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2016年6月17日

畳の下に敷かれたタイムカプセル

カテゴリー: 鎌倉台て邸

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鎌倉台て邸にて。

今朝畳屋さんが来て、

古いほうの家屋の
二間続きの和室に敷いてある畳を
新しい畳に替えるために
古い畳を
引き取っていきました。

すると、
古い畳の下に新聞紙が敷かれていて、
紙面を読んでみると、
片方の和室は昭和48年、
もう一つの和室は昭和38年の新聞でした。

時間がなかったので、
さーっとしか目を通しませんでしたが、
時間があれば面白そうだったので
じっくりと読みふけりたかったです。

床下から上がる隙間風を防ぐために
畳の下にはよく新聞紙が敷かれていますが、

もう一つ、
エンジンオイルを入れ替える
時期を記録するかのように、
畳を入れ替えた年の記録を後世に伝え、
またその年の思い出も伝える、

タイムカプセルのような
役割を果たしてくれます。

2016年6月13日

壁の仕上げが始まる

カテゴリー: 鎌倉台て邸

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鎌倉台て邸にて。

壁の仕上げ工事が
始まりました。

一部を自分たちで塗る
左官仕上げになる予定です。

現在は下地処理の段階です。

2016年6月6日

あしあとの出発点

カテゴリー: 鎌倉台て邸

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鎌倉台て邸にて。

手形をつけた
同じ壁の足元には、

家族のあしあとが
土に刻まれました。

この時私は立ち会えませんでしたが、
壁に足を向けてあしあとをつける姿は、
きっとほほえましかったことと思います。

そしてこのあしあとが出発点となって、
家族の物語と子どもの成長のあしあとが
この家に刻まれていくのだと思います。

これからどんなあしあとが続くか、
楽しみにしています。

2016年6月1日

硝子の花咲く土間

カテゴリー: 鎌倉台て邸


鎌倉台て邸にて。

建主さんご家族たちの手で

洗い出し仕上げの土間に埋め込まれた

数々の欠片たち。

海で拾った硝子の欠片だったり、

そのへんに落ちていた

茶碗の欠片だったり、

そのへんに落ちていたものも、

人の手が加わると、

芸術になりえるのです。

硝子の花が咲いたりして、

実に愛らしい、

楽しい土間となりました。

2016年5月26日

大谷石の床

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

薪ストーブを置く場所の床に

大谷石が敷き詰められました。

敷瓦を使うことが多かったのですが、

今回は明るい色を選ぶことにしました。

これから迎える夏は夏で、

冷んやりしそうです。

2016年5月12日

すっかり乾いて

カテゴリー: 鎌倉台て邸


鎌倉台て邸にて。

ゴールデンウイーク前に

建主さんが塗った土壁が

すっかり乾きました。

実はこの土の表情も

好きなのですが、

もうじきもう一層、

この上に土を塗ります。

現場も大詰め。

2016年4月22日

あたたまる壁

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

今日は

竹小舞をかいた二枚の壁に

土を塗りました。

朝から建主さんも参加。

すると子どもたちも、

小さな鏝を持って

大人たちの真似をして

手伝い始めました。

親子三人並んで、

夢中になって壁を塗る様子を

後ろから眺めていましたが、

そこには愛が溢れていて、

今日の春の陽気のように

心があたたまりました。

2016年4月12日

上下をつなぐ格子床

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

2階の格子床ができました。

光と風、

とくに上下に風が

通るようにしたい、

だけど吹き抜けにするほどでもない、

という場合、

よくやる

たてものの装置です。

逆になんだか

すーすーするな、

と思ったら、

布をかければいい。

それとたぶん、

ここから子どもたちが

格子に顔を押し付けて

階下をうかがう場所にも

なりそうです。

2016年4月11日

二枚しかなくとも

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

庇の工事のために一時中断し、

少しだけ残った竹小舞を

今日建主さんと一緒に作りました。

土壁となる壁が

二枚しかなくても、

達成感に満ち満ちて

お昼に現場を後にしました。

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2016年4月8日

外壁おしまい

カテゴリー: 鎌倉台て邸

鎌倉台て邸にて。

外壁のスギ板が

貼り終わりました。

来週末には

足場が払われる予定です。

気が付けば、

半年近く足場を掛けていますが、

なんだかあっという間に感じます。