愛地球博紀行その2
とても印象的だった光景の一つ。
風車がいっせいに風に揺られている姿は、幻想的ですらありました。
7月14日。この日は、「NPO法人えがおつなげて」の一員として、愛地球博に出演してきました。総勢4人で出演し、それぞれの取り組みを講演し、最後に音楽演奏して締める、という構成でした。観客の入りは正直それほどでもなかったですが、それなりに出演を楽しむことができました。とくに音楽については、またこうして楽しむ機会があれば、と思います。(写真は、わたしたちが出演したイベント会場の外観です。)
愛地球博。
このイベントに出演者として参加する、非常に貴重な体験を得ることができました。このおかげで、このイベントの存在の大きさと、様々な立場の人が関わる組織の運営の難しさを目の当たりにしました。こうした大きなイベントこそ、現場に精通し、なおかつリーダーシップをいかんなく発揮できる人材の必要性を感じました。
それと、印象的だったのが、この大イベントにおける市民の力の大きさです。出演者一同、その認識を強めた次第です。ボランティアをはじめ、市民の協力あってこそのイベントであることを随所で感じました。
最後に全体の配置計画について。
いきさつを知らないので無責任な感想かもしれませんが、ゴンドラ等、アクセスの工夫を考えていたとはいえ、会場が二つに分断されている印象は否めませんでした。瀬戸の森を残す必要性があったとするならば、長久手周辺に集約したほうがよかったような気もします。来場者の滞在時間がどれほどか分かりませんが、少ない時間で愛地球博のコンセプトを理解するには少々無理がある配置計画のように思います。
というわけで、これから愛地球博に訪れる方へ。2日以上かけてご覧になることをお勧めします。瀬戸会場にも是非。
この前もらってきたカブトムシの幼虫が、ついについに一匹さなぎから脱皮!
容器の周辺も、何だかカブトムシ特有の香りがしてきました。
脱皮したのは、角が短いのでメスですね。
子どもたちはどんな名前を付けるのでしょうか。
今日は私の誕生日。
いつもよりも早く帰って(といっても9時前でしたが)、子どもたちと一緒に夜ごはんを食べました。
帰宅がだいたいその時間になるのは事前に分かっていたので、いつもは7時ごろ夜ごはんを食べるのに、先に風呂に入って一緒に食事をするのを待ってくれていたようでした。
元気よく「おめでとう」と言ってくれたかな(ねえさん8才)、はにかみながら「おめでとう」と言ってくれたげん(おとうと6才)、とそれぞれでしたが、子どもたちから言ってもらえるととくにうれしいですね。
こうした「イベント」は、子どもたちと接したり、コミュニティを再確認する良い機会です。
普段そういう機会が少ないだけに、大事にしていきたいと思います。
仕事と子どもについてついでに。
仕事ばかりで子どもたちとは面と向かって接する機会は少ないですが、私の仕事をしている後姿(今、半分は家で仕事をしています)を見て、何か感じてくれるものがあれば、と思います。
※しかしどうやら子どもたちはパソコンで絵描いて遊んでばかりいる、と思っているらしい…
夏になるとしみじみ思うのですが、木と土壁の家は本当に涼しい、というか、うだるような暑さを感じない、といった方が正確でしょうか。
そして風が入ってくると、本当に涼しく、文字通りクーラーは要りません。
しかも、信じられないかもしれませんが、屋根裏もそんな状況です。(むしろ一番涼しいくらい)
日中家の中で仕事をしている途中、用事で外に出たりすると、「外はこんなに暑かったんかー」と驚きます。
また、うっかり窓を全開して布団もかけずに昼寝していると寒いくらいです。
気温は外気に比べてそんなに低くはないと思うのですが、空気がサラッとしているからだと思います。
その感覚は、風呂上りにとくに実感します。
皆さん、この感覚を体験しに、是非暑いうちに一度うちにいらしてください。
育てる、といえば、今玄関で、カブトムシを育てとります。
1ヶ月ほど前、某所から幼虫を10数匹いただきました。
子どもたちは大喜び。
ワタクシはといえば、不謹慎にも、カラアゲ等にして食ったらうまいかも…、と思った次第。実にぷりぷりしていたもので。
さっそくオガクズ交じりの土の中に入れておいたのですが、あらま、最近一匹さなぎになっとるではないですか。ちょっかい出すと、もぞもぞと動きます。
少しでも自分の食ぶちの足しにすべく、稲を育てることにしました。
(お茶碗一杯分にもなりませんが)
たまたまこの前、プランツで苗をもらう機会があったので、ホームセンターで、30㎝×45㎝程度の収納ボックスを買ってきて、そこに植えることにしました。
まずは自給、なんて大それたことではなく、身の回りに、ごく小さくてもよいから、何かを作ったり育てたりする場があるとよいですよね。
ちょうど、食事の場から見えるところに「ミニ田んぼ」はあるのですが、「今日はどんな調子や?」と毎日食事をしながらしげしげと眺めております。
毎日のささやかな楽しみです。
しかし、けっこうぐんぐん伸びるものですね。
米粒も楽しみですが、ワラも荒壁の材料の足しにしたいと思います。
もう5年近くになるんですね。
早いなあ。
住み始めたのは、かなが4歳、げんが2歳のとき。
げんはまだ右の木(カヤ)に怖くてよう登らんかったが、今では猿のようにてっぺんまで登ります。
みんなこちらで木登りするので、カヤのコブ(足場となる部分)がだんだんと良い感じで黒ずんできました。
ついでに、左の木はケヤキ。
あの木をはじめて材木屋で見たときは、まさに運命的な出会いを感じました。
「この木のある家を設計したい!」と強く思いました。
この地に住み始めてから、早5年が経とうとしてます。
そして今、ようやく余地の部分(「庭」とは決して呼べない)の工事(外構工事)に着手しました。
ここまで外構工事の着手をひっぱったのは、理由がいくつかあって、
①合併浄化槽の撤去後に着手することにしていた
②今後の仕事のつながりも意識し、植木屋さんは、是非地元の方にお願いしたかった
③住んでからも、外構に対して、「これだ!」というイメージがなかなかふくらんでこなかった
ためです。
①は、ようやく先月撤去。
②は、つい最近、知人の紹介で、近くの方でとてもよい出会いをいただきました。
③は、外構に限らず、例えば家具にしてもそうですね。なかなか「これだ!」というものに出会わなければ、それなりの予算がかかるがために、買うのを躊躇してしまいます。
ですので、けっきょく住み始めてから大きな家具を買い換えたり、買い足したりはそれほどしてません。(コピー機の台と、子どもの机くらいか)基本的には今まで使っていたものをそのまま使っていたり、余った木材等をうまく並べて台にしたりです。
誰だったか、同じ建築を仕事とする人だったと思うのですが、新しい家に住み始めたものの、なかなかいいテーブルに出会わなくて、数年間、みかん箱をひっくり返してテーブル代わりにしていた、なんて話をしていましたが、思い入れをもって家をつくった分、すごくその気持ちが分かります。