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2015年3月23日

朝陽を浴びる竹小舞

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸に
朝少し立ち寄りました。

竹小舞かき隊は、
八号目といったところでしょうか。

竹小舞はとくに夜景が美しいと
思っていましたが、

朝の光を浴びた姿も
清々しい感じで、
とてもいいです。

さあ完成に向けて、
次回は3月31日に
作業を行う予定です。

2015年3月18日

長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、2回目

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、二日目。

今日も平日にもかかわらず、
たくさんの人がお手伝いに
来てくださいました。

そのほとんどが、
二回目以上のご参加、

しかも急きょ、
きらくなたてものやの過去の建主さんも
来てくれました。

竹小舞かきの仕事が
楽しいからだとは思うのですが、

またお手伝いしたい、
という気持ちが
本当にうれしいです。

そして要領を分かっている皆さんの
何と頼もしいこと。

「結」を重ねてきたことの力を
改めて感じました。

おカネを節約することから
始めたことではありますが、

「結」を通じて得たご縁が、
本当に貴重な財産です。

難しいところなのに
なんのその。

次第に点が面となり、
夜景もいい感じになってきました。

2015年3月16日

ゆ邸で竹小舞かき隊始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日からいよいよこの場で
竹小舞かき隊が始まりました。

月曜日、平日にもかかわらず
ご都合の合間を縫って
入れ替わり立ち替わり、
たくさんの方々にお越しいただき、
本当にうれしく思います。

この膨大な単純作業の繰り返しも、
「結」の力を借りれば
楽しいできごとになります。

そしてこの場にいる仲間と
世間話を楽しんでいるうちに、
美しい成果が目の前に現れるのが
竹小舞の面白いところ。

今週は一日置きに
「結」を楽しむ予定です。

お昼前の様子。

二人組で向き合いながら生まれる
たわいもない会話が
楽しそうです。

今日のお昼は
建主さんお手製のちゃんこ鍋。

改修の仕事は、
お昼や休憩などの時間を
あったかい場所で過ごせるのが
いいですね。

今日の成果の一つ。

この壁に向き合っていた人たちを
きっとずっと忘れません。

2015年3月11日

忘れじの日に泥コネ隊

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

今日はうちの横で
鎌倉長谷ゆ邸で使う壁土を用意する
泥こね隊。

今日という日に、
たくさんの人たちに囲まれて、

命の源の一つである土と向き合えることは
本当にありがたいことです。

そして2時46分、
ここにいるみんなで
静かに手を合わせました。

北風が冷たかったですが、
元気に裸足で泥の中へ。

フネの中とはいえ、
滑るので縁に掴みながら
その場で足踏み。

お互い合いながら
足踏みする母娘。

ほんの一瞬のできごとでしたが、
心温まりました。

お昼は寒かったので、
自分があるもので作った
味噌煮込みうどん。

作業の合間に産まれた
ドロコネくん。

小学校一年生の女の子作です。

2015年3月9日

土台敷き始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

コンクリートの
基礎工事が完了し、

再び大工が現場に帰ってきて、
現在は土台敷きの作業を
進めています。

土台が敷かれ、
柱が立てば、

来週からはいよいよ
この場所で竹小舞かき隊が
始まります。

2015年3月6日

軽やかな杉戸

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日の午前は、
建具屋さんと鎌倉の現場詣で。

朝一は長谷ゆ邸で、
貸室になる予定の部屋のドアを一本、
吊り込みました。

源平のスギによるドア。

スギは使い方によって
表情がいかようにでもなる素材ですが、

今回は周りの空間に合わせて、
シンプルで軽やかな印象の
建具にしたかった。

実際そのように
感じさせてくれるのは、
建具職人による木配りと
この細やかな納まりが
あってこそ、です。

空間は、
設計者だけでは作れない、
ということです。

2015年2月20日

基礎工事進行中

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

基礎工事進行中。
現在ベースを打ち終わったところです。

紹介で初めてご縁のある
地元の業者さんに
入っていただいているのですが、

やはり近所で
板金屋を営んでいた私の祖父と
つながっている方でした。

会うと昔話で
盛り上がります(笑)。

昔のじいさんちの近くで
仕事できるとは
幸せなことです。

2015年2月14日

基礎の準備

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

柱の仕込みが
ほぼ終わりました。

柱は宙ぶらりんですが、
建物全体がサポートで支持されて、

来週からコンクリートで
外周部に基礎を作る予定です。

この年代の鎌倉の古民家は、
だいたい地面すれすれ、
あるいは埋まってすらいるほどの
地覆なので、

そういう場合は、
外周部だけでも
立ち上がりのある基礎を作って、
土台が湿気の影響を
受けないようにします。

2015年2月12日

柱を仕込む

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

付け足す予定の
ヒノキの柱を
カンナで削り、
仕込む棟梁。

まさに大工の仕事、
という感じです。

2015年2月5日

天井剥がすと

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

改修予定の部屋の
天井を剥がしたら、

太鼓梁の小屋組みと
トントン葺の屋根の下地が
見えてきました。

かなり年数が経っている建物ですが、
割と下地がしっかりしていますね。

こういう姿を見ると、
少しでもこれらを
デザインに生かしたいと
思ってしまいます。

さて、どの高さで、
天井貼ろうかな。