雨戸の枠修繕
ご近所の家で、
傷んでいた雨戸の
敷居と竪枠を修繕。
こうした
町医者的な仕事も
きらくなたてものやの
大切な位置づけ。
そのための
‘きらくな’たてものや
という名前です。
数日後、
依頼主さんのえがおに
出会えるのがうれしいです。
今日は
フリースクールここだねさんたちと
小田原の作業場での作業日。
竹仕事が
落ち着いてきたので、
この場所を
もっと有効活用しようと
大掃除することに
しました。
さっそくみんなで
埃まみれになりながら作業。
地味で単調な仕事なのに
なぜだかみんな楽しそう。
そして何か身体を動かすたび
美しくなっていく姿に
一つ一つ喜びながら
着々ときれいに
なっていきました。
この喜びの感覚は
竹林でも同じですね。
一人でやろうと思うと
見通しの立たない姿に
立ち尽くしてしまいますが、
みんなでやるとあら不思議、
楽しい仕事になるのも
竹林と同じ。
こうした経験の積み重ねで
人は生きる哲学を
得ていくのではないかと思います。
コンポストトイレブースも
着実にできてきています。
今日は月一度の
恒例となった
ここだねの皆さんとの
竹林作業。
ここでの作業は
寒さの沁みる冬
という印象ですが、
赤白黄色の花が咲き、
すっかり景色は春です。
さて、
秋の新月前に伐った竹が
まだ少し竹林に
残っていたのですが、
今日全て運び出すことが
できました。
少し、といっても、
玉切りしたら
50本くらいはあったかな。
午後は作業場に
竹を運び込み、
竹を割ったり、
節をとったり、
トイレスペースを作ったり、
畑に穴を掘ったり、
ブランコで遊んだり、
めいめい自分の居場所で
その場を楽しんでいました。
今日も気持ちのよい
一日でした。
今日は
ここだねの子どもたちと
たけきり隊。
たけきり隊、ですが、
今日の仕事は、
竹林の整備と
玉切りした竹の運び出しと、
置場の整理。
地味な仕事
ばかりでしたが、
小学生も中学生も
自分の居場所を見つけて
本当によく働くなあ。
そのおかげで
いろいろなところが
見違えるようにスッキリ!
スッキリすると
やっぱり気持ちがいいです。
そしてスッキリするために
火は偉大。
そういえば季節は
立春を過ぎたばかり。
暦どおりと言うべきか
今日はあたたかく、
山では梅の花が
咲き始めていました。
面白いもので、
山の下では咲き始め、
山の上ではまだつぼみでした。
生き物は正直。
定期的に
竹林の中で
仕事をしていると
ずっと見入って
いたくなるような
美しく精緻な
自然の造形に
よく出会います。
それは竹林に限らず
川を旅したり
浜辺を歩いても
よく感じること。
全てが規則正しく
並んでいるというわけでもなく
まっすぐな線は
一本たりともないけれど
全体として見ると
なぜこんなにととのって
見えるのでしょうか。
一方で
私たちの手がけている
デザインが
とてもちっぱけなものに
感じます。
しかし人の手が
入ることで
場が気持ちよくなり、
こうした自然の造形美にも
目がいくようになったのも事実。
今年の年賀状の
所信表明と関連しますが、
そんな人の手で
あり続けたいと
思います。
今日はここだねさんと
竹仕事の日。
竹小舞に使う竹は
10,11月の新月手前に
伐っているので、
それらを
引っ張り出して
玉切りする作業を
行いました。
それが
第一の目的なのに
少しずつ竹林から
青空が見えてきて
それが気持ちいい
ものですから
枯れた竹や
寄りかかっている竹なども
引きずり出すことに
つい夢中になってしまいます。
だけど毎回
手をかけただけ
それに竹林が応えてくれて
当初は途方に暮れるしかないほど
木に絡まっていたところも
だいぶスッキリしてきました。
ああ他の仕事がなければ
毎日のように来て
続きを進めたい(笑)。
今日まで松の内。
すっかりお正月気分は
遠い昔のようですが
あけましておめでとうございます、
と申し上げられるのも今日までなので
今年の年賀状を紹介。
空の中に書いたとおり、
この家に限らず、
その土地で
たてものを考える時に
常に心の片隅にあるのは
それがその場になじむ
造作かどうか、ということ。
人の造作である以上
自然に溶け込むことは
とても難しいことですが、
あたかも昔から
その場にあったかのように
感じられる造作を
試みています。
このたてもの
(とブランコ)の画像で、
少しでもその試みを
感じていただければ
幸いです。
2021年が始まりました。
新年あけましておめでとうございます。
今年は
コロナ禍のため
例年のように
妻の実家のある
関西には帰省せず、
家で大掃除に
じっくり取り組み、
その後はテレビで
ラグビーや駅伝の観戦を
楽しみました。
例年初詣は、
京都の伏見稲荷に
参るのですが、
そんなわけで今年は
地元で。
佐助の現場に
立ち寄りがてら
稲荷つながりで
まずは佐助稲荷、
その次に
銭洗弁天へ。
やっぱり
お参りすると
今年一年が
始まった気持ちが
高まります。
それと神社の空間って
やっぱり神秘的だなあ。
それではこの一年
みんなの健康と平和とともに
木と土と結の
たてものづくりが
発展的に
続いていきますように。