至るところ絵になる場所
武川の古民家にて。
やはり海辺のまちより遅い春、
私たちのまちでは
ソメイヨシノが咲き誇る頃、
ここでは三本の梅が満開。
一昨年の春に作った
小屋の間に切り取られて
絵のように見えてきました。
ここは至るところ
日常の景色が
絵になる場所です。
武川の古民家にて。
やはり海辺のまちより遅い春、
私たちのまちでは
ソメイヨシノが咲き誇る頃、
ここでは三本の梅が満開。
一昨年の春に作った
小屋の間に切り取られて
絵のように見えてきました。
ここは至るところ
日常の景色が
絵になる場所です。
某集合住宅の一室にて。
幅4mある南側の大開口部に、
真菰の和紙を貼った
無双障子付四連引込障子を
建て込みました。
なぜこのご依頼を
いただいたかというと、
スマートフォン等の普及の影響で、
年々強大になりつつある電磁波対策。
真菰の和紙は、
電磁波を遮断してくれる
効果が高いのです。
しかし最も効果の高い
100%真菰の和紙は、
光も遮ってしまうため、
半分真菰、半分楮の和紙を
上下に貼り、
100%真菰和紙は、
無双障子の部分に貼って、
光と電磁波の調整を
できるようにしました。
とても個性の強い真菰の和紙、
実際にどのように見えるか
半分ワクワク、半分不安だったのですが、
照明がなければならないほど
部屋が暗くなるということもなく、
むしろ真菰の豊かな個性が
楽しい建具となりました。
おかげでこの建具を肴に、
依頼主さんと建具職人と
2時間近く話し込んでしまいました(笑)。
依頼主さんの要望を
よくよくお聞きして
職人たちと
こういう「装置」を考える仕事が
とても楽しいです。