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2014年6月22日

夏至につき

カテゴリー: 今日のできごと

昨晩は夏至につき、
昨年末の冬至に引き続き
ヤマネ湯の特別営業日。

元々の会員だった
全国各地の職人仲間に、

ヤマネ湯と
きょうだいのような関係の
ぺいすと、

この二年間
鎌倉でつながったご縁も加わって、
たくさんの仲間と
アツーいキャンドルナイト。

いや本当にアツかった(笑)。

この日のために集まった会員は、
鎌倉はもちろんのこと、
北海道、静岡、三重、
和歌山、福岡を拠点に持つ人たち。

なのにこの一体感、楽しさ。

この時間こそが「平和学」です。

みんなの持ち寄りゴハンも
シアワセでした。

2014年6月20日

「聞く」ことから始める

カテゴリー: 今日のできごと

連日の報道で、
「ヤジ」が取り沙汰
されています。

大事なことを
話し合ったり、
決めたりするところで
そんな言葉を聞くとは、
まさかあるまい、

といったような
中身だったようです。

その中身も
さることながら、

大事なことを
話し合ったり
決めたりするところで

そもそも「ヤジ」は
必要なのでしょうか。

私はものづくりを
生業としております。

ものづくりで
生きていくためには、

それを人から頼まれ、
それを喜んでくれる人がいて
成り立つのですが、

そこで私が
相手に喜んでもらうために
いちばん、と言っていいほど
心がけていることは、

頼んでくれた人の話を
「聞く」ということです。

「家」という
生涯、といっていいほど使い続ける
大事なものを作るために、
とにかく「聞く」。

少なくとも
何も条件のないところから
デザインの発想が湧き出てこない
凡人の私は、

人から、

素材から、

職人から、

「聞く」ことがなければ、
ものづくりの発想が
生まれない、といっても
いいほどです。

さて議会とは、
私たちの暮らしの
大事な仕組みを
作るところです。

その過程で、
様々な立場の人、
様々な考えの人から
真摯に話を聞く必要が
あるはずです。

様々な考えの人が
いるとするならば、

様々な条件の中で、
仮にそれらの声を
全て反映できなかったとしても、

そういう考えの人が
いるんだ、ということを
知ったうえで
ものごとを判断してほしいと
思うのですが、

そのためには
とにかく「聞く」ことから
始めてほしいと
私は思うわけです。

そうだとすれば、
人が話し終わった時ならまだしも、
人が話している最中に、
それを遮るような「ヤジ」は
要らないはずです。

あ、もしかしたら、
選挙で選ばれし人は、
さすが選ばれし人、

言葉の理解力が弱い私は
きちんと聞いていなければ、
飛び込んできた言葉を
なかなか消化できないのですが、

その人たちは
一聞けば十を知ることが
できるのかな?

また考えようによっては、
「ヤジ」の言葉で
人間性を推し量ることが
できるので、

選挙の際の
たいへん分かりやすい
判断材料ともいえますね。

とはいえ、
たとえそうだったとしても、

いちばん大事なことを
決める場でのやりとりは、

テレビにも映る。

すると
子どももマネをする。

子どもは大人の行いを見て
育ちます。

将来美しい、
多くの人が幸せと感じる
未来を作るために、

子どもたちには、
人の目を見て、
人の話を「聞く」態度を
身につけてほしい。

そう願う私は、
そもそも「ヤジ」は
いらんやろ、と思うのです。

余談ですが、
結婚式や式典などでの祝辞の時、
あるいは会議での発言の際、

その人の話そっちのけで
隣の人たちと
ヒソヒソ話している場面を
見かけることがあります。

あれもあんま
好かんのですわ。

そのヒソヒソ話の話題、
今じゃないとあかんのか。

その日、その時のために
一生懸命考えてきてくれた言葉を
一生懸命聞こうではありませんか。

2014年6月12日

地元の中学校で7回目の‘文化の種蒔き’

カテゴリー: 今日のできごと

地元の中学校の
「ふれあい体験学習」の一環で、

日本の伝統的な建築技術について
お話しする機会をいただきました。

これは2008年から
取り組ませていただいてる機会で、
今年で7年目です。

最初の頃、中学生は、
自分の子どもより年齢が上だったので、
だいぶ大人びて感じたのですが、

今年は子どもが二人とも
中学校を卒業したこともあり、
みんなかわいらしく感じます。

しかし自分の子どもが
中学校を卒業しても、
こうして中学校と
関わる機会があることは、

お互いにとって
いいことだな、と思います。

さて授業の内容は、
例年通り、
継手・仕口の模型や
実物を見ながら
木と家に関する話を
一時間ほどした後、

四寸角のスギを
ノコギリで切ってもらいました。

これをやり始めた頃は、
子どもたちは工具を触る機会が
少なくなっているのかなあ、
と正直感じましたが、

気のせいか、
年々うまくなっているような…。

しかも今回いちばん速い子で、
3分半!で切ることができました。

7年の間やってきて、
いちばん速かったと思います。

最近体験学習の機会が
増えてきた効果なのでしょうか。

ところで、
継手・仕口の模型は、
組んでばらして…、を
数十回やってきましたが、

ついに重ホゾが折れたりと、
傷みが目立ってきました。

そろそろ二代目が必要かな。

2014年6月10日

十周年

カテゴリー: 今日のできごと

きらくなたてものや、という名を
一級建築士事務所として登録して
今日で十年。

長い目で見れば、
今日は一つの通過点に
過ぎないのですが、

人口は減るし、
家は長持ちしたほうがよいし、

十年間この道で、
何とかかんとか
続けることができたのは、

星の数ほどの選択肢の中から
たった一つ、
私たちを選んでくださった建主さん、

またこれまで お互いに学び合い、
刺激し合いつつも、
笑い合って歩んできた
職人の仲間たち、

現場ばかり行って
なかなか事務所にいない中、
意図を理解して
図面を描いてくれてきた所員たち、

参加型家づくりに興味を持ち、
○○隊に参加してくださった方々、

こんな私たちの取り組みを
取材して広めてくださった方々、

工事でご迷惑をおかけするにもかかわらず、
あたたかく接してくださったご近所の皆さん、

そして何よりも、
自分のやりたいことを
なんやかんや言いながら
存分にさせてくれる家族のみんな、

とにかくたくさんの人に
支えられてきたからこそ、です。

こうした昔ながらの
家づくりを取り巻く環境は

年々変わっていったりもしますが、

伝統に学びながら、
今、心地よい暮らしづくりを
お手伝いする、

そんな変わらぬ想いを
私が息をしているかぎり
形にし続けられるよう、
死ぬまで一生精進、です。

ところで今日は、
一日竹小舞かき隊。

今日という日に竹小舞かき隊とは、
これも何かの巡り合わせです。

2014年5月25日

念願のファラフェル

カテゴリー: 今日のできごと

打ち合わせのため、
午後食堂ぺいすへ。

念願叶って、
本日よーーーやく
ここのファラフェルを
いただくことができました。

ファラフェルという言葉も
いい響き。

そのあといただいた
パウンドケーキも
むっちゃおいしかったです。

2014年4月30日

「ひだかさんのうた」

カテゴリー: 今日のできごと

建主さんのムスコさんによる
「ひだかさんのうた」。

イロイロばれちまったようです(笑)。

しかし私にとって、
最高のホメ言葉のような
気がします。

「きらくな」増殖中

カテゴリー: 今日のできごと

建主さん同士の
ご縁がつながって産まれた
「きらくなグラノラや」が

第9回鎌倉路地フェスタ内の
カジュ祭に出店しました。

鎌倉や邸作のグラノーラと
食堂ぺいすの豆乳ヨーグルトが合わさって、
昇天しそうなほどおいしかったです。

今のところ
「きらくなおふろやさん」は
ありますので(笑)、

引き続き鎌倉に
「きらくなきるものや」や
「きらくなたべものや」や
「きらくなねんりょうや」などが産まれれば、

なんかとても楽しそうであります。

2014年4月28日

第2回「自然界と調和する暮らしの哲学入門」開催

カテゴリー: 今日のできごと

今日は葉山ピスカリアで
第二回目の「自然界と調和する暮らしの哲学入門」。

ナチュラルハーモニーの
河名 秀郎さん、
ホスメッククリニックの
三好基晴さんと
お話をさせていただきました。

ご参加の皆さま、
長時間にわたり
ご静聴いただき
ありがとうございました。

また連絡等に不手際があって
たいへん申し訳なかったです。

いたずらに効果・効能を求めない

効果の裏には反作用がある

全ての物に存在の意味がある

おいしい、楽しい、気持ちいい
の中に真実がある

といった話の内容は、
広くたくさんの方に
聞いていただきたく、
毎年地道に続けていきたいと
思いますので、

今後ともよろしくお願いします。