続く道筋
地鎮祭と泥コネの合間にみんなで社会見学。
何度見ても新たな発見がある達磨窯。灼熱の火を吹き込まれては土で息を吹き返し、会うたびに少しずつ表情を変えて、この窯は「生きている」と感じます。だからそこで焼かれた瓦も呼吸し、生きた顔をしている。そしてその「呼吸」により、屋根の下にいる私たちをあたたかくやわらかく守ってくれている。
そんな達磨窯も現在日本で唯2カ所、絶滅危惧種。確かに話を聞くたびに過酷な仕事です。だけどこのまま指を咥えていられません。何とか生き続けられる道筋を作りたいです。それかみんなで修行しますか。