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2024年6月18日

事務所設立20周年

設立20周年記念
公式SNSサイト開設

2004年6月10日に設立された
きらくなたてものやは今年20歳、
事務所登録をして20周年を迎えました。

25年前、自宅建設を機に伝統的な工法に出会い、住んでいてとても気持ちがいいものですから、
後先考えずに「これを生涯の仕事にしたい」という思いだけで事務所を立ち上げました。

 
しかし当時は誰も設計者として自分のことなんか知らないし、数年に一度でいいから機会をいただければいいやくらいに、きらくに構えていましたが、本当にご縁と幸運に恵まれて、また家族をはじめたくさんの方々に支えられながら、産まれた頃から途切れることなく今日まで走り続けることができました。

記念すべき20歳という節目、
あくまでも通過点なので何か特別なことを考えていませんでしたが、ちょうど先日弟子のソウタと竹小舞しながら、きらくなたてものやの公式アカウント作ったらどうですか?という話になり、それだったら今日に合わせて立ち上げる運びとなりました。

こうして20年間を通じて広がり、深まった人の輪で、
自分だけじゃ全く思いつかないことを、周りの人たちの提案などで新たなコトが始まることをうれしく思います。
ということで新たな出発点の記念日。
引き続きよろしくお願いします。

代表:日高保

Instagramはこちらから

https://www.instagram.com/kirakunat_official?igsh=dGlpdzgxM21zM3Bv&utm_source=qr

240514窯焚き

今日は神奈川大学の学生さんたち3名に交じって窯焚き。今もケラケラ笑って楽しそうです。
5月で暑いかなと思いましたが、肌寒い日でよかった。そして今日の火の出来、とてもよかったようです。

2024年2月11日

再評価

カテゴリー: 今日のできごと

最近、何かと炎とご縁が多いこともあり、とくに達磨窯で瓦を焼く日は100%綿のラグビージャージを着るようにしています。この着心地、なつかしいなあ。

そういえば、いつだったか竹小舞ワークショップの際にラグビージャージを着ている方がいて、習性的に(笑)「ラグビーやっていたんですか?」と聞いてみたのですが、「いえ。だけど保育士をしてまして、子どもに引っ張られても何されても丈夫なのでよくラグビージャージ着ています」と言われて、ああなるほどなと思いました。

近いうち久しぶりに買いに行こうかな。あ、これから練習に出かけます。

2024年2月6日

雪の中で窯焚き

雪の中で夜通し窯焚き。藤岡でも滅多に雪が降らないらしいので、貴重な経験となりました。

気温は0度前後。轟々と燃える火のおかげでインナーとラグビージャージだけでむしろ暑いくらいでしたが、雪の積もる薪を手に取るたび軍手がぐっしょりと濡れて、それが痛いほど冷たくて、軍手を脱いで窯の火で乾かして、の繰り返しでした。

窯焚きも4回目。作業の流れがなんとなく分かってきたところで、今まで見ていただけのところも自分の手でやってみる範囲が増えてきました。

雪で冷えたお茶が、火で火照った身体にとてもおいしかったです。
2024年1月28日

ネコたちにとっても

カテゴリー: 今日のできごと

梁の上を、また梁の上に架けている竹を橋にして、縦横無尽。

木組みが見える伝統工法の家は、ネコたちにとってもパラダイスのようです笑。

2024年1月23日

こちらもアート

カテゴリー: 今日のできごと

夜の帳が下りきった時間に、小田原の竹baseに。きらくなアルバイターたちの手で割られた、割りたての竹が高く積まれていて、ほんのりとした乳のような香りとともに、丸竹だけではなく、こちらもアート作品のようでした。

それにしても里山の奥まで入ると、月明かりが本当にありがたい。

2024年1月17日

胎内の造形

午前0時からひたすら薪をくべ続けて、朝11時過ぎ窯焚き終了。(午後五十嵐さんは残りの作業ありますが。)

終了後、今日お休みだった隣の達磨窯に潜入。窯焚きしたからこそ、改めて気づく胎内の造形。そしてやはり存在自体が芸術作品です。

2024年1月16日

4人でやれば

カテゴリー: 達磨窯を未来に

今日は五十嵐さん、高校の同級生、二十歳の弟子とともに4人で達磨窯の窯焚き。人数が多いと、修行のような作業も不思議と楽しく乗り越えられます。気温は0度近く。北風も強い。それでも熱かったです。

ところで、別の高校の同級生の改修工事で出た、シロアリに食べられまくった柱もこの場で無事成仏しました。