一つづつ
都内某所の
少し古い家にて、
部屋の建具を
取り替えました。
昔大流行した
シンプルなフラッシュ戸から
スギの建具へ。
この家は、
それ以外の部屋も
手を入れさせていだだきましたが
ここ最近、
単品での改修の仕事も
増えてきてます。
一つづつ、
気になるところから
徐々に替えていく
というのも
家との付き合い方として
いいと思います。
都内某所の
小さな小さな
古い集合住宅の一室の
改修工事が始まりました。
予算の都合もありますが
小さくてもできるだけ
きらくな哲学を
全うする所存です。
現在は、
室内の造作物を
全て撤去して
下地を作っているところです。
上里は邸の竣工写真シリーズ。
(畑拓さん撮影)
居間の一角にある
バイオエタノールを燃やす
ストーブ廻りの様子。
達磨窯で細長く焼かれた敷瓦が
にぎやかに並んでいます。
炎の当たり具合で
様々な表情をした敷瓦、
無機質の集合体のはずなのに
血の通った沢山の人の顔ぶれが
並んでいるように見えます。
上里は邸の竣工写真シリーズ。
(畑拓さん撮影)
南側は1階も2階も
引き違い窓が4ヵ所ずつ
並んでいます。
一つずれていることが
かえってリズム感を
生んでいるような気がします。