を走る元気がなかったので、
再び関越道へ。
そして北陸道に合流し、
そのあと磐越道へ。
西会津ICで降りて、
目的地の会津三島に着きました。

そこで用事を済ませて、
(後で書きます)
会津坂下で夜の食事。

食事を済ませたら、
また磐越道に乗り、
そして東北道に乗り、
途中SAで仮眠をとって、
今日の朝日が昇る頃、
鎌倉の家に帰ってきました。

ふう。
関東ぐるりと大一周旅行。
一日中車に乗っていた感じ。

途中、
奥只見のほう(国道352号)に迷い込みましたが、
深い霧がかかっていたこともあって、
魔境のようでした。

道中、タカらしきトリがいました。
翼を広げ、
山を降り立つ姿が実にかっこいい。
彼らはきっと、
人間はここから入るな、という
‘番人’だったのですね。
そのまま奥に入っていきましたが、
素直に彼らにしたがうべきでした。