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2016年9月5日

木の葉の絵のごとく

カテゴリー: 鎌倉よ邸

鎌倉よ邸にて。

竹小舞に土が塗られたことにより、
窓からの景色の様子も
明らかとなってきました。

極小の空間の目線の高さには
広がりを感じることができるように
幅いっぱいに窓が穿たれ、

豊かな庭木の様子を
窺い知ることができます。

全面的に解放された窓も
存分に外を感じられて素敵ですが、

こういう庭の感じ方も、
切り取った絵のごとく、

木々の葉を強調して
感じることができます。

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残暑のおかげで

カテゴリー: 鎌倉よ邸

鎌倉よ邸にて。

先週金曜日に土が塗られ、
空間の光の様子が
分かるようになってきました。

土は残暑のおかげで、
乾くのが早そうです。

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2016年8月30日

運動の世界では三位ですが

カテゴリー: 神田え邸

神田え邸にて。

今日洗面所に
銅の流しが納まりました。

やはり金属の中で、
木との相性がいちばんよいのは、

赤色がかっている
銅だということを再認識しました。

金属だというのに、
木と同じように
素材としてあたたかみを
感じるからでしょうか。

理由はともあれ、

今話題の運動の世界では
銅は三位のご褒美ですが、

建築の世界では、
私にとって堂々の
いちばん好きな金属です。

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2016年8月29日

まちのみんなで竹小舞

カテゴリー: 鎌倉よ邸

鎌倉よ邸にて。

今日は増築部分の
竹小舞作業を行いました。

まちの真ん中にある家、

また建主さんの人脈で、

ずっといてくださる方もいれば、
空いた時間の合間を縫って
来てくださる方もいて、

なんかこういう
気軽に参加できる感じが
とてもいいな、と思いました。

まさにお祭りのように
代わる代わる
まちのみんなで
作っている感じでした。

なお、一部の方には、
記念に作業した壁に、
名前を書いていただきました。

おかげさまで
今日一日で予定していた作業が終わり、
夜景を楽しむこともできました。

ご参加いただいた皆さま、
どうもありがとうございました!

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2016年8月26日

顔の骨格

カテゴリー: 神田え邸

神田え邸にて。

木工事はいよいよ大詰め。
道路に面した
玄関先の造作工事に入りました。

看板建築は、
道路に面した「顔」が命。

最初顔の絵を描いた人の想いと
如何に調和させるか、

建主さんと色々考えた結果、
作り直す顔が決まりました。

作り直す、と言っても、
元のかたちを尊重した
デザインとする予定です。

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2016年8月24日

先に住んでいる方優先

カテゴリー: 鎌倉よ邸

鎌倉よ邸にて。

今回の仕事は、
豊かな庭木の合間を縫って
作っているのですが、

軒はやはり
豊かに出したい、

しかし庭木の幹が
四方八方に広がっていて、

その姿を
ほぼ維持するために、

木が当たりそうなところは、
その部分のみ
軒先をひっこめることにしました。

先に住んでいる方
優先です。

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2016年8月23日

静かにたたずむ大物お化粧中

カテゴリー: 鎌倉よ邸

鎌倉よ邸にて。

先日男三人大汗かいて
ホーロー製の浴槽を運びましたが、

その時の苦労がウソだったかのように
静かにたたずんでおります(笑)。

現在その周囲を
小澤さんがタイルで
お化粧中です。

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2016年8月10日

主張しない仕事

カテゴリー: 改修の仕事

伝統工法を応用した
小さな小さなサンルームが
できあがりました。

しっかりと居室の一部として
機能するものの、

既存の小庇の下に作ったので、

一見すると
作ったかどうか分からない、
というのがミソです。

こういう主張しない、
もしくは静かに主張する仕事も
大好きです。

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2016年8月5日

現場でみんなで

カテゴリー: 神田え邸

神田え邸にて。

今日は大工と建具屋が
現場に集まり、
玄関建具の打ち合わせ。

建築当初の約90年前は、
重厚な格子開き戸が
4本並んでいたようですが、

現在は鉄製のシャッターと
なっていました。

今回の工事では、
それをほぼ元の姿に復元する
予定なのですが、

何しろ現在1本しか残っておらず、

また当時はおそらく外開きで、
道路にはみ出して開いたであろうと思われ、

復元とはいえ、
そっくりそのまま
元の状態に戻すというよりは、

現状に即しつつ、
使い勝手も考慮しながら、
また構造補強も兼ねながら、

しかも昔からあたかも
そうであったように見せるために
改めて詳細の納まりを
考えなければならず、

かなり難易度の高い
検討課題の一つです。

それを現場で、
建主さんにご意向をいただきつつ、
職人たちと知恵を出し合いながら、
検討を進め、

私の中で納得のいく方針が
今日ようやく固まりました。

様々な難題を
現場でみんなで力を合わせて
どう乗り越えるか、

それができたときの達成感も、
改修工事の面白さの一つです。

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2016年7月23日

神田の‘きらくな’外観

カテゴリー: 神田え邸

神田え邸にて。

外壁の板張りが
ほぼ完了し、

大都会東京のど真ん中でも、
‘きらくな’外観(笑)が
現れました。