今日もきっと遅くまで
神田え邸にて。
現在タイル屋の小澤さんが
連日現場に詰めています。
土間の下地をこしらえた後は、
ずっとお風呂に座り込んで、
タイルを貼る作業を進めています。
いつもだいたい
夜遅くまでキリのいいところまで
仕事をしていくのですが、
今日も遅くまで
いる様子でした。
それなのに、
これまで体調を崩したという話は
あまり聞いたことがありません。
極限まで自分を律する精神が
貼り上がるタイルに
反映されているのだと思います。
神田え邸にて。
現在タイル屋の小澤さんが
連日現場に詰めています。
土間の下地をこしらえた後は、
ずっとお風呂に座り込んで、
タイルを貼る作業を進めています。
いつもだいたい
夜遅くまでキリのいいところまで
仕事をしていくのですが、
今日も遅くまで
いる様子でした。
それなのに、
これまで体調を崩したという話は
あまり聞いたことがありません。
極限まで自分を律する精神が
貼り上がるタイルに
反映されているのだと思います。
鎌倉よ邸にて。
今日は外部の建具が入りました。
小屋の両脇には、
引き込みのガラス戸と、
いつもの「きらくな網戸」。
夕暮れが早く、
夜景を拝むことができましたが、
格子から漏れる影が
とても美しかったです。
そしてたてものの正面には、
横に細長い引き違い窓。
ここから空や庭を眺めるので、
建具の存在感を小さくするために
框の見付幅を極限まで細くしようと、
建具屋さんに挑んでいただきました。
神田え邸にて。
現場で打ち合わせしていると、
土間で石を斫る音。
タイル屋さんが
二間間口の入口に
敷き並べられている
石を削り落とし始めました。
と申しますのも、
二間の幅で約5分(約1.5㎜)
石の高さが違っていて、
微妙な坂になっていました。
その先の土間を真っ平に仕上げると、
土間の小口が坂なりに
細長い三角形に見えてしまいます。
当初は、
石を平らに敷き直すのもたいへんだし、
まあいいか、と思っていたのですが、
タイル屋さんが、
じゃあ石を平らに削って、
現状と同じように
ビシャンで仕上げれば
いいんじゃないですか、と、
これまで全く
思いつかなかった提案を
いただきました。
そうか、その手があったか。
木については、
削って調整するという発想は出てくるけど、
石も厚みがあれば、
削ろうと思えばできます。
確かに石を斫り、
仕上げ直す手間はかかりますが、
玄関の見え方としては、
より整ったものとなります。
いいたてものづくりのために
職人みんなが
知恵と汗を出し合ってくれることが
本当にうれしいです。
神田え邸にて。
今日から土間の工事が
始まりました。
入口の土間が始まるということは、
いよいよ終わりが
見えてきたということです。
しかしここに来て、
ビックリするような
新たな発見がありました。
土間を施工する
タイル屋の小澤さんと
現場で打ち合わせしたあと、
私は神田の別の目的地で
用事を済ませたのですが、
その直後に小澤さんから電話があり、
なんか緊急事態のような雰囲気だったので、
現場に戻りました。
すると土間の真ん中に
ぽっかりと深く穿たれた穴が
開いていました。
それは小澤さんが
掘ったものではなく、
大きな石のようなものをどけたら
出てきたとのこと。
たぶん井戸です。
慌てて近所で仕事している
建主さんを呼び出し、
見てもらって
これをどうするか、
打ち合わせしました。
しかし古民家改修現場にて、
建物の外に井戸があったことは
多々ありましたが、
建物の内部から突然現れたことは
初めてです。
せっかくなので使い途を考えよう、
という話になりましたが、
改修の仕事は、
突然意表を突いた
できごとが飛び出るから
面白いなあ。
こうやって小澤さんが
土間の土をすき取っている間に
井戸が出現しました。
神田え邸にて。
今日は建具工事。
ここはとくに
防犯性を兼ね備えた
横繁格子付の網戸、
いわゆる「きらくな網戸」が
大小様々
入る予定です。
大都会東京ですからね。
防犯性も大事です。