銅は麗し 道は険し
鎌倉長谷ゆ邸に、
炉壇が入りました。
銅でできた
麗しい色の炉壇だったのですが、
日本の伝統的な空間に
本当によく合う色です。
こうしてお茶会ができる
用意が整うと、
これまで長らく中断していた
お茶のお稽古を
復活させなければ、
という思いを
強くするのですが、
なかなか。
習い事は、
いろいろな意味で
自分の弱さを
思い知ります。
立春から始動して約4カ月。
鎌倉長谷ゆ邸、こと「ゆりいか」が
ほぼ完成しました。
その完成を祝い、
また既にゆりいかに暮らす子が
しばらく渡航されるため、
その壮行会を兼ねて、
今日は職人たちと地域の仲間たちで
宴を開きました。
だいたいいつも集まる顔ぶれ、
そして彼らが持ち寄るごはんは、
いつもどおりどれもおいしかったです。
気がつけば、
ここにいる人たちのほとんどが
きらくなたてものやで手を入れた
鎌倉の住まいに暮らす人たちと
それらを手掛けた職人たち。
ありがたいことに
おいしさと楽しさを
存分に提供してくれる
建主さんや職人たちに
本当に恵まれました。
このおいしさと楽しさの輪に
加われることは、
きらくなたてものやに
家づくりを依頼いただいた際の
特典の一つと言えるかもしれません(笑)。
また今日の宴は、
日が暮れてから行いました。
しばらくここを照らす
太陽の光で発電した電気で
灯りをともしていたのですが、
突然電気が足らなくなり、
バツンと暗くなってしまいました。
そこで工事現場用の充電式照明と
ロウソクがが登場。
大勢でいたこともありますが、
このハプニングの楽しいこと。
独立電源は、
不便を伴うことがあると思いますが、
その不便が楽しかったり、
色々なことに気づかせてくれそうです。
ズラリと並んだ
持ち込み一品料理。
遅れて登場した
カツオのタタキ。
絶品!
電気が切れて、
ろうそくで灯す夜を満喫中。