24新年会
きらくなたてものや恒例の新年会をピスカリアで行いました。
過去現在未来の建主さん、職人さん、きらくなお手伝いたち交えて、今年も楽しくおいしく時間を過ごしました。伝統工法以前に、建主を交えてみんなで作る過程を共有するからこその場で、また今日のような機会をきっかけに、さらに時間の縦軸に人の輪が広がればと考えています。
そして今回は高校の同級生が私含めて4名。縦軸がさまざまなかたちで交錯していく感じが面白いです。




年末から1週間以上体調不良が続いており、身体が「休め」と言っているので、その思し召しにしたがって、正月は一歩も家を出ずにひたすらラグビー観戦。時々YouTubeで音楽と過去のラグビー観戦。
そして今日は、たまりにたまった果実を捌きながらラグビー観戦。すばらしいリフレッシュの一日となりました。
2024年が始まりました。いきなり神様が私たちに大試練を与えてくださっていますが、とにかく一人でも多くの方々の無事を祈るばかりです。そして自分たちの足元もいつそうなるか分かりません。祈りとともに備えを強めていきたいと思います。
ところできらくなたてものやは、今年で設立二十年を迎えます。この工法を仕事にしたい、この工法でまちをつくりたい、その強い思いだけで立ち上げ、それ以外の経営や営業センスなどまるでない私は、設立当初はこんな長い期間仕事が途切れることなく継続できるなんて夢にも思いませんでしたが、本当に支えてくださった全ての皆さんのおかげでここまで来ることができました。最初は年上の職人の方々に教わりながら、その後徐々に仲間が増えていって、気が付けば仲間の中で年長の部類に。今では優秀な「弟子」たちに支えられてきらくなたてものやは成り立っています。
成り立っているだけではなく、若い世代だからこその馬力と発想で、発展的に進化を遂げる兆しがあることがとてもありがたいです。その象徴がこの「笑い門松」。当初は私が竹林作業の際に遊び心で作り始めたものが、いつしか一つの作品として確立されていき、その作り方を弟子が体系的に整理して、今や毎年恒例のWSプログラムになりつつあります。
私の力など知れています。現場でコツコツ手を動かしていたい一方で、物覚えが悪く、要領も悪い私です。そのくせ、やりたいこと、やりたい希望だけはデカい(笑)。だからこそ支えてくださる方が不可欠で、私は全ての仲間が「やりたいこと」に対する気持ちを一つにしつつ、彼らがいかんなく力を引き出せるように、引き続きその環境づくりに努めてまいります。
そしてこの門松のように、きらくなたてものやに関わる全ての方々がえがおになりますように。
それでは今年一年も何卒よろしくお願いいたします。
鎌倉市民活動フェスティバル会場のエントランスに、急きょ竹のついたてを作りました。構造は鉄筋竹リートです笑。ほぼぶっつけ本番、その場での試行錯誤もありましたが、植木屋遠山さんとソウタのおかげで朝約2時間でできてよかったです。
そこに鎌倉竹部さんステキな飾り物。鎌倉竹部+きらくなたてものや=きらくなたけものや、のコラボ作品です。