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2014年4月17日

竹小舞壁が青々と再生

カテゴリー: 今日のできごと

7年前、
家仕事塾を通じて、
鎌倉に2坪の小屋を作りました。

当初は土壁で包まれた
小屋にする予定だったのですが、

竹小舞が美しいので、
一部竹小舞のままの
壁としておりました。

しかし竹小舞が
風雨に晒されていたため、

一部縄が切れたりして
傷みが目立ち始めていたので、

今日その竹小舞壁を
作り直すことにしました。

平日午後の
急な呼びかけにもかかわらず、
3人お手伝いにかけつけてくださって、

わいわいと世間話を
している間に手を動かしていたら、

竹小舞壁が
青々と再生しました。

小さな直す仕事でも、
「まつり」となりうる手仕事は、
やはりいいですね。

私自身も
楽しませていただきました。

完成した様子。

「竹小舞壁」なので、
縦簾も横簾も
屋外側に割竹の皮のほうを
向けてみました。

2014年4月7日

移動式アルモノイカス薪オーブン

カテゴリー: 今日のできごと

とある高校から、
直火式のオーブンが
捨てられる運命にありそうだ
というお話をいただきまして、

あ、これは
ロケットストーブ式コンロと
組み合わせたら面白いかも、
と思って引き取りました。

これで
移動式アルモノイカス
薪オーブンの完成です。

素材のご縁に感謝。

ちなみにこの
直火式オーブンの名称は、
PEACE851。

名前がいいです。

2014年3月21日

までいなマーケットに出店させていただきました

カテゴリー: 今日のできごと

うららかな春の祝日、
葉山森山神社で行われた
までいなマーケット
出店させていただきました。

出店の主な内容は、
光る!泥団子作りと、
当方の書籍

までいなマーケットとは、
葉山周辺の地域で
オーガニックな活動を
されている方々が集まり、

衣食住、様々な分野を
楽しめるおまつり、

想像を遥かに超える人出で、
ビックリ!しました。

開場するやいなや、
どのお店も長蛇の列列…、

私たちの泥団子作りも、
おかげさまであっという間に
予約が埋まってしまいました。

それだけこのまちでは、
オーガニックなもの、
ていねいに作られたものたちに
関心があるということですね。

スバラシイ!

来年以降も
声をかけていただくならば、

もう少し個数を用意して
臨みたいと思います。

なお泥団子作りでは、
同志の左官職人、
湯田さんたちの多大なる
ご協力をいただきました。

ありがとうございます!

出店の様子。

泥団子を作るための準備。

子どもたちに大人気で、
参加者の大半は
子どもたちでした。

親御さんの協力をいただいて、
どなたも光る泥団子が完成!

2014年3月15日

薪ストーブを見る会

カテゴリー: 今日のできごと

薪ストーブをご検討の建主さんたち向けに
薪ストーブの見学会を行いました。

見学先は、
北澤アートさんの薪ストーブを
導入した家。

快く引き受けてくださった‘こ’さん、
ありがとうございました!

これを見ていつも思いますが、

まず自分が導入したい(笑)。

暖を採るだけではなく、
様々な料理ができるというのが
とてもよいです。

ジャムも作れますしね。

エネルギー問題の
解決の一つは、

私たちが使うエネルギーを
再度身近なところに
たぐりよせることだと
考えていますので、

こうした薪の利用も
積極的に提案していきたいと
思います。

2014年3月6日

馬酔木が咲いた

カテゴリー: 今日のできごと

依然として冷たい風が
吹き荒んでおりますね。

自転車で風をきって
まちを走ると、

春は名のみの
風の寒さや

という歌の旋律が
頭の中を駆け巡ります。

しかし啓蟄を過ぎた頃から、
我が家のアセビが
花を付け始めました。

まちの景色は、
確実に春の準備を
始めています。

ところで庭先のアセビ、
漢字で書くと馬酔木ですが、
最近この花を見ると、
訳あってトンカツが
食べたくなります(笑)。

2014年3月3日

手毬寿司

カテゴリー: 今日のできごと

今日はひな祭。

ムスコの受験が終わり、
ムスメの期末テストが終わり、

家の中全体、
ゆるーい空気が流れる中、

今日の晩ごはんは、
手毬寿司でした。

ひな祭ではこの手毬寿司が
毎年恒例になりつつありますが、

最近「毎年恒例」のことが
あることの大切さを感じます。

一年の間、
様々なことがあっても、

またこの季節を
迎えることができる、

歳とともに思い出を
重ねることができる、

そんな幸せを
感じることができるからです。

2014年2月23日

死を考えるということは

カテゴリー: 今日のできごと

まだ気が早いだろうと
思うかもしれませんが、

齡四十を過ぎると、

もしかしたら自分は
明日死ぬことが
あるかもしれない、
と考えるようになりました。

もちろん、
明日死ぬつもりはないし、
死にたかないし、

一日でも長く、
この世を見てみたい、
という気持ちを
強く持ち続けています。

しかし人間、
いつ何が起こるか分からない。

人間だけじゃなく、
宇宙だって何が起こるか分からない。

だとすれば、

今日という日を
存分に楽しみたい。

今日起こるできごとは
全て最大限に楽しみたい。

そのような考えが
ますます強まってきています。

そう、死を考えるということは、
生きるを考えること。

そう考えていた矢先、

今日大磯エピナールで行われた
学びの場を出し合うイベントで、
自分が死んだ後の世界を
絵に描いてみよう、
という試みがあり、

今考えていることを
10分という時間のあいだで
クレヨンで表現してみました。

自分が死んだら、
宇宙へ旅立つんだろうな、
という想像のもと、
そこは闇の世界。

魂が宇宙に昇り立つ周りに、

自分が生きてきた証しとして
残そうとしてきたこととは何なのか。

それは住まいや建築づくりを通じて
紡がれたあたたかいご縁と
それから湧き出るえがおだったのだと、

10分間夢中になって手を動かしながら
改めてそれを認識しました。

そのえがおがまちに連なり、
まち全体の風景につながれば
なお最高です。

そういえば、自分の葬式は、
自分が大好きな自分の住まいで
にぎやかに大宴会を
行ってほしいです。

不謹慎な話題かもしれませんが、
最後にもう一度、

死を考えるということは、
生きるを考えること。

皆さんも
お手元のスケッチブックに
心の赴くままに
描いてみてはいかがでしょうか。

2014年2月12日

柿渋を塗るたびに

カテゴリー: 今日のできごと

カキシブ隊が任務を終え、
透き通る夕暮れの空。

立春を皮切りに、
今後も毎週どこかしらで
カキシブ隊結成予定。

柿渋を塗るたびに
空が春に近づく。

2014年2月10日

残雪の中配筋検査

カテゴリー: 今日のできごと

横浜す邸にて。

本日は大雪の影響が
色濃く残る中、
基礎の配筋検査。

雪の前に
ほぼほぼ鉄筋工事が
終わっていたのが幸いして、
今日無事検査することができました。

基礎の形状は、
ご覧の通り布基礎。

現在世間一般的にも
べた基礎のほうが主流ですが、

私は一長一短あると考えていて、
地盤の状況などで選択しています。

鉄筋のほうは
ほとんど問題なし。

あさってコンクリートを
打つ予定です。